28th Feb 2017 (Tue) 45歳過ぎて、転職でもしてみますか? 気になる年収は?
何度も言って恐縮ですが、本当に... 今の会社に不満がないので、転職する気にならないのです。
今の会社の風土、ここ数年の業績、私の上司、上司の上司、チーム、お客さん、給料、駐在生活、ほぼ全ての待遇に大満足しており、おかげで私生活も充実しているので、このままあと数年間? 快適な駐在生活を続たいというのが本心です。 @妻も、この快適生活を続けてもいいと思ってくれています。
一方、転職先にも「それなりに?」メリットがあるので悩んでいます。 メリットは4つかな? 1つ目のメリットは年収が300万円程度UPする可能性がある。 最後のネゴで300万円未満のUPになる可能性はありますが年収UPは1つの魅力です。 2番目は、タイの駐在生活にピリオドを打ち、日本の自宅で庭の草むしりをしながら生活できる。 オフィスも六本木だし、お客さんも丸の内だし、日本のサラリーマンらしい生活ができるのではいかと思っています。 これは日本にいつか帰らなければなりません。 日本に帰る+年収UPならいう事ありません。
3番目は、転職先の会社は、今の会社より規模が大きく、優秀な人がいっぱいいるので、私自身も成長するかもしれません。 4番目は、担当する(であろう?)お客さんは大手有名企業で、担当する(であろう?)プロジェクトも、たまに新聞にも掲載される大きなプロジェクトの一旦を担ぐ仕事なので、それなりにやりがいがあり、しかも転職先の会社はそのプロジェクトの司令塔でもあります。
私自身には、お金以外にもメリットはありますが、家族を養う身としては、収入も大事な判断ポイントとなります。 @会社でのストレスなんか、私自身の中でどうにでもコントロールできる(はず?)だし... という事で、ちょっと「今の生活」と「転職後の生活? お金?」 をシミュレーションしてみました。
結果は、お金だけを考えるならば、転職せずに今の生活を続けた方が、貯金可能額? 住宅ローン繰り上げ返済額? が多いです。 これは、理由が2つあります。 1つは、転職すると手取り額は増えるのですが、日本での生活費はバンコクの生活費より高いので、貯金に回せる額が減ってしまう。 2つ目は、日本とタイの税制の違いです。 今は日本とタイと別々に給料をもらっていますが、転職すると全額日本から給料をもらう事になり、収める税金も増えるので、貯金に回せる額が減ってしまう というメカニズムです。
ただし、今後の私の人生を考えるならば、目先(直近?)のお金だけで判断するのではなく、将来を見据えて基準年収がUPしておいた方がいいとも考えます。 今の生活は、基準年収+(臨時的な?)駐在手当で構成されており、(日本の)所得証明書上の基準年収は低いままです。 @その代り、税制の差でお得に生活できています。 しかし、もし、ここで転職して基準年収が300万円近くUPしたら(200万円でも100万円でもいい)... 今後も転職があるか分かりませんが、もし? あるならば? その時に、更なる年収UPも狙える可能性もあり、有利に働くかもしれません。 @基準年収が大幅に上がるチャンスはそうありません。 普通は? 人件費を抑えたい採用側も... 現年収+50万とか、100万とかを狙ってくるものです。
ということで、こちら側としても、どの金額で折り合いをつけるか、事前調査が必要です。(笑
ということで、ざっくり計算してみました。 現在は、現在の日本の基本年収に駐在手当がついており、日本に帰るとこの駐在手当は消えてなくなります。 税制の違いと、タイの物価の違いで、日本にいた頃より、年間131万円多く貯金できています。 @都心の高級マンションに住み、時々ゴルフに行き、時々飲みに行き、ブランド物を買い、ほぼ毎月旅行しても、年間貯金額は131万円増えます。 @我が家の場合、日本の家の電気代や水道代など払い続けてこの金額差なので、日本の家を引き払って来ている駐在組は「もっと」お金が貯まります。 @だから、駐在生活はやめられないのですね?
さて、今の給料で日本で暮らした場合を基準に5つのケースを考えてみます。
まず1番目。 海外駐在員をあと2年続ける場合です、(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)年間131万円x2年で、262万円余分に貯金できます。 これが全ての基本となります。 しかし、2年後に日本に帰ると、元の年収(定期昇給はありますが)に戻ってしまい、増える貯金額はZEROとなります。
2番目。 もし転職して年収が100万円上がった場合を計算してみました。 手取り額で約3万円上がり(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額が増えるのは年間36万円。 2年で72万円で、駐在を2年続けた時との差額は-190万円。 この金額差だと約5.2年(実際には7.2年)頑張らないと、1番目の駐在2年続けるのと同じになりません。 従って、年収+100万円なら「転職お断りで現状維持」か「駐在が終わる2年後に転職」が得策です。
3番目。 もし転職して年収が200万円上がった場合です。 (現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は年間84万円増え、2年で168万円となります。 駐在を続ける場合の差額は-94万円となり、新しい年収でプラスになるのは1.1年後(実際は3.1年後)となります。 この場合は、微妙な所です。 直近の金額を選ぶなら「転職お断り」、長い目で見るなら「転職してみようかな?」となります。 まぁ、3年で元取れるなら、転職かな?
4番目。 もし転職して年収が300万円上がった場合です。 現在はこのケースが提示されています。 この場合(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は108万円増え、2年で216万円となります。 駐在を続ける場合との差額は-46万円となり、新しい年収でプラスになるのは約5ヶ月後(実際は2年と5ヶ月後)となり、これなら完全に?「転職あり」となります。
そして5番目。 あるか分かりませんが? もし年収が400万円上がった場合の「夢を見て」みます。 この場合(現給料+日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は168万円増え、2年で336万円となります。 これは駐在を続けるよりも多い金額で、1年5ヶ月後から(実際には7ヶ月前倒しで?)新しい年収がプラスとなります。 もちろん? この場合は「転職大歓迎」となります。
ちなみに年収が350万円上がった場合は、年間貯金できる金額は1番と同様131万円となり、2年後から新給料がプラスとなり、こちらも「転職大歓迎」という結論になりそうです。
従って、(日本の家も普通に維持している私の生活パターンをベースに)貯金できる金額ベースで考えると、今の駐在生活は年収が350万円上がったのと同様の効果があることが分かります。 そして、転職するか? 見送るか? の境目は、年収が200万円上がるか上がらないかで判断したら「良さそう」だ! という事も分りました。
(まだいくつか面接が残っているので全て通るのか分りませんが?)もし、転職先の人事部が給料を抑えようとしてきた場合は、現年収+200万円が転職条件となりそうです。
私に期待してくれているのは、面接する相手のレベルからも伝わってきます。 実際に転職するか、しないかは「別」にして、ちょっと真面目に面接に臨んでみたいと思います。
何度も言って恐縮ですが、本当に... 今の会社に不満がないので、転職する気にならないのです。
今の会社の風土、ここ数年の業績、私の上司、上司の上司、チーム、お客さん、給料、駐在生活、ほぼ全ての待遇に大満足しており、おかげで私生活も充実しているので、このままあと数年間? 快適な駐在生活を続たいというのが本心です。 @妻も、この快適生活を続けてもいいと思ってくれています。
一方、転職先にも「それなりに?」メリットがあるので悩んでいます。 メリットは4つかな? 1つ目のメリットは年収が300万円程度UPする可能性がある。 最後のネゴで300万円未満のUPになる可能性はありますが年収UPは1つの魅力です。 2番目は、タイの駐在生活にピリオドを打ち、日本の自宅で庭の草むしりをしながら生活できる。 オフィスも六本木だし、お客さんも丸の内だし、日本のサラリーマンらしい生活ができるのではいかと思っています。 これは日本にいつか帰らなければなりません。 日本に帰る+年収UPならいう事ありません。
3番目は、転職先の会社は、今の会社より規模が大きく、優秀な人がいっぱいいるので、私自身も成長するかもしれません。 4番目は、担当する(であろう?)お客さんは大手有名企業で、担当する(であろう?)プロジェクトも、たまに新聞にも掲載される大きなプロジェクトの一旦を担ぐ仕事なので、それなりにやりがいがあり、しかも転職先の会社はそのプロジェクトの司令塔でもあります。
私自身には、お金以外にもメリットはありますが、家族を養う身としては、収入も大事な判断ポイントとなります。 @会社でのストレスなんか、私自身の中でどうにでもコントロールできる(はず?)だし... という事で、ちょっと「今の生活」と「転職後の生活? お金?」 をシミュレーションしてみました。
結果は、お金だけを考えるならば、転職せずに今の生活を続けた方が、貯金可能額? 住宅ローン繰り上げ返済額? が多いです。 これは、理由が2つあります。 1つは、転職すると手取り額は増えるのですが、日本での生活費はバンコクの生活費より高いので、貯金に回せる額が減ってしまう。 2つ目は、日本とタイの税制の違いです。 今は日本とタイと別々に給料をもらっていますが、転職すると全額日本から給料をもらう事になり、収める税金も増えるので、貯金に回せる額が減ってしまう というメカニズムです。
ただし、今後の私の人生を考えるならば、目先(直近?)のお金だけで判断するのではなく、将来を見据えて基準年収がUPしておいた方がいいとも考えます。 今の生活は、基準年収+(臨時的な?)駐在手当で構成されており、(日本の)所得証明書上の基準年収は低いままです。 @その代り、税制の差でお得に生活できています。 しかし、もし、ここで転職して基準年収が300万円近くUPしたら(200万円でも100万円でもいい)... 今後も転職があるか分かりませんが、もし? あるならば? その時に、更なる年収UPも狙える可能性もあり、有利に働くかもしれません。 @基準年収が大幅に上がるチャンスはそうありません。 普通は? 人件費を抑えたい採用側も... 現年収+50万とか、100万とかを狙ってくるものです。
ということで、こちら側としても、どの金額で折り合いをつけるか、事前調査が必要です。(笑
ということで、ざっくり計算してみました。 現在は、現在の日本の基本年収に駐在手当がついており、日本に帰るとこの駐在手当は消えてなくなります。 税制の違いと、タイの物価の違いで、日本にいた頃より、年間131万円多く貯金できています。 @都心の高級マンションに住み、時々ゴルフに行き、時々飲みに行き、ブランド物を買い、ほぼ毎月旅行しても、年間貯金額は131万円増えます。 @我が家の場合、日本の家の電気代や水道代など払い続けてこの金額差なので、日本の家を引き払って来ている駐在組は「もっと」お金が貯まります。 @だから、駐在生活はやめられないのですね?
さて、今の給料で日本で暮らした場合を基準に5つのケースを考えてみます。
まず1番目。 海外駐在員をあと2年続ける場合です、(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)年間131万円x2年で、262万円余分に貯金できます。 これが全ての基本となります。 しかし、2年後に日本に帰ると、元の年収(定期昇給はありますが)に戻ってしまい、増える貯金額はZEROとなります。
2番目。 もし転職して年収が100万円上がった場合を計算してみました。 手取り額で約3万円上がり(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額が増えるのは年間36万円。 2年で72万円で、駐在を2年続けた時との差額は-190万円。 この金額差だと約5.2年(実際には7.2年)頑張らないと、1番目の駐在2年続けるのと同じになりません。 従って、年収+100万円なら「転職お断りで現状維持」か「駐在が終わる2年後に転職」が得策です。
3番目。 もし転職して年収が200万円上がった場合です。 (現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は年間84万円増え、2年で168万円となります。 駐在を続ける場合の差額は-94万円となり、新しい年収でプラスになるのは1.1年後(実際は3.1年後)となります。 この場合は、微妙な所です。 直近の金額を選ぶなら「転職お断り」、長い目で見るなら「転職してみようかな?」となります。 まぁ、3年で元取れるなら、転職かな?
4番目。 もし転職して年収が300万円上がった場合です。 現在はこのケースが提示されています。 この場合(現給料+もし日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は108万円増え、2年で216万円となります。 駐在を続ける場合との差額は-46万円となり、新しい年収でプラスになるのは約5ヶ月後(実際は2年と5ヶ月後)となり、これなら完全に?「転職あり」となります。
そして5番目。 あるか分かりませんが? もし年収が400万円上がった場合の「夢を見て」みます。 この場合(現給料+日本で生活した場合と比べ)貯金できる金額は168万円増え、2年で336万円となります。 これは駐在を続けるよりも多い金額で、1年5ヶ月後から(実際には7ヶ月前倒しで?)新しい年収がプラスとなります。 もちろん? この場合は「転職大歓迎」となります。
ちなみに年収が350万円上がった場合は、年間貯金できる金額は1番と同様131万円となり、2年後から新給料がプラスとなり、こちらも「転職大歓迎」という結論になりそうです。
従って、(日本の家も普通に維持している私の生活パターンをベースに)貯金できる金額ベースで考えると、今の駐在生活は年収が350万円上がったのと同様の効果があることが分かります。 そして、転職するか? 見送るか? の境目は、年収が200万円上がるか上がらないかで判断したら「良さそう」だ! という事も分りました。
(まだいくつか面接が残っているので全て通るのか分りませんが?)もし、転職先の人事部が給料を抑えようとしてきた場合は、現年収+200万円が転職条件となりそうです。
私に期待してくれているのは、面接する相手のレベルからも伝わってきます。 実際に転職するか、しないかは「別」にして、ちょっと真面目に面接に臨んでみたいと思います。