つるバラのせん定作業に着手した。
厚手の皮手袋をつけ、トゲとの格闘である。
先ずは「ローゼンドルフシュパリースホープ」と「バレリーナ」の2本。
ローゼンドルフは一昨年、黒点病やその他得体のしれない病気にかかり、あまり花を付けなかった。
冬の養生期間を過ごせばきっと復活するだろうと踏んだのだが、どうもそう単純なことでもないらしく、去年は株の一部に生育障害のような症状が現れ、葉っぱがきれいに開かず、小さく縮れたままの痛々しい姿だった。
そして今年は障害が出なかった枝にはそこそこの数の花が咲いたが、障害の出た枝は完全に復活したわけではなく、未だに後遺症の影響が残っているようで、花も十分に開かなかったり形がいびつだったり、期待外れだった。
来年こそ植物の持つ自然治癒力に期待したいが、はたしてどうだろうか、後遺症から脱却できているだろうか…
好きなバラなので、早く元気いっぱいに花を咲かせる姿を取り戻してもらいたい。
もう一つのバレリーナの方は玄関へのアプローチにあるアーチに、やはり一重咲きの「伽羅奢」と対にしてからませているのだが、こちらは元気なシュートも伸びていて、誘引せん定は楽だった。
去年のブログを見たら、初日は最高気温が19℃! にまで上がった暖かい日だったみたい。
今年の初日は14℃位までは上がったようで、何より快晴無風だったので快適に作業が出来た♪
腰をかばいつつなので、2本で止めておいたが、年内に終わらせたいつるバラはあと4本。
今日も晴れて気温も昨日よりやや高くなるらしいから、絶好のせん定日和になるだろう。
丹精込めた満開のバラを眺めるのはもちろん楽しく嬉しいことだが、草取りのような、地味で面倒臭くってあまり気が進まない作業を黙々とやるのが案外好きで、特に地面とだけ向き合ってやる草取りは「趣味」に加えたいくらいだ。
だから、こういう地味でとげが刺さって痛い誘引せん定作業も寒ささえ防げれば黙々とやっていられる♪
まだ咲いているキンレンカ