このところ午前4時20分ごろから始まるヒグラシのセミ時雨の始まりが何故か10分ほど遅かった。
曇り空だから ? なんてのは理由にならない。昨日だってどんよりと曇っていたし、その前だって、その前の前だって…
このところ4時5分過ぎに起きてきても、室内はもちろんガラス戸の外が暗いなぁと実感させられるようになってきた。
来る日も来る日も東の空には厚い雲が覆いかぶさっているのでなおさらだと思うのだが、夏至から40日以上たっているということも無視できないように思う。
ちなみに今朝8月1日の東京地方の日の出は4時50分。
これは1年で最も日が長い夏至の日の日の出の4時27分と比べると23分も遅くなっている。
日の入りは夏至が19:00だったのに対して今日が18:45と15分早まっている。
昼間の長さは夏至の14時間33分に対して38分も短い13時間55分に縮んでしまった。
まったく大宇宙の運行というのは容赦のないもので、これがおよそ50日後の来月の半ばになると昼と夜の時間が同じになってしまうのだから、何をかいわんやである。
大好きな夏は、こうして夏を脅かす〝見えない敵〟と背中合わせに暮らし、時々、その存在感にたじろがされる日々でもあるということを認めないわけにはいかない。
「無常観」とも言われるが、「真っ盛り」に忍び寄ってきて差しかける「影」というのは、古来、日本人と切っても切れない関係にあるわけで、ボクも例外ではないということなのだ。
今年は、その真っ盛りの夏がまだやって来ていない。
どうやら関東地方の梅雨明けも近そうだというのだが、どっちにしたって8月に入ってしまったものなぁ…
写真は2日続きの湘南海岸自転車道
一昨日は海沿いの自転車道の通行止め箇所で引き返してきたが、昨日はう回路を取ってその先の相模川河口まで走ってきた
わが家から18km。昨日は久しぶりに40km超を走った
何せ自転車が壊れ、新しい自転車が手に入るまでひと月のブランクがあり、さらに悪天候続きであまりペダルを踏んでいないので筋肉がなまってしまっている
鍛え直さねば
一昨日に比べれば随分と青空が広がったが、真夏の空にはまだ遠い
この辺り、茅ケ崎西浜海岸は海浜植物が繁茂しているので、砂が飛ばされることもないし、美観的にも美しい
一角にはハマヒルガオの群落もあって、盛りのころは見応えがある
去年秋の台風で一部が流失するなどの被害に遭った箇所の通行止めが続いていたが、やっと復旧工事が終わり今日1日から開通する
まだ梅雨が明けないせいか、寂しさの漂う湘南鵠沼海岸
江の島沖 本来なら世界から集まった選手たちが江ノ島のヨットハーバーを拠点にしのぎを削っていたはずの海域なのだが…