「獅子戸岳から琵琶池周辺の紅葉見たいね~」
「今の膝では・・・韓国岳から獅子戸往復は無理や」
「だから夷守林道から行こう」
獅子戸岳へ最短で行ける登山道は新湯林道が使えない今
生駒高原から伸びる夷守林道しかないと
夷守林道から大幡獅子戸の稜線への登山道は2010年の新燃岳噴火以前でも
滅多に人の通らない踏み跡の薄い登山道でした
その後10年・・・藪になっていても・・・まあ何とか判るハズと
「藪!いや!・・アザミも痛いし・・」
「膝痛が悪化するよりいいやろう」
そもそも登山口までの林道が通行出来るのか?
行って見るしかないと・・・
1/25000地形図で再度予習をし、気合いを入れて~~行って見ると
夷守岳生駒登山口への巣之浦林道との分岐で
「ゲート・・閉まってるやん・・・」
左側が夷守岳生駒登山口へ通じる巣之浦林道、右が夷守林道・・
ゲートを開けて入る訳にはいきません
気合いが脱け・・・みやまきりしまロードに戻り白鳥温泉経由でえびの高原へ
標高が上がり、えびの高原に近づくにつれ~~紅葉が
計画変更で韓国岳に登り上から琵琶池周辺を覗く事に
帰りは大浪池分岐に下り帰ってくるルートで
えびの高原周辺が草も木も紅葉真っ盛り~~駐車場はほぼ満車~~
スープ用の水500cc+して17kg越え~~
もちろん膝に違和感の有る人は減らし11kgで9時55分出発
3合目まで来ると~~えびの高原や白鳥山からえびの岳は~~濃オレンジの紅葉
紅葉する木の多い爆裂火口内も見たくて・・ちょっと道を外れ
覗くとこんな感じ~~
大浪池からえびの高原への斜面も~~最終的にここが一番だったかも
ちょっと韓国岳火口内を覗ける所へ~~
9合目から火口内は~~
「人、少ないね~みんな何処行ったの?」
「池巡りかえびの岳やろう~」
11時55分、駐車場が満車だった割には人の少ない264回目の韓国岳
琵琶池周辺を望むため~~もっと先へ
お目当ての琵琶池から獅子戸岳の斜面・・・やっぱり~~
「紅葉してるやん~~」
「獅子戸から見上げたかったね~」
「景色がよく見える~ここが良い」と風も日差しも、よく当たる所で
今日も食パンホットサンド(コンビニキャベツとコンビニチャーシュー入り)
残りのキャベツ入りオニオンスープ付き
たっぷり1時間の休憩後~~再度連山全体が茶色の景色を堪能し
山頂に戻り、直下より大浪池へ
見下ろすと~~~「いいじゃん~~」
1週間前より鮮やかなのですが・・いかんせん逆光
少しずつ標高を下げ
大浪池斜面の紅葉を眺めながらゆっくりと~~
周りに紅葉した木々が多くなり
緑色と茶色が良いバランスで
午前中にここを通るべきでした
花の時期にはトンネルを作ってくれるドウダンツツジ、紅葉も楽しませてくれ
紅葉の灌木帯に入り~~一段落
大浪池は望めなくなり~~紅葉の中を~~見上げながら
分岐よりえびの高原へ~~
上から見て最も鮮やかだった所を通り15時過ぎ帰りつきました
紅葉を含め『落葉とは木々が台地に葉を戻す荘厳な儀式』と
その言葉を思い出し、眺めると・・
「彩りが足りない」だの・・・「枯れてる」だの・・・人間の品の低さ
儀式の跡と思って落ち葉を見ると・・・また違った感じで
落ち葉のたき火はともかく、汚いと落ち葉を集めゴミ袋に入れゴミとして出す行為・・・も自然破壊
GPS計測で、距離7.4km、時間5時間17分(ランチ60分)、累計標高差588mのお山歩でした
夷守林道から獅子戸岳へはゲートが閉まっていて行く事ができませんでしたが、
歩いてでも10数年ぶりに行って見たい気がします
しかし林道歩きだけで片道約8km・・・ちょっと違った勇気がいりますね~
霧島連山の紅葉は山頂から標高1000m以下へと下りて来ました
久しぶりにえびの高原周辺で「お~~~」と言う紅葉を見た気がします
誰が言ったのか『落葉は自然が循環するための荘厳な儀式』そうですよね
それに引き替え庭の落ち葉が汚いと
集めビニール袋に入れて捨て・・
木々に元気が無いと当たり前の様に肥料を買って来て・・・違和感を感じませんか?
さて今週末は~~もう少し標高の低い所~どこが良いかな~~