八王子の障害福祉を考えるゆるやかネットワークより、八王子市の日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)の現行維持の署名呼びかけがありました。(この署名は八障連通信367号に同封しました。既に署名締切は過ぎていますが、ブログに掲載します。)
ここからは署名本文です。
八王子市議会議長 浜中賢司様
日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)継続に関する請願
八王子の障害福祉を考えるゆるやかネットワーク
家賃補助は障害児者の命綱!
来年度以降も現行の日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)を求めます。特にこのコロナ禍において来年度は現行を維持してください。
八王子市は12月7日の日中活動事業所にむけて家賃補助について説明会を行い来年度から減額、2年後は従来の半分、その時は新規の事業所には家賃補助は認めません。(現在家賃の半額上限20万円)更に3年後には廃止を考えています。八王子市は障害のある人達の進路保障として公立の作業所を作らなかったため、特別支援学校高等部を卒業後、在宅にならないように親たちが必死になってバザーや会費、寄付を集め、アパートの一室や建物を借りて作業所や現在の放課後等デイサービスにあたる障害児学童を作ってきました。そのため親の苦労を軽減するため家賃補助制度ができ現在につながっています。
現在の家賃補助が無くなることは、事業所運営に大きな影響を与えることになります。八王子市では重度障害者の通所施設の整備を進めることを第6期障害福祉計画素案に入れています。削減した予算は、重度障害者の通所施設整備費に充当する計画とのことですが、ハード面の整備だけで計画を実行することは可能でしょうか。補助金を受けている事業所にとっては、常勤職員の一人分の給与に価します。重度障害者の定義が明確ではない中で、既存の事業所でも八王子市の人口の割合と同じく高齢化している利用者、家族の支援で人的資源が不足しているのが現状です。配置基準を上回る職員の配置を余儀なくされている事業所も多くあります。人件費割合は年々増加し8割9割となっている所が多くあるのが実情です。また、障害者福祉事業において、人件費率が7割を超えると赤字リスクとなり、倒産の危機を招くと報告されています。
特にこの感染症の収束までは減額をすべきではないと考えます。また来年度は国の介護給付費の3年毎の改定にあたり減額も考えられている状況で介護給付費の削減と自治体の補助削減のダブルパンチで作業所や放課後等デイサービスがつぶれたら大変です。5年前中核市になるとき市は現行の福祉を後退させないと明言しました。約束を守ってください。
八王子市は2021年度からの第6期障害者計画素案の目標で「すべての障害者が、必要な支援を受け、社会参加し、地域で、安定し、充実した自立生活ができるまちづくり」としています。この目標を達成するためにも日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)の継続をお願いします。以上
日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)継続に関する請願
八王子の障害福祉を考えるゆるやかネットワーク
家賃補助は障害児者の命綱!
来年度以降も現行の日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)を求めます。特にこのコロナ禍において来年度は現行を維持してください。
八王子市は12月7日の日中活動事業所にむけて家賃補助について説明会を行い来年度から減額、2年後は従来の半分、その時は新規の事業所には家賃補助は認めません。(現在家賃の半額上限20万円)更に3年後には廃止を考えています。八王子市は障害のある人達の進路保障として公立の作業所を作らなかったため、特別支援学校高等部を卒業後、在宅にならないように親たちが必死になってバザーや会費、寄付を集め、アパートの一室や建物を借りて作業所や現在の放課後等デイサービスにあたる障害児学童を作ってきました。そのため親の苦労を軽減するため家賃補助制度ができ現在につながっています。
現在の家賃補助が無くなることは、事業所運営に大きな影響を与えることになります。八王子市では重度障害者の通所施設の整備を進めることを第6期障害福祉計画素案に入れています。削減した予算は、重度障害者の通所施設整備費に充当する計画とのことですが、ハード面の整備だけで計画を実行することは可能でしょうか。補助金を受けている事業所にとっては、常勤職員の一人分の給与に価します。重度障害者の定義が明確ではない中で、既存の事業所でも八王子市の人口の割合と同じく高齢化している利用者、家族の支援で人的資源が不足しているのが現状です。配置基準を上回る職員の配置を余儀なくされている事業所も多くあります。人件費割合は年々増加し8割9割となっている所が多くあるのが実情です。また、障害者福祉事業において、人件費率が7割を超えると赤字リスクとなり、倒産の危機を招くと報告されています。
特にこの感染症の収束までは減額をすべきではないと考えます。また来年度は国の介護給付費の3年毎の改定にあたり減額も考えられている状況で介護給付費の削減と自治体の補助削減のダブルパンチで作業所や放課後等デイサービスがつぶれたら大変です。5年前中核市になるとき市は現行の福祉を後退させないと明言しました。約束を守ってください。
八王子市は2021年度からの第6期障害者計画素案の目標で「すべての障害者が、必要な支援を受け、社会参加し、地域で、安定し、充実した自立生活ができるまちづくり」としています。この目標を達成するためにも日中活動系施設等運営安定化事業(家賃補助)の継続をお願いします。以上