「お天気、雪じゃ無く雨や・・・どうする?」
「なかなかくじゅうには行けないから行こうよ~~」
年末から色々と所用でお山歩は3週お休み中・・・
博多に所用が有りその帰り、お買い物しその後くじゅうに寄ろうという計画
博多では4年前に購入し2度ソールの張り替えをしている靴シリオPE662の縫い糸が切れ始めたので
今までと同じシリオの新モデルPF630を購入
九州最大のモンベルトリアス店にも行き色々山用品のお買い物
そこでは以前宮崎の山でお会いした方とバッタリ再会し楽しく山のお話ができ~^^またね~
その後2時間走り『石窯ピッツア轍』へ
以前いただいていた石窯で出た灰で灰汁を作りそれで凝固させたコンニャクを
灰が入っていたバケツに入れてお土産に~~
(灰汁から手作りのコンニャク作りの記事はまた後日)
3時のおやつピッツアを食べながらだらだらお話
夜は車中泊では無くコテージ泊!
翌朝牧ノ戸峠へ、予報どおり小雨気温+3℃ガスガス真っ白
「どうする・・・・」「靴を履いてみたいから行くよ~~」
前日サイズ選びに1時間以上迷いに迷ったあげく自分の靴選びの《こだわり》を通し小さめのサイズを購入
用意をし9時半出発
小雨が時折霙に・・・
予想どおりどろんこ道
ガスガスで景色は全く見えず
星生山西斜面が「見えない......」
新調の靴は・・店員さんや皆の意見を聞かず自分の考えを曲げず、小さめのピッタリフィットサイズ・・
本格的に登り始めると・・・つま先では無く踝の上が当たり痛み遅れ気味・・・
心の中で『こだわりに意地張って失敗したか・・・』
靴の傷みも有り又着すぎなので汗をかかない様ゆっくり登るも・・絶えきれず防寒を脱ぎ
普段と同じ服装に
稜線に近づくにつれ予想に反しモワ~~っとした風に・・まだ暑く
セリ?山ニンジン?氷の金平糖・・・今の子供金平糖って知ってるのか?
稜線に出るとさすがに霧氷が
山頂直下・・・だ~れもいません
2019年初山~~記念の構図
「何処でそんなに汚したと・・・」「何処って・・途中」付着した泥を見ていかに気温が高いか・・・
軽く行動食を食べ、星生崎へ
景色の良いところですが・・・ガスガス
岩を少し越え
少し明るく?先が見え始め
ガスが取れ眼下に西千里浜が
もう少し取れるとね~~~
星生崎手前で下に続くかすかな踏み跡を見て
「ここから降りられる?」「降りれると思うけど....草木を踏んで傷めたくないな....」
わがままを聞き・・・多少強引に西千里浜へ急降下
帰路、視界は幾分晴れたものの・・・相変わらず空はガスガス地面はビチャビチャ
またガスが濃くなり・・・
しかしこの気温にしては意外に霧氷が綺麗
ガスが晴れ視界が広がり~~行きに気づかなかった扇ヶ鼻北斜面の霧氷
行きより更にドロドロとなった登山道・・・
初おろしの靴もドロドロ・・・しかし気持はルンルン~~
意地を張って自分の《こだわり》を通して選んだサイズがドンピシャ~~
心の中『やっぱ正解やった~~考え方を曲げなかった自分に大満足』と意気揚々と泥の中を
沓掛山に近づくにつれドロドロ登山道は更に悪化・・・渋滞気味の中を追い越し先を急いでいると
ご家族で来られている『延チョン』さんと数年ぶりにバッタリ~~挨拶もそこそこに先に
「この景色が真っ白の時にまた来たいね~~」「寒気が下りて来ないとね~~~」
ソフトクリームと温か甘酒を飲みながら、登山靴を洗う所がないので・・・この作業が
水を少しずつかけながら歯ブラシで・・時間がかかり身体が完全に冷え切り
「山より寒い・・・」「ソフトなんか食べるからよ!」
GPS計測で距離7.9km、時間4時間45分、累計標高差543mのお山歩でした
帰宅後翌日今年も登山のお守りを霧島神宮でいただき~~さすがに人が多いです
「今年はもう二度目~~妹と1日0時0分に歩いて来たし~~最初の階段の下まで並んでたし」
2019年初山はくじゅう星生山でした
気温が高くしかも昨年の様な大雪後の雪景色を全く見られない、くじゅうでしたが冬の雰囲気を少しだけ感じることが出来ました
2018年の記事『雪を楽しみに1/3 雪を楽しみに2/3 雪を楽しみに3/3』
サイズにこだわって買った登山靴、今のところ正解です
私の登山靴選びの《こだわり》とは2012年に『登山靴で遊んで見た』でも書いていますが、何時かまた書きます
高度1500mで-6℃の寒気が九州南部までなかなか下りて来ません・・・
そこに南岸低気圧が重なると~~九州でも大雪なんですがね・・・
その時のために仕事も体調も準備万端にしておきましょう~^^