今朝は午前4時半に、早朝のまだかすかに凛とした気配の残る空気を切り裂いて自転車で海辺のパトロールに出かけた。
2,3年前くらいまでは猛暑だろうが何だろうが、日中のパトロールをためらう理由はなく、炎天下にペダルをこぎ続けたものだが、このところの猛暑はやや尋常さを欠くようでもあり、こちらがジジイになったことと併せて自重を余儀なくされている。
ただそれでは身中の虫は収まらず、「存在を忘れるな」とばかりに、このところ何かとうずき、悪さを仕掛けてくるのである。
身中の虫をなだめるために早朝パトでもやるか…
何日か前からその機会を探っていたところ、今朝は珍しく空気が澄み切っている上に風もなく、この様子なら富士山がきっとくっきり見えるだろうと踏んで家を出たのだった。
早朝の海辺の道路を走るのはチョー気持ちが良いうえ、富士山はくっきり姿を見せてくれていたし、やっぱり早起きは三文の徳でございました♪
今朝04:09の東の空 「有明月」が浮かび、そのすぐ斜め下には宵の明星が光る
夏には珍しい空気の澄み渡ったあ下がってきていた これなら富士山がよく見えるはず
江ノ電長谷駅脇の踏切を渡る
駅を過ぎるとすぐ坂ノ下海岸に出る 海は凪いでいた
台形のシルエットは葉山の三ケ岡 海面近くが薄っすら靄っている
4:52 東を見ると絹張山のあたりから日が昇りかけている
ツインピークスに見える左の2つのとんがりが鎌倉の絹張山
稲村ケ崎の切通しを抜けると…
4:58 おぉ♪ 狙い通り江ノ島越しに富士山が見えた
5:04 薄っすらと赤富士になっている♪
5:26 国道134号を西に走り片瀬東浜まで来る
あの白灯台まで行くことにする
5:32 弁天橋から見る富士山 左の箱根連山、右に丹沢山塊を従えた堂々たるパノラマ
5:32 久しぶりに見る朝のさわやかな空気の中に浮かぶ富士山の優美な姿
弁天橋を進む
5:34 参道が目覚めるのはもう少し後のことだ
潮が引くとこの海の下に沈んでいる砂州が顔をのぞかせ、対岸と陸続きとなり「まるでモンサンミシェル」と地元では売込中
太陽からの光の道が伸びているところが、立ち寄ってきた稲村ケ崎
5:44 白灯台までやってきた
なんだか秋っぽい雲が現れていた まだ出番じゃないぞ
4:04 江ノ島から戻る途中に大パノラマをもう1枚
6:10 江ノ電江ノ島駅の踏切を渡り帰路に