「やっぱり木曜日、三俣山行くは~」
「ごめん私、休めない・・」
先週鉱山道路まで行って諦めて帰って来た三俣山
数年ぶり!いや数十年ぶりに見事に咲いてくれた三俣山を
次の機会に見られる保証は70歳を過ぎると限りなく無い!かも
梅雨に入ったこの時期で快晴予報の13日木曜日
行くっきゃ無いでしょう
12日夕方から出かけ
牧ノ戸峠で車中泊
13日4時起き、
トイレや寝袋の整理をすませ大曲へ移動
駐める場所を確保後、ゆっくり朝食
一人だとベットが半分でいいのでテーブルにもなり
少しガスってるが問題無し
6時40分出発
はやる気持ちを抑え
約1時間かかって、スガモリ峠を越え
さあ一気に登り!
「おお・・・・~~~~」
満面の笑顔を半分だけ公開
初めてここに来たのは
まだスガモリ峠に有人小屋が在った頃、
高校生17歳
その後10年弱のブランクがあるし
毎週来ている訳ではないが
ミヤマキリシマの季節には毎年数回観に来ている
しかしだ!
「いや~~~初めて見た~~~ここまで咲いてくれたのは」
道路から見える
西峰西斜面も気になったので
山頂を通り越し少し西斜面に下って見たが
斜面を上から覗いても良く見えず「?・?・」
山頂に戻り一人でパチリ
この景色には、かなわん
歩きながら~~~
KVID4631
望遠で拡大して見ると
中央から左下に伸びるの登山道に数人登山者が確認出来ます
斜面の大きさと咲きっぷりが判るかと
「いいですね~~凄いですね~~」
あのピンクの中の登山道へ
ピンクの斜面の中から2枚前の画像を撮影した方向を
外から観た方が圧巻か
ピンクの斜面の中で先行者を見上げ
三俣山本峰に到着
平治岳山頂を望み
少しピンク成ってますが・・・です
去年、一昨年とシャクトリ虫に葉も蕾も全部食べられ悲惨な状況から
復活していますね
しかし本気を出したらあのくらいのピンクではありませんよ
「来年も頑張れ~~~」とエールを送り
三俣山北峰を望むと
日当たりの良い斜面に咲いてます
ミヤマは南斜面だけなのでお鉢には下りません
さあ下から見上げると真ピンクの斜面を観に
山頂台地の笹原にできた
兎道だか狸道だか鹿道だか知りませんが
人間道より明確な獣道を西端の展望台へ
2024/06/13三俣山本峰西斜面展望台
星生山から三俣山西峰方向の山頂斜面
結構まだ蕾も有り
先々週行った大崩ノ辻や黒岩山泉水山方向の斜面
Ⅳ峰に行くため獣道を南へ移動しながら振り返る
Ⅳ峰へ直接向かうも
兎道も無くなり鼠道も無くなり人道へ迂回
KVID4655
本峰登山道へむけ登り
Ⅳ峰から全貌
数人の方と、この景色を観ながらお話をし
その中でスガモリ小屋が有人だった頃を知ってる方がおられ
懐かしい話で盛り上がりました
三俣山本峰台地をふり返り
凄いです
登山道をこちらに登って来る方を上から
ぐるっと景観を
KVID4668
名残惜しいけれど
ピンクの斜面を横切って下山します
下りて来たⅣ峰を望み見納め
一気に鉱山道路まで下山し
「また観られますように」
三俣山にお礼
すると山から「おまえ次第じゃ」
それはそうだと思いながら数歩後
私の寿命は「神様しか知らないんで」と言ってみたが
「それはそうだ」とはかえって来なかった様な
11時に下山でした
車を駐めた所から
ピンクに染まった
本峰の南斜面から西斜面を望みながら
至福のストレッチ
GPS計測で距離6.9km、時間4時間25分、標高差590mのお山歩でした
お天気にも恵まれ
初めて見るほどの咲きっぷりで大満足でした
ただこの滅多と無い景色を
彼女が観られなかった事が残念でした
例年ミヤマキリシマシーズン最後は韓国岳なのですが
お天気雨だね
今年はもう良いかな~~~