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平方録

もはや今からでは手遅れか

弱い雨が降っている。
日の出は04:26だからまだ弱冠間があるが、辺りの闇は既に退散している。
「非常に強い雨」が降る恐れがあると、昨夜の天気予報はしきりに言っていた。
注意すべきは低気圧が西から東に進む西日本と東日本だそうな。
太平洋岸ってことか。

昨日は午前中に自転車で海沿いの道を30キロ漕いで毛細血管の先の先まで酸素をいきわたらせてきた。
時々こういうことをしないとボクの心と神経は腐ってしまうから。
毛細血管てやつは使わないでいると消滅してしまうらしい。
消えてしまうと当然酸素はいきわたらなくなるので、例えば指先などが冷たくなるのはその産物なのだとか。
使っていない脳の場合はちょっと深刻だよな。
今カラデモ遅クナイ、原隊ニ復帰セヨ ⁈

本来通うべきところに血が通わなくなる――
何やら意味ありげな表現だが、当てはまるところはいくつもある。
すぐにいくつか思い浮かぶが恥ずかしすぎて書く気にもなれない。キーを打つ指が汚れる。
でも当事者はちっとも恥じていないところがこの場合のミソなのだ。
ミソも腐る。


7日にタネを蒔き、11日に芽を出し始めたホウレンソウの成長は目覚ましい。
あれよあれよ…ぐんぐん伸びている ♪
多分、今延びているのは子葉で本葉はこれからだろうが、それが出てきて10cmほどに育てば端から摘まんでサラダにして生のままムシャムシャ食べる。
柔らかくて甘いホウレンソウは常識を覆す美味しさ。

タネから育てているわけじゃないが、農協の直売所でレタス類の苗を買ってきた。
チリメンチシャ、非結球レタス…こんな名前初めて聞いたし、実物も始めて見た。
それにサラダ菜、スイスチャード。
スイスチャードの和名は普段草って言うらしい。こいつは「ただ今ペンキ塗りたて」みたいな野菜で赤色と黄色と白色がある。
買ってきたのは同じポットに赤と黄が混色されたもの。
葉っぱそのものは特に美味しいって訳じゃないが、サラダに加わると彩を豊かにしてくれる ♪

それとゴーヤを4苗。
ボクはゴーヤのサラダが好きなのだ。
薄くスライスするだけ。そこにカツオの削り節を振りかけ、薄いドレッシングをかけたり、または醤油を少し垂らして食べる。そのまま何もかけず、鰹節の味だけで食べるというのも好みである。
少し感じる苦みがよろしい。暑いからことさら美味し。
ゴーヤ様にお願いしたい。実と一緒にしっかり暑い夏らしい夏を届けてほしい。お願いします。
スイスチャード(右)とゴーヤ

狭いけれど書斎を持っている。
5年前に書棚の断捨離もどきをやって読みそうもない本はだいぶ整理したのだが、またぞろ元の木阿弥になりかけている。
おまけに自慢の広くて大きい机の上は雑多なものが積み重ねられ、ごみ溜めと化してしまっている。
晴耕雨読じゃなくて書斎の整理整頓並びに断捨離をしたい気分だが、はたして気が向くかどうか。

時間に余裕があるからなかなかその気にならない。
世の中はもともと皮肉なものなのだ。

こういう光景はイイね


湘南海岸の自転車道は周囲に雲があった割には日差しが届いていて、梅雨の晴れ間にしては上出来の部類。往復30キロ走って毛細血管の奥まで酸素を送ってきた。これで数日は生き永らえる。





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