「今週は獅子戸やろう~~」
「ついでに朝日を見てとか~~」
「いいね~~~」
新燃岳の噴火警戒レベルが下がり立ち入り禁止が解除されたにもかかわらず
登山道の通行止めが解除されていなかった韓国岳から獅子戸岳への旧縦走路が
先々週やっと登山道の安全が確保されたと!
2010年以前、韓国岳山頂で朝日を見それから高千穂河原に縦走していた様に
山頂で朝日を見それから獅子戸岳へと計画
27日のお天気予報では周囲300km範囲に雲一つ無い快晴~~
26日21時えびの高原へ~~~しかし・・・霧島神宮をすぎると
「え・・・・ガスガスやん」「雲海になるかも~~~」
22時過ぎ、えびの高原駐車場に着くと・・・駐車の線がが見えないほどのガスガスで気温3℃・・
しかも他に1台の先着車も無し
とにかく、2時半に目覚ましをセットし就寝
起き、トイレに行こうとするも方向感覚を失うほどのガスしかも風が・・寒くて・・ウダウダしていると
雨が降り出し・・・テンション0%に・・・また就寝・・5時に目覚め明るくなった車外を見ると・・・
「晴れてるやん~~~」「風も止んでる~~」慌てて起床
いつものメニューで朝食を済ませ
7時出発
気温5℃想定外の寒さにダウンジャケットを腰に巻いて・・不思議なスタイルで
2合目付近はツクシショウジョバカマが終わりコウモリソウに
ガスガスの中、日の出を見に行った人とすれ違い
「ガスガスだったでしょう・・朝日見えましたか~~」「山頂だけガスから抜けて最高でした~~~」
「え~~」「やっぱりか・・・・」「行って見ないと判りませんね~~」「そうなんですよね・・失敗した」
だからといってガスガスを押して行くと山頂もガスガスなんですよね~~
朽ち果てていた木柵が新品に
1時間40分かかって258回目の山頂到着
今日のメインはこれから先
注意の掲示
ガレ場の木階段が増え綺麗になって
荒れていた旧縦走路と新登山道との分岐~~木柱も新品に
途中ミツバツツジが~~「斑点がが有るからキリシマミツバツツジじゃない・・・」
ミツバツツジが有るたびに立ち止まり花弁を確認
「これそうかも~~~」「斑点ないね~~~」
琵琶池で旧縦走路に戻り
以前も気分的に縦走路で最も辛い獅子戸への登り「やっぱり昔と変わらんね・・・」
標高差100mも無い登りですが・・ひたすら下った後の登りだからでしょうか・・なぜか辛いんです
もう少し
韓国岳山頂から2時間で獅子戸岳
2月以来2ヶ月ぶりのこの景色(前回8年ぶりの記事)
噴火前5月連休中は新湯からの真下に見える登山道が数kmにわたりキリシマミツバツツジのピンクのトンネルでした・・が
・・・ピンク色は全く見えません
2010年11月3日の『韓国岳と獅子戸岳に行って・・』の過去画像
同じ様に座ってみる
新燃岳火口が溶岩で埋まり溢れた様子が一目瞭然です
他に変わった所は・・昔も今も真っ茶色の自毛(本人気にしてる)に8年間で白髪が増えた事でしょうか
キャベツとベーコンと卵サラダのホットサンド
新燃岳の麓を周り炭化木の森を経由して高千穂河原へ縦走出来ていた道
狩り場と言われていた場所・・昔から計測器の横を通っていたが・・・道が判りませんね~~
炭化木の分岐から登り上がった所付近・・・くぼみの周りを回っていた様な・・全く面影無し
50分の休憩後、帰ります「韓国越えて向こう側までやね・・・」「あるね・・・」
琵琶池まで稜線を~~シロモジの花も
途中琵琶池火口の中にピンク色を見つけ、荷物を置いて下りて見る「キリシマミツバツツジや~~~」
昔と「雰囲気違うよね~~」明るくなた広い尾根歩き
昔は新燃岳北西斜面のミツバツツジのトンネル「もっと凄かったよね~~」
この広場も健在
実はこの広場45年ぐらい前「男は一人でテン泊縦走よ~~」と粋がっていた若い頃、
一人でテント泊した事の有る思いでの場所
今は「二人でゆっくりのんびり・・・お山歩が一番やね~~」です
雰囲気が変わったのは竹がすっかり枯れたからかも・・・
韓国岳への新道の登り~~振り返ると「いいね~~」「山頂からよりここからが好きかも~~」
ミヤマキリシマも蕾でいっぱいで咲いたらどんな景色になるでしょう
ただただ無言で登るのみ
ガレ場となり・・・もう少し、獅子戸より2時間15分で山頂へ
山頂はお疲れで立ち止まりもせず通過~~~一気に下り4合目
硫黄山の噴気口の場所が前より南に変わっていて・・「池があった所じゃない?」「かも・・」
春リンドウもまだ
今年はこの木の実を食べる事ができるか
ガサガサ音がするので見ると・・警戒心0と言うか・・こんな方も近くに居て・・・1年間で自然に戻った?
最後は足腰膝がもう限界と後歩きで14時50分到着
GPS計測で距離12.2km、時間7時間46分(休憩50分+10分)、累計標高差1056mのお山歩でした
約1年ぶりに、えびの高原から直接韓国岳へ、そして8年半ぶりに韓国岳から獅子戸へ
獅子戸への新登山道は最初の噴火収束後出来たのですが・・・解放される前に又噴火し今回やっと開通した登山道で
直線的に琵琶池に下りていた旧登山道に比べジグザグに西側へ回り込む様に作られていて、以前より緩やかです
その反面距離が長く感じられます
途中ミヤマキリシマの群生の中を迂回しながら通るので・・咲くと最高かもです
新燃岳北西斜面のキリシマミツバツツジは最初の噴火後5月にはかすかにピンク色が見え
まだ生きていましたが2回目の噴火で丁度溶岩が流れ出した真下になりほぼ全滅したみたいです
連休中はお互い微妙にお仕事・・・後半は何とかアケボノツツジでもと~~