「初山は英彦山か宝満山か背振か天山のどれかに行こうや」
「宝満山が良い~~」
6日博多で所用を済ませ宿泊、宝満山は初めてなので正面竈門神社から登ります。
7日朝9時竈門神社に到着・・登山者駐車場は無料と思っていましたが・・
参拝者駐車場も登山者駐車場も400円/1日
下の登山者駐車場に駐め、2人ともまずトイレへ200m歩いて往復・・
しかし駐車場に戻ると「トイレに鞄忘れた!」「車で行ったら
」「・・・・」
車の鍵も全財産も、カードも何もかも入った鞄を置き忘れ・・・
200mの坂を全速力でトイレへ・・・久しぶりの全力疾走・・全くスピードが出ず、息絶え絶えで酸欠寸前・・・
幸い鞄は無事で寂しそうに待っていてくれました。
「あ......今年は最初から.....」「有ったって事は今年は最初からラッキーじゃん
」
「そう考えるか~~~」
まあ一騒動有り
動揺している気持ちを抑えるために・・更にゆっくり用意をして10時出発
さすがに走って体力を消耗しました
「荷物減らす?」「大丈夫!いつものままで!」二人ともいつもの重量で・・
山頂直下にキャンプセンターが有るためか、すれ違う方皆さん「テント泊??」「・・・・トレーニング・・です」
確かにテント泊1泊ならすぐにでも・・・このまま可能ですが・・・・・・。
竈門神社は帰りにお参りする事にして鋪装道路を歩き式部稲荷から・・・
すぐにまた車道(林道)に出てしばらく歩き
数100mで作業道へ・・・
人工林の間を抜け・・また車道を横断し・・・。
鉄塔の下を通り車道(林道)終点に再度出て、実質ここが登山口10時45分
狭い登山道を抜け
鳥居をくぐり
少なくとも最近作られた鳥居では無く・・・どうやってこの山の中に・・昔の人の知恵と財力にただただ感心し
また延々と続くこの石の階段
自然林のブナ林の間を黙々と・・・
ほぼ全行程、昔の人が人力で積んだであろう石の階段
視界が開け博多市街地が~~
中宮跡でほぼ稜線に出て少し緩やかに~~
馬蹄石と言う岩、龍馬の爪痕とか
尾根を巻いたり上がったり
狭い岩の間を抜け
山頂奥宮に到着
英彦山から久住連山、普賢岳・・・最高の展望です
「”どこでもパノラマ”の予習では傾山も祖母も見えるハズ」「どこに~~」「久住連山の右・・・」
実際の画像
(生画像を拡大すると確かに小っちゃな△の傾山と祖母山から古祖母方向であろう稜線が写っています。背景に見える稜線の様な陰は雲です)
どこでもパノラマ5との画像の対比です。
(このDDS社の『どこでもパノラマ5SP』、日本中どの位置からでもパノラマを描けるソフトで
当然地球の丸みも考慮されており・・メチャクチャ面白いし新たな発見が有り、はまっています。
たとえば韓国岳から久住や阿蘇は脊梁の山々の陰で見えませんが、
祖母山山頂や大崩山、背振山山頂や佐賀の山々が山間の切れ間から見えるのです。この話はいずれまたUPします。)
宝満山山頂標識の前でいつもの構図
博多市街地側の見える所で
ちょこっと岩を下り、キャンプセンターに向かいます
12時20分キャンプセンターに到着・・・協力金100円を納め軒先のテーブルをお借りして・・・
ランチはコンビニサンドイッチをホットサンドメーカーでお手軽ホットサンドに変身させ~~美味しいです。
20分の休憩後、女道で下山します。
途中でヤマダケを発見~~「まだあった~~~」この嬉しそうな顔
「なんでそんなに嬉しいの」「子供の頃冬は、牛の餌にこれを探すのがお手伝いやったからね~~」
気持ちの良いブナの林をどんどん下り・・
なめてた訳ではありませんが・・・2週間ぶりのお山歩で!ちょっと疲れました
竈門神社でお賽銭を出そうとザックを下ろすと・・木の実がベチャっと落ちてきて鞄に当たり・・・
「今年はついてるね~~~」「・・・・・」
参拝を済ませ・・・参道はもうロウバイが~~~
GPS計測で距離7km、時間4時間30分(休憩20分)、累計標高差740mのお山歩でした。
ガッツリ石段を登り降りしたお山歩でした。
今年の初山に宝満山に登って・・・
健康な身体や生活、もちろんお金も含めいろんな宝が満ちる事を願いました。
「鞄は無事有ったし、実は熟して落ちてきて当たったし~~ほんとに宝が満る山やったね~~」「確かに・・・」
「まだ見てない宝くじ~~当たってるかも」「・・・・・」
世の中そう上手くはいきませんでしたが~~~無事に初山を終え、
その後太宰府宮と九州国立博物館へ・・夜は博多の街で餃子の梯子をして帰りました。
今週末は南九州まで平地で積雪の目安”1500m-6℃の寒気”がどっぷり南下予報~~~さあどうなるか?
今年は体力以外のラッセルの準備出来ています!!!。