昨年はゴーヤもトマトも育ちませんでした。 理由はもう一つの記事に記しました。
理由の一つが土です。
庭の土をそのまま使ったら大きく育ちませんでした。
※庭の土は10年以上肥料も何もやっていない自然のままの土で、最初は固く10cm掘るのも大変な状態でした。
そこで1つ実験してみました。
プランターに肥料を入れた土と、庭の土そのままの土でラディッシュを育ててみました。 ラディッシュは育てるのが容易で初心者向き。 かつ1ヶ月程度で収穫できるので実験にはもってこいです。
種を蒔いたら、ほぼ全ての種が発芽しました。
結果を先に言うと、肥料入りの土のプランターからはお店で売っている様なラディッシュが20個程度取れました。
一方、庭の土そのままのプランターもほぼ全ての種が発芽しました。 育成は少し遅いけど葉っぱもそれなりに大きくなりましたが、1個も取れませんでした。 最後に抜くとひょろひょろに痩せた根があるだけでラディッシュ特有の丸い膨らみはできませんでした。
という事はやはり庭の土に栄養がない事がわかりましたので、庭の土改善計画です。
改善といっても私がやるのは単純です。 土に野菜くずを入れて土の中の微生物を増やす! だけです。
私のイメージは私たちがヨーグルトを食べて腸内細菌を増やしてあげる! みたいな感じで土の中にいるわずかな微生物に餌を与え、微生物を増やし、野菜くずなどを分解してもらおう! みたいな単純なものです。
野菜くずと言っても汚い物を埋めたくないので、最近はスイカの皮やメロンの皮、あとバナナの皮などを細かく切って土に埋めています。 埋めたら少し水をまいて湿らすだけです。
あと、お米を歩付き米で買っており、希望すれば米ぬかをもらえるので、その米ぬかも土に混ぜました。 米ぬかはすぐにカビが生え効果がありそうです。
1週間位過ぎた頃からダンゴムシが増え、土をかき混ぜているとミミズの赤ちゃんも見かける様になりました。
気温が関係あると思いますが、この6月の気温なら1週間もすればバナナ、スイカやメロンの皮は見えなくなります。
何より効果がありそうだな? と感じる理由は土をかき混ぜていると昔はほぼ無臭だった土ですが最近は「土」らしい匂いを感じるようになったことです。
しばらくしたらこの土でラディッシュを実験的に育ててみたいと思います。 ラディッシュが普通に育つようならばこのままコンポストもどきを続けて来年のゴーヤやトマトの育成用の土に使いたいと思います。