暖房の何もない部屋の中でも一瞬はホッと落ち着くくらい、室内と外の温度差は大きい。
ひょっとして氷点下? と気になりデジタル温度計をベランダに出しておいたら午前5時24分の時点で-1.7度とやっぱり氷点下の寒さだった。
今年初めて味わう氷点下である。
北の住人にはなんだその程度かと笑われそうだが、寒さに対する耐性というものがないのだから許してほしい。
ぬくぬく暮らしているボクらには、この寒さは「さすがに2月、如月だ」と映るのだ。
別の表現をすると、寒さの底をうろつかされている気分、とでもいうところだろうか。
今年は新年早々からとんでもない出来事や事件が立て続けに起こっている。
政府統計の不正調査問題、SNSで呼び出されて殺害された女子大生、父親に「いじめ」続けられ命を落とした小学4年生の女児……
「父親に殺された」小4女児はボクの姫と同い年である。
この子は沈黙していたわけではなく、「先生どうにかなりませんか」と学校のアンケートに書き込んで助けを求めていた。
にもかかわらず、学校も行政も助けるどころか、女児が助けを求めたアンケートのコピーを父親に渡してしまった!
あの父親には亡くなった女児以上の悲しみと苦痛、恐怖、そして絶望をたっぷり味合わせる必要がある。
SOSを受けた周囲の大人たちも同罪で、父親に準じる責め苦を受ける必要があるだろう。
この事件の続報に接するたびにボクは胸糞が悪くなって気分が滅入る。
この種の悲劇はずいぶんと頻繁に繰り返されている。
にも拘わらず次から次に同じような悲劇が繰り返され、幼い子供たちが悲しみと恐怖のどん底で息絶えていくのは、どう考えたってこの種の事件が担当の役人どもに何の教訓にも他山の石にもなっていないということの証拠だろう。
ぼぉ~っと仕事をしているから、救わなければならない命を見殺しにしてしまう。
役場の看板を架け替え、謝る役人の顔を取り換えただけのような、いつも決まった謝罪と反省の弁が繰り返し垂れ流されているだけなのが、つくづく悲しい。
この件について書くのは、書いていてやりきれなくなる。もうこれくらいにしておきたい。
後の二つの問題もしかり。
特に統計不正問題の根は深いが、国民の関心は決して高くないようだし、アベなんちゃらに至っては何の痛痒も責任も感じていないだけでなく、腹の奥でペロッと舌さえ出しているように見受けられる。
何かとても変だ。こんな時に大災害が襲ってきたら一体どうなってしまうんだろう?
以下は昨日の鎌倉・七里ヶ浜
普段穏やかなことの多い相模湾だが、昨日は波がそこそこ立っていた。遠景は伊豆大島
遠景の山影は箱根
こちらは湾の東側の葉山・三浦半島方面
最後の1枚は湘南モノレール湘南江ノ島駅屋上バルコニーから撮影。右奥に富士山の裾野が見えているが…
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ひろ
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