Lazio メルカート最終日に目立った補強なし!!怪我人を抱えるも、現有戦力でCLと二足の草鞋

Non Mollare Mai Forza Laziali 2007年9月1日、Lazio News を見て。

昨シーズンの最終戦のロッカールームでのロッシ監督の言葉と、シーズンが終わった後に開かれたチームのパーティーでの言葉が違ってたって話が選手からありました。

選手の慢心とか、

「浮かれるんじゃない」

と、気を引き締めさせるための言葉なのでしょう。

この言葉を投げつけられた選手達は、動揺します。

しかし一旦落ち着けば、信頼感を監督から掴むために必死になる。

それが神経を攻撃的にし、己の身体を守る防衛本能までも抑制しているのかもしれない。

それでも攻撃的になった選手達は、フェイスガードを着用して強行出場したクリバリーを筆頭にCLの壁を蹴り破りました。

その組織の維持を最大限に尊重し、最終日に向けて補強にあえて動かなかったのだと思います。

ペルッツイが抜けた後のGK問題も、カリーソがパスポート取得が遅れてどうなるかとヤキモキされた人も居るでしょう。

その問題もムスレラというウルグアイ人GKが、EUパスポートを取得してモンテヴィデオから移籍してきてくれた御陰で解決。

今季はCL出場と、GK問題を解決した事。

スカローニ、デル・ネーロ、メグニを獲得し怪我のメグニ以外は試合で貢献し始めている事。

余剰戦力であった、ベッレーリとシモーネ・インザーギをレンタルで二人揃ってAtalataに放出出来た事。

これで鞘に収める事で、チームの完成度を上げられると判断したのでしょう。

逆にチームへの忠誠心と愛着から残った、ターレ・バローニオがどこまでチームに+αをもたらせるか。

そこが、鍵になってくると思います。