脳細胞を筆頭に筋肉やらその他の臓器を含めた部品の数々が経年劣化ってやつでだいぶくたびれてきていて、時にボク自身の意思とは違った動きや結果をもたらすようなことは今に始まったことでもなく、すでに自覚済みのことなのだが、最近新たに別の厄介なことが出現して頭を抱えている。
モノを片付けられなくなってきたのだ。
読みかけの本や雑誌の類、手紙やら何かのお知らせなどの郵便物、保存しようと切り取った紙片やコピーの類が放置されたままなのだ。
それも一か所ではないところが事の深刻さを現していて、まず書斎の机の上はゴミ置き場と化して数か月経つし、別の部屋のパソコンの机とサイドテーブルにも動かされた形跡のないままの〝堆積物〟がたまっているし、あろうことか食卓のテーブルにも同様の〝堆積物〟が、さらに同じリビングの掘りごたつのテーブルの上にまでそれが存在するのだ。
広大な邸宅に住んでいるならいざ知らず、たかだかウサギ小屋に毛の生えた程度の小屋に住みながら4か所もの〝堆積物〟を作るなんてことはビーバーだって真似のできない芸当だろう。
そう自嘲しつつ、密かに深刻だな、まずいなと思っているのが、読みかけの本を放置して一向に平気なことである。
読みかけなのだから一旦ページを閉じたとしてもすぐに続きを読むというのがボクの知っている人間のありようだった。
ところが、読みかけであることすら忘れてしまったとしか言いようがないくらい、本は”堆積物〟の中に埋もれたままなのだ。
こんなことって、もちろん今までになかったことだ。
畢竟、ボクはボクの知らないありようを持つ人間と付き合い始めたようなもので、なんか仲良くしたくないなぁと思いながら、そいつの魔力かはたまた妖術の類でも使われているのか、がんじがらめにされて身動きが取れなくなってしまっているのである。
一大事といって良いんじゃないかとさえ思っているのだ。
電車やバスの中、あるいは映画館や稀にクラシック音楽会の会場などにも現れる、他人に迷惑をかけてそれに気づかないどころか傲慢にさえふるまうどうしようもないジジイというものがいるものだが、まさかその同類項に近づいてんじゃないだろうね。
何がコワイって、これほどボクが恐ろしいと思っているものはないのだ。
今朝起きてみたら深い霧に包まれていて山は隠れ、ベランダに出るとべっとりと体が濡れるほど=2018.7.1 04:04
稲村ケ崎を通り抜けようとすると富士山が。関東の梅雨は開けたのだけれど西の東海地方にはまだ厚い雲に覆われている。境界はどこだ?
鎌倉高校前の交差点改良で右折レーンが出来て渋滞は減ったのだが、昨日の土曜日は久しぶりの大渋滞。お陰で運転席からパチリ
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