つるバラのせん定誘引作業4日目。
昨日までに7本をやっつけたので、残りは2本。
可憐な淡いピンクの花を咲かせる株とはとても思えない太くて硬いシュートと大きく鋭いとげの持ち主の「ローゼンドルフ・シュパリースホープ」と庭の中央にあるカツラの木にへばりつくように生えている"鳥の落とし物"から芽生えたであろう、いわばプレゼントバラ。
鳥の落とし物がくれたバラは玄関アプローチのアーチに絡ませた「バレリーナ」の花によく似た花を咲かせ、シュートにほとんどトゲがないという特徴まで併せ持っているので、バレリーナが親である可能性が高いと見ている。
それにしては花付きがあまりよくないのは、何の世話もせず、肥料もやらずに放りっぱなしにしてきているせいだと思う。
そんなわけで、シュートの数も増えて株も充実し始めてきているし、いっそカツラの木に登らせて大いに咲いてもらおうと、今年からせん定誘引の仲間に加え、しんがりに持ってきた。
つるバラをアーチや壁に這わせるのではなく、木に登らせてしまうのは横浜イングリッシュガーデンの河合伸志スーパーバイザーの得意技で、いいなぁ!わが家の庭でもぜひ真似してみたいものだと思っていたから、ちょうどよかった♪
おまけに、鳥の落とし物に混じっていた「天からの贈り物」だという点が、まさに木に登らせるにこれ以上ないほどふさわしく思える♪
これで年内のバラの世話は終了。
暖かな天候に恵まれて腰を痛めることもなく、ストレスなく順調に終わらせることができた。
年が明けたら株立ちや鉢植えのバラのせん定をし、寒に入ったらつるバラも含めてたっぷりの寒肥を施し、初夏の開花までの間たっぷり休んでもらう段取りである。
初夏が待ち遠しい♪
せん定誘引作業が終わるのを待っていたかのように天気は下り坂で、今日は曇りで明日は雨らしい。
丁度いい♪
これぞまさしく晴耕雨読にうってつけ♪
「ブラッシングアイスバーグ」
後ろにかすかに映っている枝がカツラの木で、二筋の紐が見えるが、こうしてシュートを枝に結わえ付けて登らせている