また夜遊びしてきた。
先日の丸の内と東京駅のイルミネーション見物に続き、わが山の神のリクエストは「ヨコハマのライトアップもきれいみたいよ♪」。
ミナト周辺ではみなとみらい地区の高層ビル群を舞台にした「ヨルノヨ」と銘打たれた恒例のイルミイベントに加え、今年から山下公園一帯でも「イルミーヌ ヨコハマ2023~横浜の未来が輝く~」が始まったそうだ。
イルミーヌの方はニッポンの照明デザイナーの草分けにして第一人者として知られる石井幹子さんと、その娘さんがデザインに参加しているという点でも話題なんだとか。
ミナト界隈とあれば、何を隠そう小学生時代からの縄張りで、今だってネズミの穴がどこにあるかひとつ残らず知り尽くしたエリアじゃないの。
よしっ、行こう♪
折しも季節外れのバカ陽気とはこの日の事で、夜の海辺を散策してもちっとも寒くない。
お陰で、多彩な光に包まれた師走の夜の山下公園のベンチにピッタリ寄り添って座るなんてことまでしちゃったのでした。
何十年ぶりかしらん。
山下公園の裏は中華街だし、どの店も人であふれかえる中、運よく狙いの店に席を探り当て、狙った料理を首尾よく胃袋に納めて、眼福、満腹、満足の夜遊びでございました。
JR関内駅から横浜公園を突っ切り、神奈川県庁前の日本大通りをミナトに向かって歩く
土曜日の夜とあって普段は人気もあまりない大桟橋にはゾロゾロゾロゾロ人波が続くのにいささかビックリ
みなとみらい21地区の高層ビル群が夜空に浮かび上がる
24日のクリスマスイブの夜はここに見えているビルのすべてが「全館点灯」となり、これもまた見応えがある
赤レンガ倉庫の周囲も特別な光に包まれていて、あそこでも「ヨルノヨ」の一ページが繰り広げられている
みなとみらい地区とは反対の山下公園地区を眺めると重要文化財の氷川丸とマリンタワーが異彩を放っている
んっ 横浜税関のクイーンの塔がピンク色に染まった…
…と思ったら、紫、青、水色、緑色に変わり県庁本庁舎のキングの塔の色も華やかなものに変わった
キングの塔の真上には三日月が浮かぶ
夜の大桟橋というところは、常に両手指の数くらいのカップルの姿があるにはあるが、それにしてもすき間がないくらいとは…
すると小ぶりながら一隻の客船が大桟橋に接岸を始めた
煙突のファンネルマークにはノルウェー国旗が描かれ、てっきりかの国の船かと思った
ところが…船尾には「暗車注意」という漢字表記があり、船尾に目を凝らすと、何とひらがなの文字が…
か・め・り・あ…丸…
何だ、伊豆七島航路を持つ東海汽船の船じゃないの…国旗と思ったのは社旗だったようだ
それにしてもそっくりなんだけど…いいの?
調べると大桟橋から東海汽船の拠点の東京・竹芝桟橋までのナイトクルーズで接岸してきたらしい
どうりで、ぞろぞろ乗り込んでいく人が居たわけだ
京浜工業地帯の夜景もきれいらしいからな
ファンネルマークに驚いていると、大桟橋の板張りの床(ウッドデッキとも言うそうだ)に光が躍り始めた
黄色に紫…
今度は緑色…
人が動き、シルエットが動くことによる視覚効果も面白い♪
奥に見える橋は横浜港をまたぐベイブリッジ
山下公園にやって来た
公園の木立に照明が当たり始める
木立をスクリーンに見立てているということのよう
噴水はいつもライトアップされてますがね
金色のマリンタワーを背景にサーチライトが交錯する
この沈床式庭園はバラ園になっていて、秋バラがまだ楽しめる
真っ赤な夜間照明ってのはあまり見かけないが、なかなか魅力的♪
これが石井幹子流かも
まだ花盛りのバラの奥にチャーミングなお尻を見せる氷川丸♪
山下公園通りのイチョウ並木に沿って灯されたイルミ
ちょっと色が多すぎてうるさい感じ もうちょっとシックにするか、色数を減らした方がボクは好みだけどね…
左のホテルは50年前に結婚式を挙げたところで、6月に金婚式で1泊し、ディナーを楽しんできた♪
名物・つけワンタン
表面はつるんつるんでスルッとのどを通り抜けていくが、噛むと中のエビがはじける食感がとても良く、太鼓判のおいしさ♪
イカとネギの炒め物 イカがすごく柔らかくてネギの甘さと絡まって美味
久しぶりにおこげを食べる 海鮮おこげ あの目の前で具を掛けてくれる時のジュウジュウ音が食欲を掻き立てる♪
そして600mℓ瓶の紹興酒は山の神が思ったほど飲まなかったので、ほとんどをボクの胃袋に注がれた♪