ようやく抜けた風邪をぶり返させるのが嫌で2週続けて坐禅をさぼったのだが、午前中から思いがけないほど暖かくなったので火曜日ころから始めようと思っていたバラに寒肥を施す作業に着手した。
じっとしているのがもったいなくて、自分の意思というより、身体が勝手に動いてしまったと言ったほうがいいかもしれない。
さもなくば、バラの方がもうぼちぼち肥料を食べさせてよと、秘密の周波数を使った電波を発信しかけてきたのだろう。
その微弱電波をわが体内の奥底のレーダーが敏感にかぎ分けててキャッチし、反応したと言うことだろう。
理性の及ばざるところと言ってもよく、季節の変わり目には時としてこういう神秘的な現象が現れるのである。
そういう意味で、人間はやはり自然の一部なんだという自覚を新たにさせられるのだ。
そう感じること自体が嬉しくもある。
人に限ったことではないかもしれないが、こうして春を迎えるころになると何か心が突き動かされるような気がし、心が浮きたつように感じられるのは、こうした地球上の生物間における微弱電波のやり取りが増えるためだとボクは推測しているのだ。
春が気ぜわしいというのはまさにこのためなのである。
ただ、現代人の中にはこうした微弱電波のやり取りを聞く余裕というか、環境にいないものも大勢現れてきて、そういう連中が起こす行動はどれもトンチンカンでピント外れで、傲慢極まりないものばかりで、その結果、自然の摂理からかけ離れ、このちっぽけな宇宙船地球号すら危うくしかねないというような、文明社会の陥穽に落ち込むのである。
その典型例が核兵器の誕生だし、あろうことかこの核兵器を小型化して「使い勝手の良いものにする」のだという話を聞くと、開いた口は塞がるどころか下がった下あごは外れっぱなしになって、フガフガ状態である。
こんちくしょうめ! 怒髪天を突く思いである。
こんなものが1発発射されでもしたら、それこそ報復合戦になるだろう。
地球上、様々なところで小型のキノコ雲がにょきにょき立ち上るのだ。
キノコ雲の下では何が起こるのか。大小の問題ではないだろうに。人類は2度もその経験をさせられているのだ。
もう過ちを繰り返してはいけない。
いくら小さいからと言ったってナメコやシメジがにょきにょきなら歓迎だが、キノコ雲は絶対にいけませんや。ありゃぁ捨てなきゃだめだよ。
寒肥のことをもっと書きたかったのだが、萎えてしまった。
地植えのつるバラ4本と株立ちの5本のバラに寒肥を施す。これは3年目のバーガンディーアイスバーグ ♪
おまけ
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heihoroku
高麗の犬
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