海鳴りを聞きながら明けてくる東の空や南の空をベランダに出て眺めていると、トイレに起きてきた妻が「雷がすごかったわね」という。
ん? 知らない、いつ頃? と聞き返すと「午前1時ころよ」という。
ボクがトイレに起きたのは1時15分過ぎのことだ。
その直前まで雷公が暴れまくっていたらしい。
あの時刻に起きたのも、もしかしたら意識の底で雷に起こされたのかもしれない。普段はそんな時間には起きないから、ありうる話だ。
それにしても、外形的には白河夜船状態だったわけで、これはいったい大物なのか鈍感なのかどっちなんだろう。
というステレオタイプの分け方は無意味だとしても、危機管理的にはちょっと問題ありではないか?
たいていまっすぐ上を向いた状態で寝るのだが、横を向くとすれば聞こえない左の耳を下にして眠るようにしている。
そうすれば聞こえる耳がボクの周囲で起こる変化を聞き分けるだろうという期待なのだ。
それが昨晩は珍しく、聞こえる右耳を下にして寝た記憶があるから、もしかしたらそのせいで聞こえなかったのかもしれない。
すぐに寝返りを打つだろうから、というのが聞こえる耳をふさいだ姿勢で寝る理由だが、その時に何か起こったら…
と言うことは、ボクの危機管理は運に左右されるってことか…
昨夜10時ころ、そろそろ寝ようかと思って辺りの様子を伺いにベランダに出たらだいぶ真ん丸に近づいてきている月が雲のない夜空にぽっかり浮かび、近くで木星が強い光を発しているのを確認している。
あれは束の間のことだったようだ。
あれからしばらくして雷公がしゃしゃり出てきたってわけか。
雷公が暴れると梅雨が明けるって言うのが定説になっているような気がするけれど、今回の雷公との関係性はどうなんだ。
明けてくれたって一向にかまわないんだけどな。
暑い夏、大歓迎 !
寒い冬をじっと耐えたんだ。その分、暑くしておくれ。
04:05撮影の東の空
今朝は4時の時点では雨は止んでいた。
空一面にまだ黒雲が覆っていて、しかし東の空の地平線辺りがぱっくり裂けてまだ色が付いていない白色の輝きがのぞいていた。
見る間にその裂け目は塞がってしまったのだが、再び現れた雲の裂け目から今度は金色の光と共に太陽が昇ってきた。
今日は晴れて暑くなるらしい ♪
ただ南西の12mの強風が吹き荒れるらしい。
海辺ではもっと強く吹くだろうから自転車で海沿いを走るのはちょっと無理そうだ。
街中だってアゲインストでは相当難儀するだろう。
自転車はあきらめるしかない。
04:43撮影(見出し写真も)
今朝の円覚寺の坐禅会は珍しく中止だそうだ。
ホームページを見て知ったのだが、知らずに出かけてくる人もいるだろう。
極たまに、年に1度くらいだが、こういうことがある。
何だかよく分からないが、どこかの団体が主催する坐禅会を優先してのことらしい。
寺で坐れないのなら家で坐ればいいだけのことだ。
坐禅はどこででもできる。
知らないで円覚寺に行ってしまった人は隣の明月院まで行って「明月院ブルー」を見て来ればいい。
大勢の観光客が押し寄せる前に待たないで見られるよ、きっと。
余計なお世話か。
それにしても青空が澄みきって、なんと清々しい朝をむかえたことよ ♪