国会の閉会中審査２日目。
初日の衆院は生憎出かけてしまって見られなかったので、２日目の参院での審査のテレビ中継を見た。
シドロモドロになったのは加計学園の獣医学部新設を知った時期の答弁。
答えたのはもちろん我らがアベなんちゃら。
新設計画そのものを知ったのが１月２０日だというアベなんちゃらの主張に納得しない蓮舫民進が様々に矛盾を突くとすぐにボロが出て、「急な質問だったので整理不十分なままで答ええしまった」と答えると、すかさず「文書で質問を通告してましたよ」と切り返されるありさま。
何度も自席と答弁席を行ったり来たりし、おまけに何度も審議は中断したが、それでも「混同があったことはお詫びする」と陳謝しながらも、計画を知ったのは１月２０日だと言い張った。
この場面ひとつ取ったって、アベなんちゃらの答えに説得力はゼロ。
それでも口調だけは丁寧さを保ったが、古くからの友人で度々会食し、しょっちゅうゴルフもしているような親しい間柄の人物が計画しているビッグプロジェクトについて、事前に一度も話を聞いたことがなく、特区申請が承認される段階で初めて知った、などと言う答えそのものに信ぴょう性などまったくないのだから、物的証拠をもってそれを証明することが出来ないなら、誠意をもって真実を述べることしか道はないのだが、それはできない相談らしい。
腹の中で、少しくらい矛盾が出たって、大人しく丁寧な態度を見せ続ければ有権者の見方も変わって支持率も回復するだろうくらいに思いながら、２枚も３枚も持っている舌をぺろりと出しながら答弁席に立っているんである。
国民・有権者には真っ黒くろ助の大群にたかられて真っ黒な塊になっているアベなんちゃらの姿しか見えていないことに気づかないんだろうか。
それとも年貢の納め時だと薄々感じながら、最後の抵抗を試みているつもりか？
ならば引導を渡してあげなければ。
さぁ、野党諸君！ 次だよ、２の矢、３の矢の準備は出来てるんだろうな。
防衛監察本部の調査結果を受けて閉会中審査をもう一度開くかどうか与野党で協議するそうだが、手を抜くなよ。
まだ目的は達せられていないんだから、首を取るまで夏休み返上で頑張ってもらいたい。
世論調査によれば有権者の何と６割が「首相は信用できない」って答えている今が首を取る絶好のチャンスなんだから。
それにしてもひどい夏だ。
いつの間にか梅雨前線が戻ってきて、ボクの暮らすエリアには雨こそ降っていないが、毎日どんよりとした空模様で、おまけに湿度が異様に高くてむしむしジメジメ最悪である。
昨夜の寝室の寒暖計は気温２９．５度、湿度は何と８５％を指していた。
リビングでは初めて日中からずっとエアコンを使ったが、寝る時は外気が入るようにしてエアコンも使わず寝てしまったが、何ともイレギュラーな夏である。
真っ青な夏空とそこにモクモクと立ち上がる真っ白な入道雲が恋しい。
いずれも去年と一昨年の相模湾
