「古祖母のアケボノ見に行こうや~~」
「遅くない・・・」
「あえて山頂付近がいいはず~」
3日夕方から出発『道の駅 高千穂』か『尾平越トンネル登山口駐車場』で車中泊予定
20時『道の駅 高千穂』に着くと・・「きゃ~~~完全満車や~~」
第2駐車場に数台の空きを見つけ駐車「トイレが遠いけど仕方ない」「みんな車中泊やね~~」
ナンバーを見ると全て県外車しかも半分以上は九州外・・恐るべし10連休
寝床をセットしトイレに行って帰ってくると・・・・全部埋まった・・取り付け道路も・・
明日「登山口も早く行った方がいいね~」「ご飯着いて食べよう~」
翌日5時起床後すぐに尾平トンネル登山口へ~~^^
尾平越登山口駐車場も半分以上埋まっていて「下でゆっくり朝食べてたら大変な事になってたね~~」と
自家製ごはんパンとモヤシとウインナー入りスープでゆっくり朝食
すると下から轟音・・・「何!!」「バスやろう・・」
中型ガスが7台以上~~~何と高校生と教師その他大勢・・・150人越え・・・・嫌な予感
他の登山者は身動きも出来ないほどの混雑に!!!!!!
その後・・予感どおり・・関係者の横柄さに悩まされる事に
7時20分
先に登り始めたものの17kgと13kgでは、すぐに追いつかれ「100人来ます~~よけて下さい~~」
その一言に小さな声で「言われなくてもよけるさ」「えがお~~えがお~~どうぞ~~」100人近くをよけ
尾平越しに着くと全員休憩中・・・当然また先行
広い尾根で追いつかれ・・止まるのが嫌で踏み跡以外を歩くのは本意ではありませんが横を併走
その後も最後尾に追いつきそうに成りながら・・
アケボノツツジが~~
集団と間隔を開け、気分を変えるためゆっくり観賞
進むと・・また集団が休憩中・・「いらいらが貯まりそう・・」「やさしい~~ピンクやね~~~~」
心の狭い人は優しいピンクのアケボノツツジ観賞でリラックス~~~
古祖母山頂手前でまた休憩中の集団を追い越し先に古祖母山頂へ
まだ10時前・・「障子岳まで、行こう~」「往復2時間強、帰って来てここでお昼だ~」障子岳まで行く事に
「いや~~~ここが今日のメインかも~~」
平坦な鞍部以外、咲いてます
殺風景な登山道にバイケイソウの緑が風景に「良い仕事してるよね~~」
尾平集落側斜面にはシャクナゲも少し・・アケボノも蕾がまだ多く
障子山頂直下
2ヶ所のゲートをくぐり11時10分、障子岳山頂
古祖母を振り返り~~戻ります
山頂直下の狭い唯一危険な丸太橋に足を踏み出した時・・・
前方から・・あたかも大名行列の様に躊躇もせず攻め込まれ
数歩後退し急斜面に片足だけで岩の出っ張りに体重をかけ100人の行列が過ぎる去るのを耐え
そんな状態でも~^^「みんな元気ないよ~~笑顔ないよ~~」と・・・しかし反応は薄く行進状態・・・
まあ何とかやり過ごし痺れる片足で急降下、一緒に犠牲となった青年(横浜から来た光ちゃんと後で知る)と
「普通10数秒止めて先に行かせるよな~~」など愚痴を
今回障子岳直下がアケボノのベストだったかも~~
「あの子達ちゃんとこの景色見たのかな~」「みんな下向いて下に・・下に・・の行進だったからね・・」
良い感じでしょ~~~
最も展望の良い第1展望台へ寄らず先を行く、青年(光ちゃん)に「絶景見ないと損するよ~~」となぜか声をかけ
画像では判りづらいですが~古祖母への北斜面、アケボノピンクピンクなんです
「そのバンザイは、「やったーーー」感、ゼロだけど・・・」
じゃあ~V字バランスと・・・「なん~それ~~~」
踊ってる訳ではありません・・・余りの高度感に・・足が上がらない~~3人で大笑い~~
青年(光ちゃん)は身軽だし若いしすぐに先へ消え
枯れた鞍部を古祖母山頂へ空腹でスローペースで戻り
12時30分
古祖母山頂の少し先の尾平側の展望の良い所でお昼、行くとまた偶然青年(光ちゃん)がパンを食べていて
「一緒にホットサンド食べよう~~~」1斤の食パンとホットサンドトースターを見てビックリの青年(光ちゃん)
自分のパンを食べた上に無理矢理6枚切り2枚食べさせ~~画像撮り忘れるほど話をし
横浜から奥さんをおいて一人で連休を利用し九州の山に来たと判り、「光(kou)ちゃん」と命名
これから尾平集落へ下り、バスとJRで由布まで行くと言うのに、おじさんとおばさんが長々と引き留め
先ほど居た障子岳や第1展望台や祖母山をバックに~~一枚
光ちゃんへ「由布岳お鉢周り出来て無事帰れたかな~」
光ちゃんの奥さんへ「ゆっくりのんびりのハイキングは付き合ってあげてね~~」
その後ものんびり合計60分も休憩し・・・人もほとんど居なくなり・・下山する事に
再度祖母山とアケボノツツジ
アケボノツツジの優しいピンクを横目で見ながら寂しく・・・
下山です
ピークを過ぎた木々を見上げ「また来年ね~~」
標高を下げるとミツバツツジが~~
14時50分尾平越トンネル駐車場に下山でした
GPS計測で距離10.8km、時間7時間25分(ランチ60分)、累計標高差1010mのお山歩でした
あえて遅めに見に行った古祖母山のアケボノツツジ、そして初めて見る障子岳のアケボノも良かったですね~~
障子岳山頂付近はまだ蕾も有りこれからでも見られるでしょう
通るからどけ!と言わないばかりの・・・大名行列の様なご一行に言いたい事が山とありますが
相手が例え誰であれ、お互いを思いやって譲り合う気持ちが大切だと改めて感じさせてもらいました。
「他人の振り見て我が振り見直せやね~」「だね~~~」
偶然とは思えない、横浜の光ちゃんとの出会いもあったしね~~
また、高校生達は修行と言われながら暗い顔して登って・・本当に山が好きになってくれるのか・・・・心配です
2人共2週連続フル装備で距離10km越え時間7時間越え、標高差1000m越えで歩いています、良い調子です。
さあ次は何処に~~なんの花を見に行きましょう~~~
マイ山年間カレンダーにはミツバツツジとシャクナゲが次ですが~~