ヘムレンのあっちこっち

虫や鳥をメインに撮ってきて数十年。心機一転、いろんなものにも目を向けていきたいです。

山梨の高原で避暑(^^;)

2022-07-31 18:53:05 | 日記
5年ぶりに訪れた高原・・・地元のHPで今年は例年になくヤナギランが咲いているとのこと。
一度見ておこうと訪れました。

ワレモコウを初め、夏の花が真っ盛り。標高1700m・・気温は24度。。別世界だ。



しかし、このところ天気は落ち着かず、午後になると集中豪雨があちこちで。。ここはアプローチが急峻な道なので、雨が降らない午前中に絞って歩き回ることに。。
花はとても綺麗なのだが。。ここも蝶が少ない。
アサギマダラはそこそこいるものの、普段ならたくさんいるはずのクジャクチョウもヒョウモン類も少ない。
セセリに至っては、アカセセリがいくつか見れただけ。。
ちょっと心配になる。
今日は100mmマクロを1本持って歩いてみる。
実は、先日、180mmマクロレンズを落としてしまい、急きょ、100mmマクロを購入した。MFしか使えない古~~~いレンズだ。
それでも、数十年前は評価の高かったレンズだが・・・(笑)




シシウドにオオトラフハナムグリがいくつも来ていた。空バックに撮ると、なんとも小宇宙を彷彿させる(*^^*)



ロッヂの裏を飛び回っているエゾトンボの仲間がいた。
こんな水気のないところに・・・
日の当たる枝にとまった。どうやらいつものタカネトンボ。。
それでも、こんな光の具合で撮れることは少ないので300mmに付け替えて何枚か。。





13:00.。遠くで雷が聞こえたので、そろそろ降りることに・・
24度の高原を麓まで降りると、30度。。。帰ってくると、八王子で38度・・・おいおい(^^;)



八ヶ岳高原にて。。

2022-07-24 20:48:00 | 日記
オオトラフトンボ以外に見られた虫たちをまとめて。
まず、ヤマアジサイに来ていたカミキリムシたち。綺麗なのばかりだった。
まずは、もう一度出会いたかったフタコブルリハナカミキリ。瑠璃色に輝くカミキリムシだ。



ミドリカミキリ。名前の通り、緑が輝くカミキリムシだ。


ヨツスジハナカミキリ。黄色のインパクトが強いカミキリムシだ。


蝶は少なかったが。。
ウラジャノメ。


こちらも一頭だけ、ミヤマカラスシジミ。


ミヤマカラスシジミは、ここでは初めて。カラスシジミも前にここで撮っているので、いつか並んでいるところに会ってみたいものだ。
ジャノメチョウは出始め。新鮮なジャノメチョウって青く輝くんですね。。
そう言えば、クロヒカゲもそうでした。


スジボソヤマキチョウも少ないながら。。




湖畔のシシウドにキアゲハの幼虫がいた。こんな目立つところにいると、小鳥に食べられちゃうぞぉ(^^;



今年は蝶々は少ない。気になるのは昔と違ってとにかく林沿に花が少なくなったこと。どうしてか。林沿の笹が深く濃くなった!これでは他の草が被って生えなくなってしまう。実際、オカトラノオも笹に埋まっていた。このままでは植生が変わってしまうのでは?
ちょっと心配。。

いつもアイノミドリを観察していた場所。観察しやすかった木がなくなり、数が少ないし、みんな見上げるようになってしまった。別の場所を探さないとダメかもしれない。。


さあて、ここに通うのも続けすぎ。。
暑い夏。。次はどこに逃げようか(^^;





4度目の正直・・か。。詰めが甘い!(^^;)

2022-07-23 19:05:48 | 日記
いよいよ?夏本番・・か。長い雨が明けて晴れて暑くなる予報に、またまた八ヶ岳高原へ。
オオトラフトンボも終盤、ほとんど見られない。代わってギンヤンマやクロイトトンボの池となりつつある。
そんな中、ぐるっと一周して戻ってきたところで、岸辺にとまっているオオトラフトンボの♀を見つけた!
何年も観察してきて初めての♀個体だ。

じっと止まって、しきりにお尻をもじもじ・・・。どう見てもこれは・・(なんていうか)いきみ。。(でいいのか(^^;))
よく見ると、産卵管の弁?を開けたり閉めたり・・開けるたびに力が入っているのが伝わってくる。
卵を産もうとしている!ひと目でわかった。
ヨシを握る姿も、すごく力が入っているように見える。
オオトラフトンボはトラフトンボと同様、卵を卵塊にして、それを打水産卵すると言う。
それが見たくて注意していた。いよいよ見れるか。
観察を初めて約10分・・ずっと状態は変わらない。。辛そうで、可愛そうにさえ思えてくる。



そこでちょっと飛んだ。そしてすぐ地面に。。
地面に降りて、お腹を持ち上げて、さらに一層力を入れているように見えた。

そして次の瞬間・・・

ぽこっと出た。
それからさらに力を入れる。
卵塊は大きくなり、最後はこんなになった。


ここまでで約15分。。ふう~。。。
おめでとう。(^^)
おっと、最後の大仕事!打水産卵・・・飛びあがった!
そして一気に遠くに、さらに突風!!・・・なんと、あっという間に見失ってしまった(><)。。
肝心の産卵は見られなかったが、きっとこの池に産み落とし、来年につながってくれることだろう。。
とても残念ではあるが、とても気持ちのいい観察となった。。

帰り道、高速はまだ空いている。これなら早く着く。。と思ったら、近くまで来て事故渋滞(>_<)11km先までの渋滞を抜けるのに90分と表示された(*_*)
渋滞をひとりは辛い。退屈が輪をかけて大きくなる。
そこで気分転換に、音楽を聞くことに。。かけたのは「ベートーベン交響曲第7番イ長調」!好きな曲だ。前のエンジン音がうるさい軽自動車ではとても聞けないが、静かなこの車ではいい感じ。ボリュームを上げて。。心が落ち着いてイライラしない(^-^)/
ちょうど最終楽章に入ったとき、渋滞解消。盛り上りの演奏に合わせてアクセルオン!(ちと危ないか)
悪くない選曲に満足(*^^*)

ムスジイトトンボ

2022-07-18 15:51:01 | 日記
都内の公園で、ムスジイトトンボがここ数年増えていると聞いたので見に行ってみました。
どちらかというと、南方に多いこのイトトンボ。クロイトトンボ?と思ってみると、違う。ムスジイトトンボばかりと少し驚きました(^^;






これは・・・(眼後紋が違うなぁ)


産卵もあちこちで見られました。


今日は久しぶりに35度近くまであがった(>_<)カメラを構えていると、汗が吹き出てくる。
そんな時はトンボたちは元気だ。
ほかに見れたのは、
コフキトンボ。。




チョウトンボ。。


また、ウチワヤンマ、ギンヤンマほかも元気よく飛び回っていました。。小生、へばり気味で早々退散(笑)





ヒヌマイトトンボ

2022-07-17 17:54:30 | 日記
初撮影となるヒヌマイトトンボを見てきました。
このトンボは海水と淡水の汽水域にのみ生息するという変わり種のイトトンボ。
雨上がりの川原。厳しい状況ではあったけれど、なんとか♂♀ともに見ることができました。
♂。。。








♀の若い個体。。


♀の成熟個体(褐色タイプ)


いろいろあったが、とにかく初見。。(^-^)/