サッカーW杯アジア最終予選B組のUAE戦で日本が2-0で快勝したのを見届けてパソコンに向かっている。
この試合の結果、サウジアラビアと勝ち点13で並び得失点差でグループ2位だが、3位とは勝ち点で「3」の差が開いたので本大会出場へ大いに前進したことになる。
この試合の殊勲者は得点した久保と今野はもちろんだが、1点リードした直後に相手に突破を許し、あわや同点というシュートを右足で防いだゴール―キーパーの川島のスーパーセーブは特筆ものである。
あそこですぐさま同点にされていたらホームで戦っている相手は乗りに乗り、日本の勝利は難しいものになっていただろう。
久しぶりの出場だったが、良い仕事をしてくれた。あっぱれあっぱれ! 後半早々2点目が入った後は、比較的安心してみていられた。選手諸君よくやった!
さて、本当に長く忙しい1日だった。
まず23日午前10時から大阪の国有地払い下げをめぐる森友学園問題の証人喚問が行われた参院委員会のテレビ中継を見、午後2時半からは同じ問題での衆院での承認喚問の様子をテレビで見続けた。
この証人喚問が終わるとNHKは相撲中継に切り替わり、全勝の新横綱稀勢の里の相撲を見て連勝を伸ばしたのを確認し、風呂に入り、夕飯を食べ、9時前には一旦床に就いて3時間超の睡眠をとり、深夜零時にガバッと起きて、サッカーを観戦したわけである。
こんなに長くテレビの前に座り続けるのも珍しいが、中継の中身そのものが珍しい、めったに見られないシロモノなのだから、テレビの前のシミになるのもムベなるかなといったところだ。
午前と午後の証人喚問を見続けて感じたことだが、証人の森友学園理事長の言い分を全面的に信じるわけではないが、全くの嘘八百、ねつ造した話をしゃべったわけではないだろうということである。
ひとつはアベなんちゃらのカミさんから受け取ったという100万円の寄付金のこと。
カミさんは連れていた秘書役のような政府職員に席を外させ、理事長と2人きりになったところでカバンから取り出した封筒に入った「金子」をいただいた、と証言したんである。
私共に対して尊敬する首相からの寄付金に感激したのだから、特に印象に残っているのだとも付け加えた。
もう一つ、ふぅ~ん、へぇ~、と感じさせられたのが、定期借地契約に関する年数延長の話。困った理事長が理事長の経営する幼稚園の名誉園長を引き受けてくれている縁で、アベなんちゃらのカミさんに相談しようと電話したものの海外に出かけていて留守で、留守電に相談の趣旨を吹き込んでおいたら、カミさんの秘書役をしている職員だか誰かからファックスが届き、残念ながら期待に沿えない旨の返事をもらったというのである。
これはとりもなおさず、電話の趣旨を受け止めたカミさん側が、実際に関係省庁に当たったことを示しているのであって、口利きがあるなしにかかわらず、担当の省庁には「首相夫人からの問い合わせ」としてテークノートされたはずである。
ま、番犬であるところの官房長官は「できません」と当たり前の返事をしただけだと主張しているが、どういうニュアンスで相手方省庁に伝わったのかという点を含めて、果たしてそれだけだったのかどうか、注目したいところである。
今日は政権側が国会招致を渋ってきた、今回の国有地払い下げのキーパーソンとみられる財務省官僚2人の証人喚問がある。
100万円の寄付の話、口利きの返事と目されるファックス……。いずれにしたって火のないところに煙は立たないんである。
アベなんちゃらが最初のうち、森友学園が作ろうとしていた小学校の教育理念を大いに称揚していたことは事実なんであり、それがこの問題が深まるにつれて手のひらを返し、距離を置き始めたというのも、明らかなことなんである。
アベなんちゃらの往生際とやらをじっくり見物させてもらおうじゃないの。
ボクはの方はとりあえずもう一寝入りしよっ。
妻が活けたわが家の庭の花
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