昨日は宣言どおり、わが家の2階の各部屋の窓ガラス磨きに汗をかいた。
「汗をかいた」は例えではなく本物の汗。
南関東の海沿いの町では気温が16度くらいまで上がったし、そもそも冬にしては高い気温に加え、ガラスの外側を拭く段になってベランダに出て作業すれば家自体が北風をブロックしてくれるものだから、降り注ぐ太陽のぬくもりは心地よさを通り越して暑いくらい。
体感温度は20度は軽く超えていたと思う。よっぽど短パンに履き替えようかと思ったくらいだ。
磨くガラスの数は17枚って昨日は書いたけど、2階には18枚の透明ガラスのはまった窓があり、寝室の5枚は既に妻が終わらせていたのでボクが担当したのは結局13枚だった。
作業を続けていると普段使わない筋肉を使うとみえて腕がナマってくるので、しばしの休憩を入れるが、休憩中にそれまでに拭いたところを眺め返すと、光線の関係で気が付かなかった拭き取り漏れなどのムラに目が止まる。
当然放置できないから、部分的にもやり直したり…
結局3時間超かかってしまったのは、ガラス磨きってのが一点の曇りも許さないものだって言うことの証だろうね。
損な性格かも。
それにしても律義と言うのか、子分だから親分の言いつけには逆らえないのか、アベなんちゃらが暮れのどさくさ紛れに護衛艦の中東派遣を閣議決定してしまった。
そもそもアメリカの45代がイランとの核合意を一方的に破棄しておいてペルシャ湾に波風を立てだしたのがきっかけだろう。
自作自演の芝居なら一人でやってればいいものを、「お~い、有志連合ってのを作るから軍艦に乗って集まってくれよぉ~」と欧州の国々や日本などの同盟国に召集をかけたのだ。
ところがどっこい、一人芝居に付き合うほど45代には人望も大儀も無いものだからどこも動きは鈍い。
当たり前だ!
そこに我らが忠犬アベなんちゃらは「親分さん、あっしは一人でも竹やり持って馳参じやすからね、安心して下せぇ」と相変わらずの摺りゴマ詰め合わせのお歳暮を贈ったのだ。
しかも、国会議論抜き。
派遣の根拠も防衛大臣の判断だけでOKの防衛庁設置法から引っ張り出して来た「調査・研究」だってさ。
あんたはコソ泥かい――ボクはそう問いたいね、アベなんちゃらに。
まっ、何も感じないだろうけどね。
BSテレ東の番組収録でアベなんちゃらは「原油が途絶えれば、日本経済、国民の生活も大変なことになる」と言ったそうだ。
だったら方法が違うだろっ ! ってのがボクの考え。
かつて中曽根内閣の時、今から32年前のこと、やっぱりアメリカの要請でペルシャ湾に自衛隊の艦船出動の要請があった時、前のめりになった中曽根首相を止めたのが当時の官房長官・後藤田正晴だった。
「戦争に巻き込まれますよ。戦争する覚悟は出来てるんですか。たとえあなたが覚悟したって、国民はどうなんです ? 」と。
このことは7月30日の拙ブログに「カミソリ後藤田」のタイトルで書いた。
結局、アベなんちゃらと言う総理大臣は側近に耳触りの良いイエスマンばかり置いていてブレーキ役が誰もいないこと、かてて加えて思慮分別に欠けるうえ、45代の親分の忠犬でいること、財界旦那の妾の座にすっかり満足しきって、双方の言いつけを忠実に果たすことで満足と快感を得ているとしか思えない。
我ら国民は完全無視という訳なのだ。
東アジアは独裁国家ばかりじゃねーの。化石地帯か。
ガラス磨きに精出した昨日はこういう真青な空が広がっていたのだが
時々、こんな雲がサ~ッと出てきてサッと去っていった
見出し写真は2階のベランダに置いてある「空蝉」のつぼみがロールカーテンに映ったところ