毎朝ブログを書く前に、読者登録しているブログの内で更新されて間もないものに目を通すのだが、今朝は2つのブログに目が止まった。
一つは札幌の人のブログでタイトルが「遂に暖房を入れた !! 」。
曰く「室温が16度になって遂に暖房を入れた 現在の室温 ウトウトしたくなる暖かさ」とたったこれだけの文章だったが、ヒーターの写真が添えられていて「室温21度」「設定温度19度」であることが分かった。
うとうとしたくなる暖かさって21度なんだ、札幌の人は…
ボクは今、室温21度の夜明け前の部屋でパソコンに向かっていて、くしゃみが出て鼻水が垂れて来るので仕方なくウイスキーの瓶から小さなショットグラスに注ぎ入れたウイスキーを嘗め嘗め、寒冷アレルギーの症状を緩和しようとしている所なのだ。
こんな調子じゃ、ボクが札幌に移住するとひと冬を越す前に凍死しちゃうか、それともアル中で病院送りだろうな。
この人のブログには伏線があって、前夜読んだブログには
「暖房を入れようと、ツレアイが言ってくる」
「『11月まで、暖房無し ! 』と私」
「『寒い…』と言ってツレアイが勉強部屋へ引っ込んでいった」
とあり、続けて
「ホント寒い ! 厚目のパーカーを着込んで、ウールのひざ掛けをかける」
とあった。
何とオソロシイ奥方である事よと、ツレアイなる人に同情していたのだが、今朝拝読したらかくのごとく〝悔悛〟していたようなのでちょっぴり安心した。
もう一つのブログは埼玉県在住の男性。
タイトルは「夏が終わった」。
曰く「例年なら彼岸か9月で終わる夏が 当初は10月10日あたりまで長引くのではと想定していたが 台風19号のせいで13日まで延びた。 13日は外は27℃超、部屋は30℃超で 外は夏日、中は真夏日となったがこれが今年の最後の夏だった」とあり、さらに「昨日は休みだったので、昨日から秋になったが 今日は昼間は仕事なのでビジネスサマーである第2の夏 仕事で汗をかく第2の夏はこれから始まる」というのが全文である。
後半部分はふぅ~ん、そうなんだという思いだが、前半部分は細かな日付を除けば大意で同意できる。
やっぱり19号は夏の幕を引いていったようである。
感覚的なことで言えば台風接近の12日までは日中は短パンを履いていたのだが、それ以来になってしまったのがつくづく寂しいのだ。
これで来年の5月くらいまで機会は巡ってこないだろう。
これからはボクも明け方の部屋で震えながらキーボードを叩くのではなく、ぬくぬくした部屋で過ごしたい。
何時暖房を入れるのか、それが焦点になって来る。
一つのメルクマールとして「16℃」が示されたわけだが、正直言うと「えっ、そんな程度で暖房入れていいの ? 」という思いである。
現役時代は10℃前後でコートを羽織って家を出た。
暖房を入れていたのは12~13℃じゃなかったっけ。いや、もう少し高めだったかも知らないけど16℃ってことはなかったような…
そもそも16℃ってのはロンドンの夏の平均気温だっていうのがボクの認識で、夏には暖房は入れないのが相場だものナ。
でも、デジタル温度計が21℃を示していても今朝は薄ら寒い。身体が慣れていないと言えばそれまでだが、身に染みる。
ボクは寒がりなのだ。しばらくは着ぶくれてダルマ状態になってしのぐしかないか。
嫌なんだよな寒いと、気持ちが貧相になって。
見出し写真は13日に稲村ケ崎から見た台風一過の富士山と江ノ島と相模湾
写真上は13日、下は5日の撮影