ヘムレンのあっちこっち

虫や鳥をメインに撮ってきて数十年。心機一転、いろんなものにも目を向けていきたいです。

今週も避暑(^^;

2023-07-29 20:31:28 | 日記
いつもの信州へ。。
どうやら昨日は雨だったらしい(^^;ピーカンの関東からは想像もつかなかった。おかげて、午前中からムシムシと暑い(^^;避暑とは言いにくいところだが、気温はやっぱり低くて到着時は20度(^-^)/
霧がまいてなかなか日差しが出てこない。やっと日が出てきたのは8時近く。
しかも、晴れたら一気に強い日差し!
林のなかを行ったり来たり。。ムシムシに加えて蝶の姿は皆無に近い(>_<)
雨上がりの午前中はどうやらbadtimeのようだ。
花は少ないものの、ヒヨドリバナやヒメジョオンは咲いている。林の奥にはノリウツギがちょうどいい感じ。
10時近くになったころノリウツギにウラキンシジミが来ているのを見つけた(^-^)/
もう終盤だが、まだそこそこ綺麗な個体がうれしい。





今日はウラキンシジミの産卵でも見れないかと、トネリコの根元を中心に見て回っていたが、こんな形で出会えるとは。(産卵は夕方なのかもしれない)
それにしても不思議だ。終盤とはいえまだまだゼフィルスは見れてもいいはずだが一向に見れない。このあともう一頭ウラキンシジミを見つけたがそのほかに出会ったゼフィルスは一頭だけ。ナラガシワの最上部で日光浴をしていたが、高すぎて種類もわからなかった。
さらに不思議なのはジャノメチョウの仲間がほとんどいないこと。6月のはじめに訪れたときは、たくさん飛んでいたのに、夏になってからはほとんどみかけない。今日はキマダラモドキくらい見れないかと期待したが、それどころではない。クロヒカゲもキマダラヒカゲもいない(^^;出会ったのはウラジャノメがいくつかと、日向を飛ぶジャノメチョウをいくつか。。それだけである。
まあ、ただ私の場合は朝のうちの観察がメインとなるため、夕刻になると状況は一変するのかもしれない。実際、ヒカゲチョウ類は夕刻を好むし(^^;
いつか一度夕刻の高原を観察してみないとね(*^^*)

あまりになにも見れないので、移動することにした。
もちろん避暑目的なので、またまた高原へ(笑)
しかし、こちらもかわりばえしない(^^;
しかも午後になり日向はかなり暑い。
そらには夕立雲まであらわれて落ち着かない。
花があまりにも少ないので、ここはちょっとズル?して花木園へ(こう書くと、場所がバレてしまいそうだが。。ま、いいか)
さすがに園内は花だらけ\(^^)/
蝶もここに集まっているかのよう。
一番多いのはヒョウモン類。
今日見たヒョウモンは、ミドリ、メスグロ、ウラギン、ギンボシ、オオウラギンスジ。。見れそうなものほぼ一通り見れた。そして次に多かったのはアサギマダラ。アサギマダラは日向はあまり好まないので日陰になったところに集まっていた。




今日一番嬉しかったのは、行く先々でミヤマカラスアゲハが迎えてくれたこと。花木園では、コオニユリの吸蜜を披露してくれた(^-^)/





いろいろ見れたようにも見えるが、これがすべてという寂しい結果となった。
今季は、クジャクチョウなどのタテハチョウをほとんど見ていない。今日もやっと一頭見たのがヒオドシチョウのみ。。エルタテハだってそろそろ出てもいい頃なのだが。クジャクはいったいどこへ(^^;





















山梨の高原にて

2023-07-23 19:11:10 | 日記
昨日は一日曇りだったが、梅雨明けとなりました。
そして、今日は朝からいい天気(*^^*)
昔からよく行く山梨の高原を訪れました。
気温、到着時は19度(^-^)/昼近くなっても22度と気持ちいい(*^^*)
高原は夏の花が咲き乱れている。クガイソウもけっこう増えた。昨年まではクガイソウに似たヒメトラノオばかりだったような気がするのだが。。。ヤナギランも落ち着いたようだ。コオニユリも咲き始め、いよいよ盛夏に突入だ(^-^)/








蝶の一番のお気に入りはクガイソウのようだ。
ウラギンヒョウモン、アカセセリ、コキマダラセセリが来ていました。







アサギマダラはポツポツいたが、まだこれから(*^^*)

ジャノメチョウは一頭のみ。いよいよ出始めそうだ。
以外だったのはヒョウモン以外のタテハチョウはほぼ皆無だったこと。。ヒメアカタテハをひとつ見ただけ(>_<)
ヒョウモンも、確認したのはすべてウラギンヒョウモン。。もう少し他のものも混ざっていいはずなのだが(^^;
セセリチョウも少し意外。見かけるのはアカセセリがほとんど。コキマダラセセリとイチモンジをひとつづつ見ただけだった。シシウドに来ているハナカミキリもほとんどいない。うーん。。まだ早いのか??
下の湖に寄ってみた。長い間の工事も終わり、入れるようになっていた(^-^)/
降りていくと、コムラサキがたくさん(*^^*)

セセリチョウがひとつ。ヘリグロチャバネセセリに見えるが。。

川原のハンノキ林ではゼフィルスが飛んでいた。昔、ここでミドリシジミの産卵を撮っているので、ミドリシジミだろう。高いところなのでまったく歯が立たない(^^;
トンボがもっといてもいい環境なのだが少ない(>_<)
長い工事で川がずいぶん変わってしまったせいか。。でもとてもいい感じになっているので数年後にはいろいろ見られるのでは。。と、期待(*^^*)
黒系アゲハが吸水に来ていたが、近づく前に飛ばれてしまい、確認できず。。
このあたりあちこちに熊の目撃看板がある。そのうちの一枚には目撃日として7月21日とあった。ん?一昨日?!(*_*)
いかんせん、人の少ない高原なので、朝早く一人で奥に踏み込むのは少しドキドキする(笑)ちなみに今日は目の前に出てきた鹿とタヌキに驚かされた(*^^*)





暑すぎる一日。。

2023-07-17 09:10:38 | 日記
東京の最高気温は38度予想(>_<)
三連休ではあったが、いつもの信州へ逃げ込むことに(^^;
今回は蝶友のM♂さんと出かける(笑)
早朝出発で、毎回同じPAまでひとっとび。まだ7時少し前。いつものように残り蛾をチェックしながら。。
と、壁に大きな蛾がいるのを発見!Mさん、見るなり「シンジュサン!」と!
初めてお目にかかったが、見事な蛾だ。
すぐにカメラを撮りに車に戻る。
ちょっと高い位置なのでカメラは無理と判断し、携帯で。こういう時、携帯は便利だ。タッチフォーカスで追尾にしておけば手を伸ばして撮ることができる。
とても綺麗な、10数cmはあるであろう見事な個体を撮ることができた(^-^)/
ちなみにシンジュサンとは「樗蚕、神樹蚕」と書くようだ。



まるで誰かがワッペンでも貼っていったかのようだ(笑)
これは幸先がいい(*^^*)
前回はあまりいい想いをしていないが大好きなポイントに到着(^^;
まずはアイノミドリの様子を見に行く。
いたいた。でもやはり高い、遠い(^^;
それでもいい雰囲気の一枚を撮ることができた。




個体数は隣接する2ヶ所で6頭ほど。近年にしてはまずまずか。
ここではほかにウラジャノメ、コムラサキなどと出会うことができた。ウラジャノメの発生は遅めかもしれない。

サナエトンボが橋の上に飛んできた。
ヒメクロサナエの♀。この時期、ヒメクロサナエはよく見かけるが、♀ははじめてかも。


少ししてからいつもの林へ移動。
歩き始めてすぐにジョウザンミドリらしきを見つけるが、ニセアカシアが大きくなって隠れてしまい、とても撮影は無理。
その後、ウラゴマダラシジミを見つけるが、けっこうボロボロ(^^;♂にはさすがに遅そうだ。しばらく散策しているとMさんがウラキン!と叫ぶ。見ると、♂らしいウラキンシジミがとまっている。♂のようだが、それほど擦れていないいい感じの個体だ。私の位置からでは葉っぱがかぶってしまいしっかり撮るのは無理。
あれこれしているうちに飛んでしまった(^^;
それでも、ここ数年、まったく出会えていなかったウラキンシジミがいてくれたことが嬉しかった\(^^)/
そのほか、多かったのがスジボソヤマキチョウ。吸蜜、吸水の個体が多数見られて、信州に来てよかった感が溢れる(笑)
以下は吸水個体の中から。







この吸水個体の近くで綺麗なウラゴマダラシジミがヒメジョオンで吸蜜しているのを見つけた。♀個体はまだまだ綺麗な個体が多い(*^^*)


それから先日も寄ったヒメシジミのポイントへ。2週も過ぎればさすがに擦れた個体しか出てこない。
ウラナミシジミがひとつ。

さらに移動。とにかく花が少なくなった高原。花がいっぱいあるなかの蝶の姿を求めて。
花が咲き乱れるところがあったのでしばらく散策。
ウラギンヒョウモンが多い。たくさんのウラギンヒョウモンが迎えてくれたが、綺麗な個体は少ない。ミドリヒョウモンが少し混じるがほとんどウラギンヒョウモン。
そんな中でひときわ綺麗で赤っぽく見えた個体。
ギンボシヒョウモンがひとつ。とても綺麗な個体なのだが、


反対側は少し変わっていた。斑紋が少し異常。。というか、羽化不全の個体だ。

これから増えてくる仲間たちと頑張って生きてほしい。。
さらに移動して走ったことがないエリアに突入(^-^)/
メスアカミドリでもいないかなと川沿いを中心に走っていると。川近くのヒメジョオンにいたのはカラスシジミだ。
とても綺麗な♀個体がしばらく遊んでくれた(^-^)/





さらに下っていくと、用水が道に染みだしているところでミヤマカラスアゲハが吸水に来ていた。
これまた美しい♂だ。
この暑さだ。流れる水を飲みながらどんどん排水して体温を下げている。
今日初めて見る黒系アゲハ。ミヤマカラスアゲハ夏型は出始めだろう。いい出会いになった(^-^)/








ここまでで帰路についた。
今回は厳しいであろう中央高速の渋滞は避けて、上信越道から関越道で帰ることにする。
遠回りにはなるが、さほど混雑せずに東松山まで着くことができ、東松山からはいつもの下道でスムーズに帰れた。高速代も節約できたし(*^^*)







雨上がりの高原へ

2023-07-03 07:00:01 | 日記
土曜日は各地でよく雨が降った。日曜日は梅雨の晴れ間で暑くなる予想とのこと。
虫友のMさんと高原へ。よく晴れて日差しが強い。日向は暑く感じられたが、気温は26度ほど。。午後はカラリとした気持ちのいい暑さとなった。
蝶は少なかったが、池のトンボはいつもと変わらずよく飛んでいる(*^^*)
探蝶したりトンボを撮ったりと忙しかった。蝶の目的はゼフィルス全般だったが、全然見ることができない(*_*)
いつもはたくさんいるヒカケチョウの仲間もひっそりしていて、今日は日が悪そう(>_<)
そんな中で見られた蝶たち。
ヒョウモン類はいくつか見られたが、これはウラギンヒョウモン。
やっと見つけたウラゴマダラシジミ。

近くのヒメシジミポイントに行ってみると。♂はかりが目につく。しかも、ピカピカの個体がいたと思えばボロボロの個体もまじる。。相当に早く出始めたようだが、ピークはまだこれからと言った感じだ。



池を散策してみると連結産卵中のネキトンボがいたので狙ってみる。飛んでいるところはなんとか撮れるが、産卵のタイミングは素早く全然ダメダメ(^^;下手っぴぃだ(笑)







ヨシを行ったり来たりしているのはヨシキリ。。撮ってみると蛾?をくわえている。子育て真っ最中なんですね。

麓に降りて、少しだけ歩いてみる。ひゃー、こちらは暑い☀️😵💦
32度?さらに蒸し暑い。。
そんな中で見られたのは、オオミスジ

や、オオムラサキなど。オオムラサキは、止まられてしまい、しばらく指の上にのせたまま散歩していた。(したがって、画像なし(笑))
とても小さな個体で、今年の発生の不純を物語っているかのような個体でした。。
暑い中、Mさんありがとうございました。
今日はMさんに車を出していただいたが、こちらは感動の連続(*^^*)
高原からの帰り道、麓に下るまでクルーズコントロールのお陰でアクセル、ブレーキに触れることなく。。高速は圧巻!八王子のインターチェンジまで渋滞もたくさんあったのにアクセル、ブレーキ操作をしたのは相模湖合流の一ヶ所のみ!!凄すぎる。ただ、便利すぎるだけに、注意散漫にならないように、より気を付けないと(^^;
でも、うちの車にも欲しいー機能(笑)