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早起きのススメ   by早起きのオッサン

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First Love 2022mix

2024-07-28 11:51:36 | ミュージック

SCIENCE FICTION 2曲目の「First Love」。

2022年にremixされたものです。

聴く限り、違いは目立ってわかりません。

おそらく前奏のコーラス、

終わりのギターが違うのではと想像します。

 

Netflixのドラマ「初恋」で

切なく流れて、とても涙をさそうテーマソングに

なっていました。

宇多田さん自身の出世作でもありますね。

Automaticと並んで

1stアルバムの中核をなす名曲です。

 

バラードではありますが

情感がこもって歌い上げていて

その盛り上がりが心を打ちます。

16歳くらいでこの表現力は信じがたい才能です。

 

宇多田さんは歌詞で、その世界観のすごさを見せつけますが

実際、私はそのメロディとサウンドに酔いしれるファンです。

 

世紀末の我々にまるで女神が降りてきたごとくの登場は、

今でもその衝撃を忘れられません。

 


Addicted To You (Re-Recording) レビュー

2024-04-13 02:25:54 | ミュージック

今回から少し長きに渡り、宇多田ヒカルさんの新しいアルバム、

「SCIENCE FICTION」の曲のレビューを書いていきます。

どうして、書く気になったかというと、このアルバムの完成度が異常に高いからです。

 

聴いた方も多いかと思われますが、このアルバムは単なるベストアルバムではないと気づく、認識違いの方が多いと察します。

つまりベストとは違い、ある種の意図を持ち、これはベストと銘打ちながら実はニューアルバムの体(てい)をしているのです。

だから曲は単に聴き流せるような代物ではない、よってレビューする価値は十分あるのです。

 

今日は1曲目、Addicted To You (Re-Recording)です。

 

さて、このAddicted〜は、1stアルバムの「First Love」の直後に、シングルリリースされたものです。

当時はある一定期間の後に新曲、というなにか決まったリリースルーティンみたいなものがあり、宇多田さんの魅力にとりつかれたファンはその新曲を待ち焦がれて、当時はAmazonを知らない僕はレコード店、(おそらくその当時はまだCDショップという呼び名はふさわしくない?)に、息を切らして、発売日に飛んでいきました。

それがAddicted〜、だったわけで、それから20数年後こうして今新たに、再レコーディングされたナンバーを聴いているわけです。

 

このRe-Recrdingはやはり技術的に何倍もの進化を遂げた、さまざまなテクノロジーを駆使していると思われます。

最初のハーブの音は打ち込みです。

要はプログラミングです。

宇多田さんとクックという方のProduceです。

Mixも海外の方が担当されています。

美しいハーブの音から始まり、ヴォーカルが前面に押し出された感が強い。

最初にリリースされた同曲はどちらかというとリズム、ドラムスが中心の感が強いものでした。

最新はヴォーカルメインです。

宇多田さんの成長した歌声はとても魅力的に響きます。

複雑なMixをしているはずですが曲自体はとても聴きやすく、聴く側にやさしくその実(じつ)をなしている気がします。

このタイトルは中毒感なのです。

君が、私には中毒、いわゆるハマるということ。

アルコール依存より、今話題の賭博中毒の方がより意味合いはピッタリしているのではないかと思います。

さてみなさんはなんの中毒なんでしょう?

この曲を聴きながら考えてみては?




VAUNDY と ヨルシカ

2022-07-30 06:37:30 | ミュージック

近頃の若者、といった言い方を昔からしますが、
今の時代の音楽は多様でなかなか評価が難しい。
メジャーどころはやはり、あいみょんとか、official髭男dism
なんてところかもしれません。

しかし、本来の音楽好きの若者はそういったアーティストだけでは
もの足りないのかもしれません。
いろいろ調べると、若者はもちろん、大人の中にも浸透しているアーティストはいるのです。
声が大きいのが(つまりさまざま言われている)のが
VAUNDYとヨルシカ。

私はVAUNDYをラジオのパーソナリティの紹介で知りました。曲を流していて印象はかっこいいし、メロディアスだと。
またヨルシカは「あいみょん」のライブの帰りの電車の中でApple Musicで、iPhoneXRのレコメンドで知りました。
それぞれ、無知の状態で知ったので新鮮味が甚しかったです。

VAUNDYはまずはじめに「踊り子」を聴きました ..
前奏からこれはただものではない、と感じました。
とにかく、スタイルというか、表情というか、
音楽の鳴らし方が鋭いんです。
気に入りました。


一方、ヨルシカは電車の中のiPhoneで聴きました。
初めてではないものの、久しぶりのヨルシカに心ときめかせ、
その「月に吠える」には心が騒然としました。

ショックでした。

それから、度々、Apple Musicで聞きますが、
なかなか聴かせる、隙のない音楽を表現しています。
多くの曲がこの2組にはありますが、
CDがあまりないので、ストリーミングやダウンロードして
楽しんでください。


君は天然色 大滝詠一さん

2020-08-23 13:43:36 | ミュージック

初めて大瀧(歌手では大滝)さんの曲に出会ったのは高校生のときでした。当時片道2時間かけて市ヶ谷のソニー(当時CBSソニー)まで行き、試聴モニターをしていました。そのとき初めて「君は天然色」を聴かせていただきましたが、あまり感激はしませんでした。
その後友達が持っていた「A・LONG・VACATION」を聴き、その重厚なサウンドに衝撃を受けました。
それからというもの、僕は一度気にいると夢中になるたちで「A・LONG・VACATION]をレコードが擦り切れるほど聴きまくりました。大瀧さんのサウンドに魅了されました。
「君は天然色」は長い間大瀧さんが取り組んだ入魂の一曲だと思います。
オープニングからのその音と音との(あらゆる楽器)の見事なまでの融和、搾り出すかのような厚みのあるフレーズにしびれるほどでした。
この「君は天然色」に圧倒された方も多いのではないかと思います。
今ではほとんど活動されなくなった大瀧さんですが、もう一度アルバムを制作していただけないかと切に願うナイアガラファンであります。