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平方録

春の嵐と花めぐり

東京じゃぁ予想を上回る速さで昨日、ソメイヨシノの開花宣言があった。
史上最も早い観測記録だった去年と同じ日付(3月14日)だそうな。
入学式に花を添える花だと思っていたが、卒業式に間に合う花に近づいているということか…
ガラガラ、ドカンドカン…派手で豪快な春雷の響きと閃光が冬と春の完全な入れ替え宣言であったように、朝からよく晴れて気温もぐんぐん上がった。

日曜日なので海岸沿いの道路は大混雑しているだろうし、キョロキョロ運転する観光客の車が怖いので海沿いの道路を避け、北鎌倉方面へ自転車を漕ぐ。
こっちの道路だって観光客の車が押し寄せるが、海沿いの道に輪をかけて集まってくるものだから身動きが取れず、ほとんど駐車場と化すので自転車は止まっている車の脇をぬってスイスイ走ればいい。

相変わらず東京や隣接県のナンバーが目立つ。
不要不急の外出は控えましょうって、緊急事態宣言が出されっ放なしなんだけどな。
ボク? 運動方々、近所を歩いたりジョギングや自転車を漕いでくることまで止められちゃいないよ。

円覚寺、東慶寺、浄智寺を巡って花の写真を撮ってきた。
もちろんブログ用。
しばらくは晴れマークが続いているから、その日暮らしで何か写してくれば間に合うのだが、一応念のため。
あんなに車が多いのに、寺はどこも空いていていい塩梅だ。
アジサイの季節の明月院もこうだといいのだが…


先ずは東慶寺 
東京じゃ、やっと5、6輪だろ。こっちじゃこんなにきれいな満開さ。
もっともソメイさん家のヨシノさんじゃなくって、見出し写真を見ると分かるがヨシノさんより花びらが長いし、よく似ているようで全体の印象はやはり違っている
でも、きれいだった ♪


東慶寺はウメの名所だが、さすがに終わっていた

しかし、花びらが散った後のガクが青空に真っ赤に透けて、一粒で2度おいしい…じゃなくて、一輪で2度楽しめる新発見!

歩いて5分の浄智寺 階段の両脇はシャガで5月ぐらいからの開花か

浄智寺の書院の佇まいはいつ見ても味わい深い

書院の前庭の花々が楽しみなのだが、今はちょうどサクラソウだった

東慶寺、浄智寺はともに臨済宗円覚寺派の禅寺だが、最後は本山の円覚寺
開山の北条時宗を祀る佛日庵には中国の作家魯迅から贈られたハクモクレンが大きく育っていて、見ごろを迎えていた

本堂の大きな屋根を超す高さに成長している

佛日庵と道路を挟んで反対側にある如意庵の階段脇の落ち椿

如意庵は非公開だが、山門に垂れる椿が絵になっている 左側の枝はウメ


昨年暮れから投入され始めた横須賀線の新型電車 電車に乗ることもなくなったのでまだ一度も乗り心地を確かめていない=北鎌倉駅 

わが家から北鎌倉への道すがら、思いがけないところで富士山が良く見えた

あれだけの雨量があったのだから、お山にもさぞ沢山降ったことだろう
南斜面のハゲ面も消えている

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