1日の朝起きた時に痛かった喉は風邪の症状だったらしく、あれから喉の痛みはヒリヒリ度を増すし、痰は絡むはでうっとおしいことこの上なかった。
それでも痰が出来て、やがて痰が切れだすということは症状も峠を越え、回復に向かいだした証拠だろうから良しとしていたのだが、今朝起きて見るとのどの痛みはほとんど消えていて、絡まっていた痰もどうやらほぼ消えたようである。
一方で喉の痛みと一緒にやって来ていた鼻水の垂れ流しは、てっきり寒冷アレルギーだと思っていたのだが、2日目からは俗に言う〝あおん洟〟に変わったから、多分こちらも風邪の症状だったらしい。
この間、自転車でのエクササイズにも出かけたし、何の支障もなく普段通りの生活が送れたのは、この手の風邪では熱が出ないためだろう。
とはいうものの、自転車を漕いでいる最中、少し強めに漕いで呼吸を荒くすると喉の奥がひりついて、気管支ごと飛び出してくるんじゃないかと心配したくなるくらいせき込んで何度か往生した。
ああいう時って、苦しくて涙がぽろぽろこぼれるんだよな。
おまけにどろっとした〝あおん洟〟だったはずの洟もなぜかサラサラの鼻水に変わって垂れてくるから、涙と鼻水の流れ放題、垂れ放題でまったくザマはないのだ。
しかも、せき込むわけだから、ゲヘゲヘゴホゴホと傍で見ていればこいつ、しまいには窒息しちゃうんじゃないかと心配するくらいにのたうち回るのだから哀れなものである。
あんな姿を惚れたあの子に見られたら、もう絶望の淵に追いやられ、そばに豆腐が落ちていれば角に頭をぶつけて死んでしまいたいと思うだろうね、お立合い。
まっ、そういうひどい目にも遭いましたが、今朝起きて見ると喉のとおりがことのほかスムーズなのは久しぶりの感触なのでございます。
これもひとえに、時代劇の話だとばかり思っていた土産の菓子折りの底から敷き詰められた金貨が出て来たなんてことが、今の世の中で白昼堂々とまかり通ったり、大停電とその後始末の責任を被害者そっちのけで他人になすり合う醜い光景を見せつけられたり、果ては「モリカケ問題」の説明を何らしないまま頬かむりを続けてしゃあしゃあとしているわれらがアベなんちゃらのお陰…
こんなありがたい治世が日本の歴史上、かつてあったでせうか。
とにもかくにも ありがたや ありがたや あぁ ありがたや ありがたや…

夜の水族館ではメンテと清掃作業中(新江ノ島水族館、見出し写真も)


大水槽