わずか1泊のプチ旅だったが、これ以上は望むべくもないというくらい奇麗な青空が広がり、風も爽やかに頬を撫でていく程度のそよ風で、気温もほどほどで申し分のない天候に恵まれた。
こうした条件が整うだけでも、旅の楽しさは倍加すると言うもの♪
孫息子の若は"雨男"らしいが、わが山の神は折り紙付きの"晴れ女"で、台風が接近していたって予定通りに彼女が旅に出れば、まるで台風の目の中に入ってしまったように、彼女の進路周辺だけは青い空がのぞき、雨風はぴたりと止まる!?という魔女のような人。
今回も軍配は超楽勝で山の神に上がったのでございました♪
ということで、以下は備忘録写真集

泊まったホテルは錦ヶ浦に面したところ

レストランと窓の外に見えた岩壁の位置関係はこういう感じだったか…

荒々しい岩肌は水冷破砕溶岩と呼ばれるもので、かつて近くに海底火山の噴火口があった証拠と言われている

錦ヶ浦の観音窟 かつては観音様が祀られていたという 昔は自殺の"名所"だったからか…

岩肌のあちこちにシャリンバイの白い花が花盛りを迎えている

ホテルから2キロ足らずの山の斜面に広がる「アカオ フォレスト」に寄ってみる

隈研吾氏設計の茶店の前には巨大盆栽に見立てた幹や枝をくねらせた松が…

かねてよりホテル直営のバラ園として観光名所になっていたが…

バラはまだほとんど咲いていなかった

ガッカリしていたら、パワースポットと表示された場所が現れた

備え付けのイスに座って見あげた空と新緑
そして海からだろう、座っていたらヒンヤリした風が吹き抜けていった

谷にクモの巣のようなものが張られている

空中オブジェですな

アーチのバラもまだ開花に至らず

ようやく見つけた花もこの程度

バラの花越しに青い海が見える光景は美しいはずだけど…

手入れをしていたガーデナーの女性に聞くと「去年は連休中に満開でしたが…」

「サクラと同じ仲間だし、今年はサクラの開花が遅れたのでバラも同様なんです」
「お客さんの中には、もうヨコハマではたくさん咲いてるのに…と、イライラされる方もいますが、こればかりは仕方ありません」
それにしても入園料は4000円もするしなぁ……

気を取り直して来宮神社へ

お目当ては樹齢2000年といわれる御神木の大クス♪

圧倒的な存在感!

常緑樹のクスだが、今の時期が新しい葉に生まれ変わる時期で、それもひと段落ついたようで、新緑がたくさん吹き出していて下から見上げると陽の光に照らされて光輝いて見えた♪

まるで岩!

新緑が陽に映えて神々しいばかりの美しさ♪ 衰えを知らない生命の息吹そのもの♪
こういう巨樹を目の前にすると感じるものがあるものですなぁ

2000年という途方もない年輪を刻み、これからも更に年輪を重ねていくことだろう

2000年という途方もない年輪を刻み、これからも更に年輪を重ねていくことだろう

「日本最樹齢の樟」「国指定天然記念物」と書かれた看板
樹齢は「二千年以上」と書かれ、樹勢について「この大クスは2000年の間、世の天変地異をを経て今の世に至りましても、その樹勢は衰えず、いよいよ旺んにして根は深く大地を踏まえ、巌石の如き様相を呈し『延命長寿』の象徴とされています」とある
樹齢は「二千年以上」と書かれ、樹勢について「この大クスは2000年の間、世の天変地異をを経て今の世に至りましても、その樹勢は衰えず、いよいよ旺んにして根は深く大地を踏まえ、巌石の如き様相を呈し『延命長寿』の象徴とされています」とある