湘南海岸海開き第3弾は片瀬西浜、同東浜の海の家比べ。
たかが海の家だけど、こうして並べてみるとやはりというべきか「東西の違い」というものはこんなところにも表れるものなのかと感心してしまう。
いずれにしたって、所詮は対象そのものが小せぇし、差があるって言ったってちっぽけな差でしかないが、どう思います?
まっ、そんなこと気にしながら海水浴に来る人なんていないだろうけど…
片瀬西浜には横一線で平べったい形の集合住宅みたいな画一的な恰好をした海の家がずらっと並ぶ
浜とは反対側の陸側の一段高い所に通路があって海水浴客はその通路を通りながら「好み」の海の家を探す
通路側から見るとつくりは町のカフェのような、こんな感じが多い
ゴザを敷いた板敷の床に直接ペタッと坐る海の家はとっくに絶滅している
建物の色やバーカウンターのような位置に変化が見られるだけで、内部のつくりはどこも一緒
ここも、バーカウンターにテーブル席
ここに至っては海の家というより町中の飲食店
パターンはみんな一緒 バーカウンターとテーブル席
ここも…
ここだって…
浜に下りて振り返っても大した趣向の差は見られないから、ウキウキするような景観には程遠い
街中のビルの壁とどこが違う?
これじゃまるで舞台裏 泳いだ後に自分が戻る海の家がどこだったか、分からなくなってしまいそう
片や川を挟んで東側の片瀬東浜
こちらの浜では海の家はちゃんと波打ち際の方に顔を向けている
集合住宅風ではなく、戸建てと同じでそれぞれ独立しているからカラフルで個性的な姿を見せている
色と形がみんな違うから差は歴然
海の家そのものが景色の一部になって楽しさの味付けに一役買っている
わざわざ通路から専用階段を設置して客を誘う凝りよう 内部のつくりもワンパターンを脱して変化をつけている
海の家ではなく軽食を出すスタンドみたいなものだが…
海の家とは別にそんな店も所々に建っている
さて、どちらの浜に下りましょう
ちなみに、海に浮かんだ富士山が遮るものなく裾野まで見渡せるのは西浜、富士山は見えるけれど、江ノ島大橋やら椰子の街路樹越しに見ることになるのが東浜
以上、湘南片瀬東西浜の海開きシリーズでした。