先週、ある施設を尋ねて大村の山間へ行きました。
地図で調べて行ったのですが、その施設を見つけることができず、
山奥まで行ってしまい、どこにいるのかさえわからなくなりました。
完全に迷ってしまいました。
しばらく、車を走らせているうちに、「うぐいすの丘」という施設が見えてきました。
以前、SHALOM・GOSPELのコンサートをしたことのある老人施設です。
「この施設の隣に中澤病院がある!おばあちゃんが、ここにいる!」
87歳のおばあちゃんです。
一昨年、教会に突然やって来て、丁度礼拝の最中でした。
「私は、罪深い人間でして、神様に懺悔をしたいと思って来ました。」と言われるのです。
驚きました。おばあちゃんに上がってもらって、一緒に礼拝しました。
おばあちゃんは、その日、イエス様を受け入れ救われました。
おばあちゃんは、うちから歩いて5分のところに住む人でした。
それからおばあちゃんは、毎日やって来ました。
しばらく経った頃、おばあちゃんは、同居している娘さんと折り合いが悪く、
とうとう私の家に来て、「しばらく泊めてくれ」と言うのです。
それからしばらくの間、おばあちゃんはうちに居候することになりました。
2011年の1月、おばあちゃんは洗礼を受けることになりました。
おばあちゃん、涙涙の洗礼式でした。
娘さんは、おばあちゃんがうちに泊まることも、礼拝も反対はされません
でした。
2月、おばあちゃんが、ぷっつり来なくなりました。
娘さんに聞くと入院したといわれるのです。
それが、中澤病院でした。
お見舞いに行きたいと思いましたが、娘さんの態度が急に硬くなり、
「決して合わせない」と言われ、とても悲しい思いをしました。
「イエス様。おばあちゃんに会えますように。元気になって、また礼拝に
来れるようにしてください。」と熱心に祈りました。
山中で道に迷い、中澤病院の前に来た時、
「きっと、イエス様が、おばあちゃんに会わせてくださるんだ。」
と思いました。
病院に入って、面会を申し出ましたが、「面会時間が過ぎているので
面会できません。」と言われました。
私は、ここであきらめてなるものかと、事務員の方に、いろいろ事情を
話して、「何とか一目でも会わせてください。」とたのみました。
ハレルヤ!面会させてもらえることになりました。
おばあちゃんは、食堂で食事を済ませたところでした。
「〇〇〇子さん!」と私が声を掛けると、
おばあちゃん、目を真ん丸にして驚いていました。
「おばあちゃん、会いたかったよ。ずっと祈っていたよ。」といって抱きしめると、おばあちゃんは
ボロボロ涙を流して喜んでくれました。面会時間は過ぎていましたが、20分程話すことができ
ました。おばあちゃんは、とても元気そうでした。
おばあちゃん、「退院したら、また『お参りに来る』からね。」
私、「きっと来てよね。待ってるからね。お祈りしてるからね。」
そう言って病院を後にしました。良かった、本当に良かった。
ハレルヤ!イエス様が祈りに答えて、おばあちゃんに会わせてくださいました。 Praise the Lord !