話前後しますが
不揃いな野菜の数々に
マリ婆が家にやってくる
今夜のおかずを何にしようか
迷走するハト屋の旅は続きます
何度か通った事はありますが
気にとまったのは初めてです
旬菜舎 さと山
一度通り過ぎましたが
何か無いかと戻り寄りました
ヘルメットを脱ぎ
バイクのミラーにかけました
その場を離れようとしたその時
強い風に煽られ
ヘルメットが落ちました
コロコロ…
ゴン…
隣に停めてあった
自動車のバンパー下に…
アワワワワワ…
ヘルメットは
ボロでかまわないのですが
慌ててヘルメットを拾い
恐る恐る車内を確認…
買い物中か
中はお留守
布施(セーフ)明
心の中でゴメンナサイ
バイクを移動させようか…
昔アパートの駐車場で
開けたハズミに
隣の白い車にドアを
ぶつけた事があった
離れ駐車場であったが為に
持ち主もわからず
小さな傷であった為
コンパウンドも兼ねてると
薄ら憶えのトレビアに
歯磨き粉を持った男が一人
真っ暗な駐車場で
じょーおーずーにできたかなぁー
こっそり息を殺して
お母さんの仕上げ磨き
翌日さりげなくも
恐る恐るみてみると
小さな傷の周りに
細かく磨くも
艶を失った2cm大の新たな擦り傷
暴かれた
過ちのトレビア
小傷には歯磨き粉
非常時の
不自然な動きは無用…
少し貰った
塗装の一部を指で拭い
反対のミラーに掛けなおす
さ…
さぁショッピン
おや?
店舗右端に気になる看板
さと山
4Dシアター?
4Dってアレですよね?
風や振動、臭いを映像と共に感じ
臨場感溢れる映画を見れる
アレですよね?
福岡でいえば
北九州市に一件あるみたいですが
失礼ですが店主様
4Dの意味をご存知でしょうか?
こんな山奥のお店に
なんとも怪しく疑わしい…
大音量でごまかした
時代錯誤の音声と
機械でゴットンゴットン動くマネキン
時より臭い
圧縮空気の横風の中を浴びながら
狭いスペースをベニヤで必死に仕切った
通路を歩む
怖いより
発電機の音が煩い
地方によくある
からくり屋敷のようなものではないのか
それ
4D違いますよ…
その怪しさが
私の無い
後ろ髪を引いてなりません
小看板に
上映時間
事こまかな注意事項が記されています
作品はこれだけに限らず
中々の拘りようです
ソフトクリーム販売
兼
鑑賞チケット販売の小窓が開き
中からオヤジさんが声をかけてきます
「はい大人一枚、500円になります」
映画館らしさが増してきます
ソフトクリーム機械横に貼り付けられた
入場者管理表に正の一本線
本日の初来客
貸切のようです
アルミサッシの簡単な
横引き戸が開かれます
その奥に
重厚感溢れる扉があり
”扉の内側を触らないで下さい”
何があるのか
強調し注意書きが記されています
案内に出てくる
オヤジさんにあけてもらうのが
間違いないでしょう
「どうぞ」
気持ちドヤった
親父さんの表情に
何やらただならぬ雰囲気
室内の
円形の中部屋の中央に
寄せられた丸椅子
適当に座ると
オヤジさんがドアを閉めます
この光景を
カメラにおさめたいが
安全管理の為
どうやら監視モニターが
ついているようだ
照明が落とされ薄暗くなり
作品が始まった瞬間
私がまっ裸で3Dメガネをかけていたら
おやじさんはウケてくれるだろうか
「脱げばいいと思ってから」
昔息子に言われ
セミヌードを掲載し
グリーに永久追放をくらった
以来
エロスへの志と肌をあらわに
露出する事を控え閉ざした
真っ白なスクリーンが
映像に色染まる
本日
10時20分上映となります
ギャラクシーツアーズ
はじまり
はじまり
広大な宇宙
追い手の敵の容赦なき攻撃を交わし
巨大な隕石の隙間を掻い潜り逃げる
あ
危ない!!
目の前に向かってくる
星屑のかけら
立体的に
本当に飛び出してきたソレは
そのまま横を通過し
後ろに過ぎてゆく
3D映像初体験
ハト屋(42歳)
かなりの感激
恐るべし360度スクリーン
回転丸椅子の意味を知る
しかし
これは3Dに変わりないのではないか
固定されているが
この丸椅子がガチャガチャと
傾かれても困るが…
おやっさん
まさか部屋の片隅に
焼いた塩鯖とか置いてないですよね
香れば4Dに達成しますが
宇宙と結びつきませんよ
このまま終わり
ドヤったオヤジさんが扉を開けてきたら
わたしは4Dの言葉の意味を
伝えなければいけないのだろうか
そんな心配をよそに
ストーリーはどんどんと進んでいきます
敵の飛行物体が星に墜落しました
どーーーーーん!!
爆風が砂ホコリを巻き上げ
こちらに向かってきます
プシュ…
ん?
私のベリーショートなヘアーは
風流される事はありませんでしたが
たしかに風を感じました
おやっさん
間違いなくコレ4Dだよ
タイミングはかり
おやじさんがボタンを押すのか
自動で映像に組み込まれているのか
プシュ
プシュ
立体に少し飽きがくる後半に
どうやどうやと
風うける場面がながれます
※注
吹きかけてくる風は
歯周病の臭いなど
一切含まれておらず
おやじさんが側に忍び寄ってきて
吹きかけている訳ではありません
上映時間は6分~13分
クライマックスを向かえ
作品は終わります
引き手はついてますが
下手に触らないほうがいいでしょう
スクリーン付きの扉
モニターで映っているであろう自分
何とも言えない間を過ごしていると
おやじさんが開けてくれます
「どうでした?」
ナメていただけに
予想以上の凄さ
興奮しテンション上がった私の反応に
オヤジさんはしてやったりの満足気味です
「ホラーはもっと凄いよ」
R15指定(笑)
16:40分以降
一日一回のみ上映されるらしい
オヤジさんのイチオシみたいだ
「これ、見たかったんですよねーでも時間がねぇ…」
16:40分
そんな時間にココを訪れる機会は
そうないだろう
充分4Dは満喫した
もういちど写真を撮って帰ろう
看板の前で写真を撮っていると
オヤジさんが再び寄ってきました
「他のお客さんおらんし
特別今からホラー映そうか?」
オヤジさん
気分よくしたのか
ココ一番を
見せたいらしい(笑)
まじっすか!?
その一番を
見せてもらおうか
「400円ね」
次回サービスチケット
100円割り引き適用してくれます(笑)
再び館内へ
おぉ…
おぉぉぉぉ…
ベタなシュチュエーション
ウンコなストーリーではあるが
360度スクリーンを駆使した
オヤジさん
ココ一番の本気とあって
なかなかのゾクゾク感
ドドドドドドドドドドド…
おぉ
床に地響きが走る
(見る人を飽きさせない一作品に一種の4D効果)
嫌いじゃない
そのチープなしたたかさ
降り注ぎ
迫りくる恐怖
果たして
主人公の運命やいかに…
END
…
何とも言えない
沈黙の間(2回目)
ガチャ
オヤジ「どうでした?」
私「いやー子供とか泣くでしょう?」
オヤジ「子供とかには見せてないんですよ。夢に出てきたらいかんでしょ」
まぁごもっともですが
携帯動画
インターネット
オヤジさんが絶句するくらいの映像を
今の子は簡単にみていますよ…
一般作品も面白いが
ぜひぜひホラーは見てもらいたい
いきなりは不可能でしょうが
せめて1作を鑑賞した後にでも
小さな子供や
後並ぶ客がいない
そんな境遇に出くわした時は
田舎に莫大なお金をかけ設けた
小さな最先端技術を取り入れた
オヤジさんの心意気を心から褒め称えれば
2作目に上映してくれる
かも
しれません
ハト屋
お薦め度★★★です!!
さて…
気がつけば900円の寄り道をしてしまいました
買い物に戻るため
店内へと入ります
野菜は品数少なめ
三瀬の特産品が棚にならんでいます
食堂が店舗の大半を占めています
値段は確認いたしませんでしたが
地元の幸を使用した
メニューが用意されているようです
リピータが多いとされる
ごく普通なメロンパン
どんなもんだか
半信半疑
手ぶらで店を出るのも何なんで
1つ買ってみました
黄金色した表面生地はザックリとし
少しパサついた懐かしい感じです
フワフワ感もありませんが
よく噛んで味わい食べる
一昔前のブームに
方向違えたメロンパンを
元の帰路に戻すような
これぞメロンパン
といった感じの美味しさです
「これ(バイク)何CCね?」
カブの側で立ち食う私に
声をかけてきました
店頭のワゴンでメロンパンを焼く
おやじさん(以下ジャムおじさん)です
「125ccです、よく走りますよ」
聞けばジャムおじさんは
バイク好きで昔は乗っていたようですが
今は歳と共に隠居されているようです
古い小さな排気量のバイクは
私の好きなジャンルでもあります
ジャムおじさんの焼き上げたパン
(その場手作りでは無いようだ)
をむさぼりながら話は盛り上がります
「車も古いけどコレに乗りよるとよ」
!?
指差すは
先程ヘルメットが転がり当たった
隣の車
あれ?
あのパンを焼くあのワゴンは…
どうやら店頭に据付のようです
塗料を少し頂いたこの車
お客ではない
まさかの展開
ジャムおじさん所有の愛車だ
アンティークとまではいかない
中途半端に古く
人気の無い車ではあるが
走行16万8千キロ
まだまだ現役
「ボンネットも色褪せてきたけどねぇ」
ジャムおじさんにとって
愛着ある愛車のようだ
ごめんなさいリアバン…
言えねぇ…
ていうか
見てたんかなぁ
来たときから
チョコチョコ作業はやっていた
確認できないが
私は
本人が後ろから出てきた時の
モノマネ芸人のような
表情になっているに違いない
そんな微妙な気持ちつつ
軽自動車は
これまた私の好きな分野であり
話は盛り上がる
クソ野郎ハト屋です
客足が増え忙しくなり
ジャムおじさんは
ワゴンへと戻って行きました
店内に戻り
お土産にメロンパンを購入
「美味しかったでしょう?」
店員さん(♂)が覚えていたようだ
今日も暑い日になりそうだ
缶コーヒーを一本
小忙しそうなジャムおじさんに差し入れ
「ありがとう!!また遊びおいで」
ありがとう
そしてゴメンナサイ
お詫びに
おじさんのメロンパン
ここで美味しいと口コンでおきます
さぁ戻ろう
家路に向かうその途中
中州ラーメン
一恭があります
コーナーの一角に店舗を構える
このお店
駐車場の端に恭子(ポニー)飼ってます
そのクレイジーぶりに
いつも気になるが
仲間と走って通り過ぎざるを得ず
止まらず終いだったので
今日はここぞと停まって見ます
停まりついで
お昼近かったので
ラーメンを食べる事にしました
ラーメン屋と言えば
やはり頑固というか
崇められた事が理由でしょうか
のぼせ上がり気質といいましょうか
最近のラーメン屋は
スープをまず一口
まずはそこから始まる
黙って食え的なイメージがあるので
あまり好きではありません
悩み考えるうちに
通りすぎているあなたの為にも
ラーメンにはさほど詳しくない
私がリサーチしてきます
店内はカウンターと
テーブル座席があり
家族連れでもOKです
店員の対応もやわらかく
入りやすいお店です
ラーメン550円
200円+で
唐揚げと肉おにぎり一個つく
お徳な一恭定食がお薦めです
私が最近好きな味です
程よい大きさに刻まれた
歯ごたえのよい
白ネギとミズナ?
いつもの如くどんぶりのソコに
沈め隠したくなるような
脂しょーもなさのない
少し炙り入った美味しいチャーシュー
れんげにコロリ
うずらの卵
パンツの中を
おもわず確認したくなります
あたたかい唐揚げ
器はもちろん
床テーブル
ベタベタギトギト一切無い
丁寧な仕事が嬉しく感じます
麺はストレートまたはチヂレ麺をチョイス
麺の硬さも選べます
チヂレ硬麺をお願いしました
タイトな程よいキレ上がりの
小振りに感じる器は
眉毛が濃いかった頃の
飯島直子のハイレグを思い出します
少ないかなとも思いますが
チヂレ麺は意外に食べ応えあり
セルフプリーズな薬味の
辛子高菜とニンニクも
スープによくあいます
唐揚げもムネ身ですが
程よい揚げ具合で硬すぎず
多分作り置きせず
注文の都度揚げているのではないでしょうか
ただ
ちょっと失敗したのは
私事ではありますが
撮影するために
先に出されたから揚げと肉おにぎりを
ラーメンが出て来るまで待ち
麺が先に延びないようにと
後回しにした
肉おにぎりの味が
ラーメンスープに
味負けさせてしまった事です
チャーシューと煮汁で
味付けされた肉おにぎり
ラーメンが届く
それより先に
味楽しむ方がよいかと思われます
同じ値段で
白御飯設定もありましたよ
替え玉100円は嬉しいですね
味量共に満足致しました
再び恭子のもとへ
あら?
熱くなってきたのか
小屋の中にいました
人なつっこく
近づいてきます
可愛いのですが
なんせ犬猫でもない
ポニーですから
触っていいのかどうかもわかりません
にんじんと認識されるのが怖いので
腕を少し差し出してみます
赤い袖が
余計ににんじんっぽくも思えますが…
ぽぐっぽぐっぽぐっ
噛みはしません
唇で挟んできます
痛くもありません
ジャレてくる
分厚く硬い唇が心地よく感じもしますが
餌を招き入れる口の動きにも
似ているような…
大きなガタイに
クリクリとつぶらな瞳
お淑やかなその性格に
惚れてしまいそうです
まっちゃんで人参を買っていたら
惜しみなく全て奉げていたであろう
今度会う時は
必ず人参持ってきます
貰えないと気がついたのか
少し柵を離れると
再び恭子は小屋の中へ
ヘルメットをかぶり帰り支度
エンジンをかければ
排気音に反応するのか
再び出てくる恭子
なかなか
したたかなナオンです(笑)
小さく離れゆく恭子に
未練振り切り
長旅も終わり
帰り着いたちょっと昼下がり
「お昼いらん」といえば
連絡しなかった事に不服をもたれそうな
満腹ながらも用意されていた
そうめんを頂きます
旅の想い出に浸りながら
まっちゃんで買った
昔まんじゅう
頂きましょう
アンコは多目か少な目か
甘さは強いか控えめか
キワ立った粒あんか
上品なこしあんか
ゴテゴテの無骨さに
田舎美味しさを想像します
少し固めの皮生地に
指をたて引き割ります
?
!!!!!!!!????????
あれ?
まさかの
アンコがない感じ?
お安い理由
そうきましたか…
昔過ぎたのでしょうか
ほのかに甘いのですが
カップケーキのプレーンさとは
少し違います
サツマイモがおやつで
バナナがご馳走だった
遥か遠い時代の甘さでしょうか
楽しみだっただけに
かなりショックです
全然買い足りない
夕食のおかず買い足しにいってきます
ハト屋164でした
不揃いな野菜の数々に
マリ婆が家にやってくる
今夜のおかずを何にしようか
迷走するハト屋の旅は続きます
何度か通った事はありますが
気にとまったのは初めてです
旬菜舎 さと山
一度通り過ぎましたが
何か無いかと戻り寄りました
ヘルメットを脱ぎ
バイクのミラーにかけました
その場を離れようとしたその時
強い風に煽られ
ヘルメットが落ちました
コロコロ…
ゴン…
隣に停めてあった
自動車のバンパー下に…
アワワワワワ…
ヘルメットは
ボロでかまわないのですが
慌ててヘルメットを拾い
恐る恐る車内を確認…
買い物中か
中はお留守
布施(セーフ)明
心の中でゴメンナサイ
バイクを移動させようか…
昔アパートの駐車場で
開けたハズミに
隣の白い車にドアを
ぶつけた事があった
離れ駐車場であったが為に
持ち主もわからず
小さな傷であった為
コンパウンドも兼ねてると
薄ら憶えのトレビアに
歯磨き粉を持った男が一人
真っ暗な駐車場で
じょーおーずーにできたかなぁー
こっそり息を殺して
お母さんの仕上げ磨き
翌日さりげなくも
恐る恐るみてみると
小さな傷の周りに
細かく磨くも
艶を失った2cm大の新たな擦り傷
暴かれた
過ちのトレビア
小傷には歯磨き粉
非常時の
不自然な動きは無用…
少し貰った
塗装の一部を指で拭い
反対のミラーに掛けなおす
さ…
さぁショッピン
おや?
店舗右端に気になる看板
さと山
4Dシアター?
4Dってアレですよね?
風や振動、臭いを映像と共に感じ
臨場感溢れる映画を見れる
アレですよね?
福岡でいえば
北九州市に一件あるみたいですが
失礼ですが店主様
4Dの意味をご存知でしょうか?
こんな山奥のお店に
なんとも怪しく疑わしい…
大音量でごまかした
時代錯誤の音声と
機械でゴットンゴットン動くマネキン
時より臭い
圧縮空気の横風の中を浴びながら
狭いスペースをベニヤで必死に仕切った
通路を歩む
怖いより
発電機の音が煩い
地方によくある
からくり屋敷のようなものではないのか
それ
4D違いますよ…
その怪しさが
私の無い
後ろ髪を引いてなりません
小看板に
上映時間
事こまかな注意事項が記されています
作品はこれだけに限らず
中々の拘りようです
ソフトクリーム販売
兼
鑑賞チケット販売の小窓が開き
中からオヤジさんが声をかけてきます
「はい大人一枚、500円になります」
映画館らしさが増してきます
ソフトクリーム機械横に貼り付けられた
入場者管理表に正の一本線
本日の初来客
貸切のようです
アルミサッシの簡単な
横引き戸が開かれます
その奥に
重厚感溢れる扉があり
”扉の内側を触らないで下さい”
何があるのか
強調し注意書きが記されています
案内に出てくる
オヤジさんにあけてもらうのが
間違いないでしょう
「どうぞ」
気持ちドヤった
親父さんの表情に
何やらただならぬ雰囲気
室内の
円形の中部屋の中央に
寄せられた丸椅子
適当に座ると
オヤジさんがドアを閉めます
この光景を
カメラにおさめたいが
安全管理の為
どうやら監視モニターが
ついているようだ
照明が落とされ薄暗くなり
作品が始まった瞬間
私がまっ裸で3Dメガネをかけていたら
おやじさんはウケてくれるだろうか
「脱げばいいと思ってから」
昔息子に言われ
セミヌードを掲載し
グリーに永久追放をくらった
以来
エロスへの志と肌をあらわに
露出する事を控え閉ざした
真っ白なスクリーンが
映像に色染まる
本日
10時20分上映となります
ギャラクシーツアーズ
はじまり
はじまり
広大な宇宙
追い手の敵の容赦なき攻撃を交わし
巨大な隕石の隙間を掻い潜り逃げる
あ
危ない!!
目の前に向かってくる
星屑のかけら
立体的に
本当に飛び出してきたソレは
そのまま横を通過し
後ろに過ぎてゆく
3D映像初体験
ハト屋(42歳)
かなりの感激
恐るべし360度スクリーン
回転丸椅子の意味を知る
しかし
これは3Dに変わりないのではないか
固定されているが
この丸椅子がガチャガチャと
傾かれても困るが…
おやっさん
まさか部屋の片隅に
焼いた塩鯖とか置いてないですよね
香れば4Dに達成しますが
宇宙と結びつきませんよ
このまま終わり
ドヤったオヤジさんが扉を開けてきたら
わたしは4Dの言葉の意味を
伝えなければいけないのだろうか
そんな心配をよそに
ストーリーはどんどんと進んでいきます
敵の飛行物体が星に墜落しました
どーーーーーん!!
爆風が砂ホコリを巻き上げ
こちらに向かってきます
プシュ…
ん?
私のベリーショートなヘアーは
風流される事はありませんでしたが
たしかに風を感じました
おやっさん
間違いなくコレ4Dだよ
タイミングはかり
おやじさんがボタンを押すのか
自動で映像に組み込まれているのか
プシュ
プシュ
立体に少し飽きがくる後半に
どうやどうやと
風うける場面がながれます
※注
吹きかけてくる風は
歯周病の臭いなど
一切含まれておらず
おやじさんが側に忍び寄ってきて
吹きかけている訳ではありません
上映時間は6分~13分
クライマックスを向かえ
作品は終わります
引き手はついてますが
下手に触らないほうがいいでしょう
スクリーン付きの扉
モニターで映っているであろう自分
何とも言えない間を過ごしていると
おやじさんが開けてくれます
「どうでした?」
ナメていただけに
予想以上の凄さ
興奮しテンション上がった私の反応に
オヤジさんはしてやったりの満足気味です
「ホラーはもっと凄いよ」
R15指定(笑)
16:40分以降
一日一回のみ上映されるらしい
オヤジさんのイチオシみたいだ
「これ、見たかったんですよねーでも時間がねぇ…」
16:40分
そんな時間にココを訪れる機会は
そうないだろう
充分4Dは満喫した
もういちど写真を撮って帰ろう
看板の前で写真を撮っていると
オヤジさんが再び寄ってきました
「他のお客さんおらんし
特別今からホラー映そうか?」
オヤジさん
気分よくしたのか
ココ一番を
見せたいらしい(笑)
まじっすか!?
その一番を
見せてもらおうか
「400円ね」
次回サービスチケット
100円割り引き適用してくれます(笑)
再び館内へ
おぉ…
おぉぉぉぉ…
ベタなシュチュエーション
ウンコなストーリーではあるが
360度スクリーンを駆使した
オヤジさん
ココ一番の本気とあって
なかなかのゾクゾク感
ドドドドドドドドドドド…
おぉ
床に地響きが走る
(見る人を飽きさせない一作品に一種の4D効果)
嫌いじゃない
そのチープなしたたかさ
降り注ぎ
迫りくる恐怖
果たして
主人公の運命やいかに…
END
…
何とも言えない
沈黙の間(2回目)
ガチャ
オヤジ「どうでした?」
私「いやー子供とか泣くでしょう?」
オヤジ「子供とかには見せてないんですよ。夢に出てきたらいかんでしょ」
まぁごもっともですが
携帯動画
インターネット
オヤジさんが絶句するくらいの映像を
今の子は簡単にみていますよ…
一般作品も面白いが
ぜひぜひホラーは見てもらいたい
いきなりは不可能でしょうが
せめて1作を鑑賞した後にでも
小さな子供や
後並ぶ客がいない
そんな境遇に出くわした時は
田舎に莫大なお金をかけ設けた
小さな最先端技術を取り入れた
オヤジさんの心意気を心から褒め称えれば
2作目に上映してくれる
かも
しれません
ハト屋
お薦め度★★★です!!
さて…
気がつけば900円の寄り道をしてしまいました
買い物に戻るため
店内へと入ります
野菜は品数少なめ
三瀬の特産品が棚にならんでいます
食堂が店舗の大半を占めています
値段は確認いたしませんでしたが
地元の幸を使用した
メニューが用意されているようです
リピータが多いとされる
ごく普通なメロンパン
どんなもんだか
半信半疑
手ぶらで店を出るのも何なんで
1つ買ってみました
黄金色した表面生地はザックリとし
少しパサついた懐かしい感じです
フワフワ感もありませんが
よく噛んで味わい食べる
一昔前のブームに
方向違えたメロンパンを
元の帰路に戻すような
これぞメロンパン
といった感じの美味しさです
「これ(バイク)何CCね?」
カブの側で立ち食う私に
声をかけてきました
店頭のワゴンでメロンパンを焼く
おやじさん(以下ジャムおじさん)です
「125ccです、よく走りますよ」
聞けばジャムおじさんは
バイク好きで昔は乗っていたようですが
今は歳と共に隠居されているようです
古い小さな排気量のバイクは
私の好きなジャンルでもあります
ジャムおじさんの焼き上げたパン
(その場手作りでは無いようだ)
をむさぼりながら話は盛り上がります
「車も古いけどコレに乗りよるとよ」
!?
指差すは
先程ヘルメットが転がり当たった
隣の車
あれ?
あのパンを焼くあのワゴンは…
どうやら店頭に据付のようです
塗料を少し頂いたこの車
お客ではない
まさかの展開
ジャムおじさん所有の愛車だ
アンティークとまではいかない
中途半端に古く
人気の無い車ではあるが
走行16万8千キロ
まだまだ現役
「ボンネットも色褪せてきたけどねぇ」
ジャムおじさんにとって
愛着ある愛車のようだ
ごめんなさいリアバン…
言えねぇ…
ていうか
見てたんかなぁ
来たときから
チョコチョコ作業はやっていた
確認できないが
私は
本人が後ろから出てきた時の
モノマネ芸人のような
表情になっているに違いない
そんな微妙な気持ちつつ
軽自動車は
これまた私の好きな分野であり
話は盛り上がる
クソ野郎ハト屋です
客足が増え忙しくなり
ジャムおじさんは
ワゴンへと戻って行きました
店内に戻り
お土産にメロンパンを購入
「美味しかったでしょう?」
店員さん(♂)が覚えていたようだ
今日も暑い日になりそうだ
缶コーヒーを一本
小忙しそうなジャムおじさんに差し入れ
「ありがとう!!また遊びおいで」
ありがとう
そしてゴメンナサイ
お詫びに
おじさんのメロンパン
ここで美味しいと口コンでおきます
さぁ戻ろう
家路に向かうその途中
中州ラーメン
一恭があります
コーナーの一角に店舗を構える
このお店
駐車場の端に恭子(ポニー)飼ってます
そのクレイジーぶりに
いつも気になるが
仲間と走って通り過ぎざるを得ず
止まらず終いだったので
今日はここぞと停まって見ます
停まりついで
お昼近かったので
ラーメンを食べる事にしました
ラーメン屋と言えば
やはり頑固というか
崇められた事が理由でしょうか
のぼせ上がり気質といいましょうか
最近のラーメン屋は
スープをまず一口
まずはそこから始まる
黙って食え的なイメージがあるので
あまり好きではありません
悩み考えるうちに
通りすぎているあなたの為にも
ラーメンにはさほど詳しくない
私がリサーチしてきます
店内はカウンターと
テーブル座席があり
家族連れでもOKです
店員の対応もやわらかく
入りやすいお店です
ラーメン550円
200円+で
唐揚げと肉おにぎり一個つく
お徳な一恭定食がお薦めです
私が最近好きな味です
程よい大きさに刻まれた
歯ごたえのよい
白ネギとミズナ?
いつもの如くどんぶりのソコに
沈め隠したくなるような
脂しょーもなさのない
少し炙り入った美味しいチャーシュー
れんげにコロリ
うずらの卵
パンツの中を
おもわず確認したくなります
あたたかい唐揚げ
器はもちろん
床テーブル
ベタベタギトギト一切無い
丁寧な仕事が嬉しく感じます
麺はストレートまたはチヂレ麺をチョイス
麺の硬さも選べます
チヂレ硬麺をお願いしました
タイトな程よいキレ上がりの
小振りに感じる器は
眉毛が濃いかった頃の
飯島直子のハイレグを思い出します
少ないかなとも思いますが
チヂレ麺は意外に食べ応えあり
セルフプリーズな薬味の
辛子高菜とニンニクも
スープによくあいます
唐揚げもムネ身ですが
程よい揚げ具合で硬すぎず
多分作り置きせず
注文の都度揚げているのではないでしょうか
ただ
ちょっと失敗したのは
私事ではありますが
撮影するために
先に出されたから揚げと肉おにぎりを
ラーメンが出て来るまで待ち
麺が先に延びないようにと
後回しにした
肉おにぎりの味が
ラーメンスープに
味負けさせてしまった事です
チャーシューと煮汁で
味付けされた肉おにぎり
ラーメンが届く
それより先に
味楽しむ方がよいかと思われます
同じ値段で
白御飯設定もありましたよ
替え玉100円は嬉しいですね
味量共に満足致しました
再び恭子のもとへ
あら?
熱くなってきたのか
小屋の中にいました
人なつっこく
近づいてきます
可愛いのですが
なんせ犬猫でもない
ポニーですから
触っていいのかどうかもわかりません
にんじんと認識されるのが怖いので
腕を少し差し出してみます
赤い袖が
余計ににんじんっぽくも思えますが…
ぽぐっぽぐっぽぐっ
噛みはしません
唇で挟んできます
痛くもありません
ジャレてくる
分厚く硬い唇が心地よく感じもしますが
餌を招き入れる口の動きにも
似ているような…
大きなガタイに
クリクリとつぶらな瞳
お淑やかなその性格に
惚れてしまいそうです
まっちゃんで人参を買っていたら
惜しみなく全て奉げていたであろう
今度会う時は
必ず人参持ってきます
貰えないと気がついたのか
少し柵を離れると
再び恭子は小屋の中へ
ヘルメットをかぶり帰り支度
エンジンをかければ
排気音に反応するのか
再び出てくる恭子
なかなか
したたかなナオンです(笑)
小さく離れゆく恭子に
未練振り切り
長旅も終わり
帰り着いたちょっと昼下がり
「お昼いらん」といえば
連絡しなかった事に不服をもたれそうな
満腹ながらも用意されていた
そうめんを頂きます
旅の想い出に浸りながら
まっちゃんで買った
昔まんじゅう
頂きましょう
アンコは多目か少な目か
甘さは強いか控えめか
キワ立った粒あんか
上品なこしあんか
ゴテゴテの無骨さに
田舎美味しさを想像します
少し固めの皮生地に
指をたて引き割ります
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あれ?
まさかの
アンコがない感じ?
お安い理由
そうきましたか…
昔過ぎたのでしょうか
ほのかに甘いのですが
カップケーキのプレーンさとは
少し違います
サツマイモがおやつで
バナナがご馳走だった
遥か遠い時代の甘さでしょうか
楽しみだっただけに
かなりショックです
全然買い足りない
夕食のおかず買い足しにいってきます
ハト屋164でした