ドイツは組織力、ポルトガルは個々の力があるが前回の優勝を見ても
チームとしてまとまりがある。
攻撃力のひいでた両チームがどのように
この試合をコントロールしていくか見ものだった。
ポルトガルが先制したものの
ドイツはポルトガルのドイツが攻める左サイドに
できたスペースを突いた。
完全に左サイド、悪い時は両サイド
ぽっかり穴が空いたかのようなケアの無さだった。
ドイツが果敢に攻めて2点3点と得点する。
息を吹き返したかのような
見事な攻撃だった。
ドイツはバラックやシュバインシュタイガーが抜け
中心となる選手がいない気もする。
ただこの試合を見て
調子に乗せるとかなり怖い存在になると思った。
ポルトガルはまだまだポテンシャルを
生かし切っていない。
3戦目はフランスに一泡ふかせて欲しい。
イタリアは1戦目を見る限り攻撃も際立っていた。
相手のトルコが引いていたかと思っていたが
やはりこの試合も攻めていた。
スイスも積極的だったが
このイタリアの勢いを止められなかった。
やはりこのイタリアの変貌はマンシーニ監督の手腕だろう。
イタリアは縦に縦に攻め上がった。
スイスも善戦したがイタリアの猛攻を止められない。
イタリアの突破を受けるしかなかった。
ロカテッリの二発とインモービレのゴールが突き刺さる。
イタリアは強いと感じさせる。
2戦合計で6点は際立っている。
これからの戦いでどれだけ強さが証明できるか見ものである。
ドイツ不利と言われていたがどうして、よく戦っていた。
フランスはどちらかというと受けに回っていた感もある。
しかし後半は攻めに転じていた。
チャンスにエンべパがゴールかと思いきや
オフサイド。
しかしエンバぺは切れていた。
ドイツは際立つ選手がいなかった。
ハフェルスもギュンドアンも効いていなかつた。
オウンゴールで一点入る。
意外な感はある。
この一点を結局フランスは守りきる。
それがいいかどうかは別にして
ドイツは運がなかったかもしれない。
フランスは攻めていたが
追加点は奪えない。
それだけドイツが奮闘していた。
フランスの選手はよく走った。
一点を守る形だったが
いい試合だった。
スペインは優勝候補だというが
私はどうも懐疑的なのである。
一時期のサッカー大国のような選手の個々の力が
本当にあるか
どうもわかりかねる。
あまり批判はしたくないのだが
この試合前半はどうしようもなく
つまらなかった。
スペインはポゼッションは高いものの
決定機がなく
シュートもあったが
すべてキーパーのオルセンに
阻まれた。
オルセンはこの試合のキーマンとなる。
モラタがいいチャンスを決めきれない
もどかしさもあった。
スウェーデンはカウンターで
いいチャンスをうんでいた。
イサックが決定機を逃した。
スウェーデンは引き分けで上々であろう。
スペインは後半はチャンスが
ありながらスウェーデンのコンパクトなディフェンスに
やられた。
しかし重い試合だった。
ただなんだか気持ちはゆったりした印象が強かった。
イングランドは強いチームだと思うが
どうもEUROの大会では初戦に勝っていないという。
なぜかはわからないいが
選手の意識が弱いのかもしれない。
かつ意識が足りないのだと思うし
試合に対してモチベーションが上がりきらないのか。
この試合は意識が高かった。
ケーンを中心にマンチェスターシティの選手が
一生懸命走っていた。
クロアチアは良さを消されていた。
モドリッチという柱は奮闘していたが
いかんせん一人ではどうしようもない。
もっと早くイングランドは点を取ると思ったが
意外に遅くに点が入る。
スターリングの飛び出しが効いた。
イングランドはとうとう初戦に勝利した。
これで波に乗ると大会がおもしろくなると確信する。
