最近、インターネットで『インクルーシブ教育』という言葉を見つけ、とても興味があったので調べてみました
文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は最近、特別支援教育の在り方の再検討を始めました。障害者権利条約の締結を視野に、「インクルーシブ教育システム」を構築することを目指すとしています。インクルーシブとは、多くの人には聞き慣れない言葉だと思います。いったい、どういうことでしょうか。
イン . . . 本文を読む
私は生来恐がりなくせになぜか、霊的なものに興味を引かれてしまうクセがあります。
自分自身には霊感はほとんどありません。 見えないからこそ、知りたいと思う気持ちが強いのかも知れませんね。
見えもせず聞こえない。
せいぜい、気配を感じる程度です。それだって、なんだか薄気味悪そうな場所に行ってそんな気になったというだけで、気のせいといえば気のせいだったかもしれません
これはそんな私が体験した、今のと . . . 本文を読む
5月21日。世間様が、沖縄では25年ぶり、本州での観測は実に129年ぶりとなる金環日食に湧いている頃、私の興味は、同じ宇宙でもまったく別のところにありました。
19日未明、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から、民間企業のものとして初めて国際宇宙ステーション(=ISS)とのドッキングに挑戦する無人のカプセル型民間宇宙船「ドラゴン」を載せた打ち上げロケット「ファルコン9」が、エンジンの点火作業に入 . . . 本文を読む
つい先日、私が日中通っている『第一若駒の家』のOBで、前の所長も務めてくださっていた椛島剛之(かばしま ごうし)さんが自費出版で日々の生活を綴ったエッセイを出されるという事を、夛田さんから回していただいた八障連のメールで知りました。
この通信にもお知らせが入るようなので詳しい説明は割愛しますが、樺島さんも私と同じ先天性の脳性マヒです。同じ障害であっても樺島さんの方が少しだけ重度で、毎日の生活も大変 . . . 本文を読む
三月末のこと。私が普段通所している《第一若駒の家》の仲間と日頃交流のある学生ボランティアさんと共にお台場の日本科学未来館(館長は宇宙飛行士の毛利衛さん) に見学に行ってきました。本当はドームシアター(球形シアター。全周を覆う3D映像を使用した立体視プラネタリウム)が見たくて行ったのですが、上映時間のタイミングが合わず、かつ八王子との往復移動時間も考慮して断念。替わりに、ホンダが開発した。二足歩行 . . . 本文を読む
近年私がもっとも力を入れている活動に、《市内小中学校での講演》があります。
八障連を通じ、ボランティアセンターとご縁を結ぶ機会に恵まれてのことですが、私がこの活動に格別の思いを持って臨むのには、私自身の苦い思い出が深く関わっています。
私は義務教育の9年間を普通学校の普通クラスで過ごしました。私自身の希望と言うより『我が子に平等の権利と機会を』という親の意向が強く繁栄された結果でした。
当時はバリ . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。
通信の新年号はもう出てしまいましたが、原稿自体は昨年中に書かれたものですので、今これを書いている私にとっては、この原稿が新年初の掲載文になります。
昨年から通信に原稿を書かせてもらえるようになってから、何人かの方に『あなたの視点はなかなか面白い』とのお声を戴きました。以来外に出るときには、『何か原稿のネタになる事はないか』と考えながら過ごすクセが付きました。誰かに . . . 本文を読む
前回書いたとおり、車椅子で街を移動しているといろいろな人から声をかけられることことがよくありますが、その際、その人の真心と一緒に 、オマケが付いてくることもあります。
オマケをもらう事自体は頻度としてはそう多くもなく、ごくごく偶に、という程度ですが、過去の記憶の中のもらい物でいちばん回数が多いのが飴、2番目がガム、3番目がおせんべい、といった感じでしょうか。
変わったところでは、暑い夏の日に、汗を . . . 本文を読む
インターネットで東北の大震災と被災地のことを調べていて、ふと興味を引く記事を見つけました。
「ありがとうと言うのは疲れてしもた」「こんだけ御礼を言い続けるのがしんどいとは思わんかった」
口々に精神的な疲労を訴える被災者たちの素直な心情を伝える物でした。
この気持ちに深い共感を覚えたのでした。なにより、昔の自分に通じる物を見つけた気がしたからです。
『大変ねえ』 『偉いわね』 『頑張ってね . . . 本文を読む
ある日の夕方、晩ごはんの買い物に向かう途中、
二歳か三歳くらいの女の子に指を指され
『ヘンなのがくるよ~』
と言われてしまいました…
雨の中、片手でビニール傘をさしながら電動車椅子を走らせていたから、その子にしてみればかなりびっくりしたんだと思います。
思ったことがそのまま口に出てしまう小さな子どものこと、
別に私ををけなそうって気もないと思ったんで、
『ハーイ。僕はヘンなのじゃない . . . 本文を読む
ちょっとネタが思いつかなかったので、過去の話をします。
私がまだ小学校に上がる前のこと。
父方の祖父母の家に遊びに行って、祖父母の家には風呂がなかったため、代わりに父親と一緒に近所の銭湯に行くことになりました。
それまで自宅のせまい風呂しか知らなかった私は、まず銭湯の広さに驚いたものでした。
また普通の湯船とは別に、ちょっと熱めのお湯が張ってある湯船があることも不思議でした。 . . . 本文を読む
一回お休みをいただきましたが、おかげさまで二回目を載せていただく機会に恵まれました。前回同様読みやすさ判りやすさを心がけ、なるべくユルめに参ろうかと思いますのでよろしくお付き合いください。
さて今回は電車の女性専用車両に関わるお話です。
まずは軽くウンチクから
《日本における女性専用車両は、戦前の1912年(明治45年)1月31日に東京の中央線で朝夕の通勤・通学ラッシュ時間帯に登場した「婦人専用電 . . . 本文を読む
杉浦事務局長によるコラム『日々のなかから、、、』が八障連通信に掲載されて24回目を数えます。
好評をいただいているコラムですが、ブログ記事にも一つずつアップしていきますのでご期待ください。
といっても、通信紙面上に過去掲載されたものの再掲載です。25回以降の新しいコラムは通信をご覧ください。
連載コラム『日々のなかから、、、』(1)
こんにちは。杉浦です。
運営委員の話し合いにででたら、 . . . 本文を読む