まだもう50歳”はと屋164”ブログ

冴えない剥けない(仮性)現在50歳貯金無し💦おっさんの日々を赤裸々に書き綴る令和の万葉集的な感じです

バスト100超え、意外にボインなハト屋です、フリーマケットinグローバープラザ

2014年11月30日 | 日記
何かのイベント
買い物ついでに
あら?やってるの的に
出くわす事はよくあるんですが
いざ行こうとなれば

日程の勘違い
仕事とのブッキング
三度目にやっと来る事ができました
フリーマケット



雨天も心配されましたが
なんとか運よく
晴れ間にあたったみたいです



売り手は小さな
子連れのお母さんと
お年寄りが半々位でしょうか



たしか募集される出店者は
100人位だったかと思います
出店料無料の為か
人気があるみたいで
募集もすぐ締め切られるようです

商品のラインナップは
子供の衣類や玩具
流行っている妖怪ウォッチのメダル?
と言われるようなものも多数あり
手作りの革製品
UFOキャッチャーの景品
定番の贈答品類、湯のみセット等

相場は衣類で2~300円位でしょうか

お年寄りが並べる
ちょっとイカしたお召し物は
当時高かったのでしょうか
お安く下げて数千円の物まで

今昔
物価と価値観の違いを感じます

物を売る事を楽しんでいる人や
ご近所さんが気になるのか
深々と帽子をかぶり
闇市の商人ような人まで
売り手さんも様々です



お土産は次男に買った
うさびっちの首フリ人形
ソーラー電池で動くようですが
あまりに光源がつよいと
勢い余ってカタカタとうるさい事を
初めてしりました(笑)




私も露店商売には
昔から興味がありました
一度チャレンジしようと
天神コアの前を視察

路上とあって警察の取り締まりや
その他の露店との関係等
その世界のルールを知るべきだと

アクセサリーを売るおじさん
歯がぬけて自称大學出
(私は師匠と呼ばせてもらってます)
に色々と聞いてみました

中州や繁華街のアクセ売りのように
特別にルールは無く
迷惑をかけないかぎり
警察もそうそう撤去命令は出さないそうです

さぁ何を売ろうか?
シルバーアクセの加工技術もセンスも無く

当時車の年に一度のイベントで
駄菓子の詰め合わせを売っていた事もあり


そんな思いから
駄菓子屋さんを開く事を決めました

タダでさえ高い物価の天神
気軽にお土産として買える
200円の詰め合わせはどうかなと…

問屋でケース買いし
儲けは少々であるが
人とふれあい
商売のお勉強を兼ねて
己のモチベーションを保つためにもいいかと
即実行

自宅から10キロはあったでしょう
もちろん駐車場など払えば
無料配布以上の赤字です
嫁さんの自転車にダンボールをくくりつけ
街へと向かいます

露店はガチガチの対面販売
通りがかりながらも
近寄りがたいものです
まずは商品を見てもらう為に客を足止めする
必要もあります

やんわりふうわり感をだし
ニットのベレー帽で
森ボーイとか…


だめだ



ただのお家が無い人に
なってしまうではないか


しかし我に策アリ

コンクリートジャングルの真ん中で
もし可愛いウサギさんが
お菓子を売っていたら…





天神の繁華街数百メートル
立体駐車場とマンションの狭間にて
着替える男が一人

この広い世界

たった
1mのスペースと
人が来ない1分近くの時間を
コレほど捜す事が
難しいとは思った事はなかった


無事着替え終わる
いや
着替え終えてしまったというのが
適切か

やるのか
やれるのか

男は再び街へと自転車を漕ぎ出す
街行く人達の視線が
向かい風となり足重たい

揖保の糸のようなメンタルが
今にも折れそうだ
帰りたい…

しかし
「何でもやってみたらいいやん」
そう送り出した嫁さんを
いつかセレブにしてあげるのが
私の夢であり人生の最終目的でもある

やるしか無いのだ

大丸、岩田屋
(当時三越、パルコはありませんでした)

敵は大きい程に燃えるものだ
西鉄天神駅を中心に
避けては通れない
血で血を洗う3大商戦

場所は天神イムズ前
ガッツり人通り多さに
露店商も避け店開く場所か
何故か空いてた一等地

店場所に不足無し
いざ参ろう

可愛いウサギさん!!


















(当時のブログヨリ)

さすがに街中のTバックはマズイだろう
愛して止まなかったピンクのパンツ(1万以上)を
泣く泣くショーパンカット

ローライズでチラリ仕様
ここに本気の心意気を感じる

師匠は言った

露店の大事な事は
売れなくとも
そこに依存し継続し続け街の一部となる事だ

まずは知られる事だ

うまい棒に小さな広告をゴム巻き
ブログの宣伝を行った
その数300本

引き気味避け行く人や

もしもーし

でていませんよ
バスセンターから三途の川行き


もう2度と会うことは無かろう
ご老人迄

小さい子には風船アート
(腕に巻ける簡単なもの)

頭下げ配りまくる

「他の味は無いとね?」

既に4本手握る
口の臭いおばさんにも笑顔で応対

買わなくてもお客様
その厳しさをひしひしと感じる

そこいらのアルバイトには負けません
うまい棒300本瞬殺

少し離れで
お國を愛してやまない
ちょっとコワモテのお兄さん達が
シャメを撮り手を振ってらっしゃいます

ありがとうございます
ありがとうございます

私も今の貧弱な日本に
不満を抱いておる同志に違いありません

もちろん
北方領土は日本のものでございます

しかし
これは凱旋活動ではありません
商売です



ギャラリーは満ち溢れ
西鉄天神駅は
次から次へと客を吐き出してくれる
数え切れないほどの人数

さながら売れない
可愛いはずのウサギさんが売るお菓子

それもそのはず
一般メーカー消費期限は大丈夫とも
見知らぬおっさんが売る食べ物

やはり継続し
そこにいる人と知られる事が大事

師匠の教えは奥深いものであった

その日売れた8セット


1600円の売り上げ

よく憶えていないが
原価を差し引き確か2百円程度
成り立ってはいないが

人と触れあい
商売の楽しさを思えば
私にとって充分の利益であった

次はいつ出店しようか…

2度目の出店を試みていたものの
天候や都合で出向かれない日が続き

食品であるが故に
長いとはいえ限られた消費期限

可愛いウサギの駄菓子屋さんは
倒産を迎える





私の中に残された惨めさと悔しさ




それは岩田屋に方膝をついた事でも
大丸に背中を見せた事でも無い

消費期限と仕事の忙しさを言い訳に

2度目街まで向かい
着替えきれず家に逃げ帰った


私自身の意気地なさにだ




あれから
幾年経つのであろうか
商売がしたい
その野望はハト屋と形変わりつつも
今なおその火は途絶えていない

天神、博多駅
福岡の街は共存しつつ刺激しあい
激戦を繰り返している
人の流れ=金金金と下衆で極まりない
汚いビジネス商戦が
福岡の街を高め
いいオンナに仕上げて行くのも事実

ただ1つ忘れちゃいないか















今なお行き続ける
当時より
少し薄毛のウサギさん








家族寝静まる
静かなマイホーム

一国一城
退職金は繰り上げ返済の一部に


(予定)

違いがわかる男
ゴールドブレンドを片手に
唇を歪ませる

昼から雨になるかも清々しい
日曜日の朝








紹介します
うちのワイフです








久々師匠にでも会いに行くか…

(御飯食べて生きているか心配)

天神の街にリベンジしちゃう!?




ハト屋164でした

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