劣勢のロシアがもしウクライナで小さい規模でも核兵器を使ったら…
もし核爆弾を使って放射性物質が西側NATO諸国に降り注ぐようなことがあると、NATO側はNATO諸国への攻撃とみなし、反撃するのだという。
チェルノブイリ原発事故ではヨーロッパ中に放射性物質が降り注いだことがあり、空気の流れは東から西に流れているらしいから「if」の話ではない。
そうなるとウクライナ対ロシアの局地的な戦がアメリカを中心とした西側軍事同盟のNATO対ロシアの全面戦争という事態に発展することになる。
そんな!…と言葉も無い。
一方でアメリカがロシア指導部に対して直接、繰り返し何度も、「核を使ったら取り返しのつかないことになる」という趣旨の警告を続けていることについて、昨夜のBSのニュース番組で専門家のひとりが「ウクライナ領内にいるロシア将兵と黒海艦隊をせん滅する」と言う意味のことだと指摘し、同席した別の専門家も否定しなかった。
西側は核兵器で報復するのではなく、通常兵器を使ってせん滅作戦を行うらしいが、ロシアがどう出るか。
こうやってロシアにぎりぎり核兵器使用を踏みとどまらせようとしているらしいが、はたして劣勢のプーチンがいつまで冷静な判断力を維持できるのか…
ロシアが万が一にも核兵器を使い、このせん滅作戦が実行に移されるようなことになってしまったら…
ロシアだってすぐに白旗を掲げるかどうか…
まさかプーチンはNATOと破れかぶれの全面戦争に踏み出すつもりじゃないだろうな。
それは全面核戦争を意味することに他ならない。
世界は今まさに紙一重の危うい事態に直面している。
勘弁してくれよと言うしかない。
ロシア国内では新たに30万人の動員令がかかり、集められた人たちが各地の集結地で「兵器も軍服も食い物もロクくに無いじゃないか」と不満を爆発させているらしい。
戦争反対のデモに参加している「心ある人たち」をふん捕まえて前線に送り込もうとしているのだから、彼らが扇動して騒ぎを起こしていることだって十分考えられる。
国営放送までもが断片的ではあっても戦況の悪化を伝え始めたらしい。
どうやらプーチンの締め付けが緩み始めた証じゃないか、とも指摘されている。
国民の間に動揺と不安が広がれば「戦争反対」のうねりが水面下から表に出て来るんじゃないか、そんな期待もわずかだがある。
これまで、ロシアという国を動かしてきたのは常に、普段は何も言わない大人しい国民たちが、不満を募らせて立ち上がった時だという。
ウクライナにしかけた「軍事作戦」とやらが、一方的な侵略戦争だと知ったらどういう反応を示すのだろう。
せん滅作戦なんて真っ平ご免だし、気のいいフツーのロシア人が核戦争なんて望んでいるわけがない。
フツーのロシア人よ、立てっ! 立ってくれっ!
立ってプーチンの目を覚ましてくれっ!
ナスの花 我が家はただ今秋ナス堪能中 嫁にも食べさせながら♪