表情筋トレーニング ★ フェイスニング

お顔の筋肉エクササイズ「表情筋トレーニング」でアンチエイジング!素敵な笑顔と健康的な若々しいお顔を手に入れる。

表情筋トレーニング・メニュー

2005年11月21日 | 表情筋トレーニング
お顔には約24種類の筋肉があり、デコルテから上部となると30種類にもなります。
そのひとつひとつに対応したトレーニングがあります。
あなたの気になるところは何処でしょうか?

トレーニングメニュー


1 額の横ジワの予防と解消・・・前頭筋
2 眉間の縦ジワの予防と解消・・・皺眉筋
3 上瞼の垂れ下がりを解消しパッチリした目に・・・上眼瞼挙筋
4 上瞼のチリメンジワの予防と解消・・・上眼瞼
5 下瞼のタルミやふくらみの予防と解消・・・下眼瞼
6 カラスの足跡撃退・・・眼輪筋
7 腫れぼったい目、疲れ目、ドライアイの解消・・・眼窩縁
8 きりっとした目に・・・瞼板張筋
9 目と目の間をすっきり・・・鼻根筋
10 鼻筋をすっきり美しく・・・上唇鼻翼挙筋
11 頬のこわばりを解消し、イキイキとした笑顔に・・・大頬骨筋
12 頬をひきしめ、やわらかな表情をつくる・・・小頬骨筋
13 頬をひきしめ、アンパンマン顔を解消・・・上唇挙筋
14 口角の垂れ下がりを解消し、きれいな微笑みをつくる・・口角挙筋
15 小顔をつくる・頬の下側のタルミ予防と解消・・・頬筋
16 口の横のふくらみ、ゆるみの予防と解消・・・笑筋
17 口のまわりの放射状のシワ 予防と解消・・・口輪筋
18 美しい唇の形を保つ・・・上唇結節
19 アゴ先をひきしめてシャープに・・・オトガイ筋
20 下唇の放射状のシワ、予防と解消・・・下唇下制筋
21 口角を支え、バストアップにも・・・口角下制筋
22 二重アゴ対策その1 正面顔の二重アゴを解消・・・顎舌骨筋
23 二重アゴ対策その2 横顔の二重アゴを解消・・・二腹筋
24 首の皮膚をひきしめ、ほっそりと美しく・・・広頸筋
25 ハリのある美しい首筋に・・・胸鎖乳突筋
26 首筋のコリ解消・・・肩甲挙筋
27 首のぜい肉を解消し後姿を優雅に保つ・・・僧帽筋
28 顎をひきしめフェイスラインをすっきり・・・翼突筋
29 ポカン顔を予防し、横顔をひきしめる・・・咬筋
30 こめかみの垂れ下がりと顎のゆるみの予防・・・側頭筋

魚のお産婆さん?

2005年11月19日 | プライベート
今年の冬も奄美大島へ行くことになり、今日バースデー割引の航空券を手に入れました。奄美では、小さな川で産卵するリュウキュウアユのために、少しだけ川を整備してあげます。

もちろん自然な川で自然な状態で産卵できれば一番いいのですが、残念ながら日本の川ではいたるところで人工物や河川工事があったりして、生き物がなかなか棲みづらいものなのです。

アユなどの、細かい小石のある川底に卵を産む魚には、川底を全面コンクリート張りにしたところではもちろん産卵できません。(そんなコンクリ張りの川がけっこうあるんですよ、日本には!)それ以外にも、河川工事で泥が小流れてきて石の間に詰まってしまっていたり、適度な川の水位や流れが無いと困るわけです。

そこで、川底の泥を少しお掃除して、小石を少し並べ替えて流れを作ってあげて卵を産みやすいようにしてあげるお産婆さんにワタシがなるというわけです。

去年の作業で無事生まれたアユ達はすぐに海に降り、その後を湾で過ごします。そして産卵の準備のために再び川を遡上し、今は立派な大人になるために川で一生懸命、藻を食べています。その姿が日の光をうけて川面がキラリキラリと光っているでしょう。 もうすぐそのコ達に会えるのが楽しみですし、今年はブログがご縁で奄美にお住まいのご夫妻にもお会いできそうなので、そちらもすごく楽しみなのです。

顔面マヒのリハビリに挑む

2005年11月06日 | 顔面マヒのリハビリ
Nさんは56歳の男性。一年前に脳出血で倒れ、左半身マヒに。必死のリハビリを半年続け、ついには車椅子から、杖一本で歩けるまでに回復して退院。

私が、Nさんの奥様と「老人ホームでのメイクボランティア」をきっかけに数年前からお付き合いがあったことから、自宅でのNさんの「お顔のリハビリ」をお引き受けすることになりました。

Nさんのお顔の左半分は身体同様マヒしており、筋肉が動かず、表情のバランスがとれていない状態でした。トレーニングによって脳と筋肉をつなぐネットワークを再構築しなければなりませんが、それにはどのくらい時間がかかるのか、どの程度まで回復するのか、Nさんはもとより、私にとっても大きなチャレンジでした。

ただ、Nさんが非常に前向きで明るい方なので、あきらめないでトレーニングを続けてくれることには確信がありました。

まず、マヒで一番困るのはコップから水などを飲もうとすると、マヒ側の口角から漏れてしまうことです。そこで口輪筋のトレーニングを中心に行うことにしました。また、左右の表情のバランスをとるために、口角を挙げる小さな筋肉、笑顔を作るときに使う大きな筋肉も鍛えることにしました。

初めはなかなか狙った筋肉を動かすことが出来ないNさんでしたが、2ヶ月を過ぎたころから急激に上達して、筋肉にしっかり力がつき、それまでいつもストローを使って飲んでいたのが、コップから直接上手に飲むことができるようになり、「レストランにも臆することなく行かれるようになった」と大変喜んでいただけました。今ではペットボトルをラッパ飲みできるまでになりました。

そして、口角も左右同じように引きあがるようになり、笑顔に自信もついてきたとのこと。また、奥様からは、以前はこもったような発音で聞き取りにくかったものが、はっきりしてきたとの報告が。他にも、久々に会った友人達から顔つきがシャープになったと言われて、嬉しそうでした。

トレーニングは始めたのは初夏の頃でした。それから毎週毎週続けて、今は冬を迎えようとしています。たゆみなくトレーニングを続けるNさん、けっしてあきらめないNさん、ユーモアと遊び心のあるNさん。私が彼から学んだことのほうが多いかもしれません。