昨日午後4時前に江の島方面から逗子方面に車を走らせたところ、走った山側車線は行合橋を過ぎるまで相変わらず時速10数キロ程度のノロノロ運転だったが、海側の反対方向はスイスイ流れていて、オヤッと思ったのだ。
江ノ電の鎌倉高校前駅に差し掛かると、道路に描かれたレーン表示のペンキは如何にも真新しく、海側には4、5台分の右折専用レーンが設けられていて、右折の車の脇を直進車がスイスイと走り抜けていた。
スイスイというのはもしかしたらちょっと言い過ぎかもしれない。
というのは、この道、この個所を日常使っているドライバーは首をかしげたんじゃないか。ん? こんなにスイスイ走って大丈夫なのか、スイスイ走れるわけがないはずだが、と眉に唾つけながら、キツネにつままれたような気分で通り過ぎたはずである。
だから、反対車線から車の流れを見ていてスイスイには程遠く、戸惑いながら走り抜けているんだと言うことが伝わってくるようなオソルオソル、あるいは半信半疑の雰囲気だったのだ。
人間ってのはいじましいもんで、飼いならされてしまった場合にはどんな理不尽な環境であってもそれしかないとなれば順応するものだが、ひとたびそのくびきが外れ、さぁ自由にしてもいいんだよと言われてもたちどころにその自由とやらを謳歌することは出来ず、戸惑い、おっかなびっくり、周囲を伺いながら恐る恐る第一歩を踏み出していくような生きものなのだ。
その性癖がとてもよく出ていたんじゃないかと思うのだ。
工事を担当していたのは県の土木事務所で、この件に関して今のところ何のアナウンスもないようだし(少なくともボクのところには届いていないぞ)、新聞にも出ていないけれど、これまで大いに不自由を強いられてきたんだ、一言ご協力に感謝とかなんとかあってもバチは当たるめぇに。
小動岬に近いところでまだ擁壁工事が続いているっていったって、ここの交差点改良工事が主たる目的だったんだから。
その辺りがやっぱり役所仕事である。こうなると適正な税金の使い方だったのかって面も怪しくなってくるゾ。
ところで、まだドクターストップが解除にならず自転車には乗れないが、134号のこの区間はボクのパトロールエリアの一部なのだが、あまりスイスイ走れるようになると、ドライバーの中にはきれいな景色に見とれてよそ見するような不届き者が出てくることが予想される。
ノロノロ運転中ならいざ知らず、そこそこのスピードを出していてわき見運転でもされ、脇を走っている自転車が目に入らないようでは困るのだ。
今それがちょっと心配で、今後の推移、様子を注視していかなくちゃなぁと思っているのだ。
はねられでもしたら7、8メートル下まで飛ばされるからね。いくら下が砂地だからっていったって、そうなりゃ大ごとですぜ。
くれぐれも自転車や歩行者が巻き込まれるような事故だけは起きませんように。
円覚寺総門前の紅葉2題
紅葉を愛で、あるいは撮影するため総門前はこの人だかり
境内にも大勢の観光客の姿が
居士林の茅葺の門にモミジの紅葉が映える
居士林の庭のモミジの仲間は黄色に染まる
居士林門前(左の茅葺屋根)のモミジの様子。右の茅葺屋根は選仏場
居士林前のモミジを仏殿を背景に裏から透かして見る=いずれも11月26日(日)撮影
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