風がなく、春霞に包まれたような暖かく穏やかな1日だった。
わが家から車で30分足らずの海辺のゴルフ場で半年ぶりのゴルフを楽しんだ。
昔の職場の後輩たちから誘われ、何となく適期的な開催になっているのだが、今回は間が開いて半年ぶり。
前回9月下旬に使って、そのまま手入れも何もしないまま、埃や枯草と一緒にしまい込んでおいた道具一式を使うという、ゴルフの神様に聞かれたら頭から湯気を出して怒られるありさまで、カビでも生えていやしないかとヒヤヒヤしたが、カビの方も敬遠したと見えて無事ではあった。
ただしゴルフの神様にはそっぽを向かれてスコアは散々だったが、手押し車にゴルフバッグを載せ、18ホールを押して歩くという珍しいコースなだけに久しぶりに1万6000歩を歩き、心地よい疲労感を味わえた。
これは自転車で100kmを漕いできた時の感覚に似ていて、心地よい疲労が深い睡眠をもたらすからだろう、いつものように午前4時に起きるのが少し辛く、布団の中で30分ほどぐずった末に諦めて起きた。
まぁ、我らのゴルフの目的は芝刈りもさることながら、18ホールを終えた後の19番ホールで飲みながら近況報告をしあうことで、特にメンバーにまだ現役の役員がいて、彼から会社の現状報告を聞いてあれこれ余計な口出しをしたりして、悦に入るのである。
現役君は労務担当で、今日、まさに労働組合との間で団体交渉が予定されていると言っていたが、まだ春闘は解決しておらす、どこまで賃上げ要求に応じられるか、「もう少し時間がかかりそうです」と言っていた。
労務担当が団体交渉を控えた前日に会社を休み、ゴルフに興じていた…なんてことが組合に漏れ伝わったりすると厄介だと思うが、「情報収集の一環です」と涼しい顔をしていた。
ともあれ、次回の開催が決まれば、その前に打ちっ放しの練習場に行って、少し練習をしておこうと思う。
それにしても肉体疲労の後のアルコールの美味しさよ♪
山の神が相手の家飲みと違ってよく飲んだ。痛飲に近い。こちらも久しぶり♪
前日の澄んだ空気は去り、富士山はぼんやりした霞の中に浮かんでいた
松林の中のゴルフ場
花粉を飛ばす寸前のマツと松ぼっくり
これは珍しい品種なので写真に撮ったが、この辺りの海辺の松林に生えているのは多分クロマツで、ゴルフ場はもちろん、国道134号や湘南海岸自転車道沿いに延々と広がっている
これらのマツが一斉に花粉を飛ばすと風向きによっては「黄色い煙幕」が張られたような壮観な光景が出現する
ゴルフ場の池の水面は飛ばされてきた花粉によって黄色く変色して異様な景色になる
ボクはスギ花粉などはヘッチャラだが、マツの花粉は粒子が大きく、目に入るとゴロゴロして苦手である
今朝の空蝉
前日よりは開いているのは間違いないが…
もう「開花」と言っていいのだろうか
双子のアネモネ
こちらも前日に比べると、やや開いてきたが、まだ開花とは言えないね
こちらも前日に比べると、やや開いてきたが、まだ開花とは言えないね