まだ初山に行ってないにもかかわらず
更に所用でお山歩できなかった週末・・大雪の日曜日夜の事
「私、明後日休みやけど・・」
「お天気も良さそうだし、会社休んで行こう」
日曜日から月曜日にかけ九州で大雪が降った翌日、
26日、降雪のピークは過ぎたので韓国岳に行って見ました。
宮崎県側は通行止めで鹿児島県側からえびの高原へ、霧島神宮手前で圧雪路に
県道えびの高原線は当然完全雪道・・・・気温が低いせいかM&Sタイヤ+4駆で問題無く登ります。
天候が回復するハズなのですが・・・その気配全く無く。
えびの高原は雪交じりの風がそこそこ
駐車場には、丁度行われていた硫黄山噴火を想定した避難訓練関係者の車以外・・・無しでした。
登山道入り口から・・除雪した雪を乗り越えて・・。
駐車場の皆さんに登るのを心配して頂きましたが
「和かんじきも、スノーシューもないので、すぐギブアップして降りて来ますから~」と
最初はトレースがあり・・爽快に雪道を。
2合目まで行って帰って来たと言う2人連れとすれ違い・・
「じゃあ2合目まで楽勝や・・その上何処まで頑張れるかやね・・」
しかし・・・
トレースは県道へ・・本来の歩道はトレース無し
「どっちに行く?」「もちろん本来の歩道でしょう!!」
まあ最初は20cm~30cmの積雪・・
しかし傾斜が急になるにつれ、膝を越え・・吹きだまりによってはそれ以上
「進まん・・・」「さすがに硫黄山まではいかんと~~」
先日買ったアルパインパンツ大活躍です。
この時男の子服装は、普通のズボンにゲーターのみ
「めっちゃ寒い・・・」「めっちゃ暖かいよ~~~」
硫黄山付近まで来ると、県道からのトレースがあり・・・やれやれ・・しかし寒いこと
良い感じの雪景色です~~。
やっと1合目・・沢も橋も雪の下
吹きだまりも多く
2合目・・・この先にトレースは有りません
見えない岩や段差に転びながら・・「めっちゃ楽しい~~~」「めっちゃ寒い」
寒くて「足の指が凍りそう・・・気分悪くなってきた..」「アルパインパンツ履いたら」
「履くけど・・もう帰ろうや......」「え~~~ここで・・・」
「あ~ぁ・・もっと行けたのにね~~~」「・・寒いし疲れた~~・」「じゃあ~滑って降りよう~~」
雪の重みで垂れ下がり邪魔な枝の雪を・・わざわざ突いて・・雪落とし
「きゃ~~~。これで次に通る人は、中腰にならずに楽やろう」
「まあ確かに・・しかしそこまでせんで良いやろう」
邪魔な枝があるつど・・・こんな感じで・・遊んで下り。
登山者カウンターの所の吹きだまり・・
越えると・・好転するハズの天気が・・ますます吹雪になり・・・・真っ白
どうしてもやりたかったらしく
しかし・・もがけばもがくほど・・お尻がめり込んで・・「起きれん」
二人分の跡といつもの構図で記念撮影
傾斜の有る所では、お尻で滑ろうとするも・・雪が深く・・思うように滑らず。
ここは何処でしょう・・?と言いたくなる雪景色
まだ余力が十分あるので・・トレースの間違った所をわざわざ修正して
通れないほどに垂れ下がった枝を
手で・・揺らし・・雪を落とすと
軽くなった枝が跳ね上がり・・更に上の枝に当たり・・「きゃ~~~~」「確かに通れる様になった」
これがえびの高原でしょうか・・
休憩のためベンチとテーブルの雪かきを・・
座ってコーヒーを飲むも・・・・長居はできず休憩にならず
「ここは急や~~~」最後の坂で初めて気持ちよく滑れたようでした。
避難訓練も終わり・・お店も全て休店・・だ~れも居ないえびの高原駐車場
車の中に雪を持ち込まないように・・タワシで雪を払い・・
念のためシートを広げ、その上にザックやウエアーを置き、心配してくださった方々に下山を報告し
ますます吹雪きだした県道を・・チェーンを付け2WDにして下りました。
女の子は4合目のいつも吹きだまる所まで行く気合い十分だったので欲求不満ぎみ。
男の子は4週間ぶりのお山歩で、たった200mほどの壺足ラッセルで疲れ果て、
更に寒さを我慢し震えが来て・・・ギブアップ。
我慢せず最初からアルパインパンツを履くべきでした。
帰り着く頃やっと暖まって来て・・「もう・・早く着たらって言うたやん」「・・・」
2016年の初山は韓国岳2.2合目までで、
今年も軟弱中途半端なお山歩からの始まりでした。
でも楽しく雪遊びができたので○としましょう。
今週末山の雪は雨で溶けてもう無いでしょうね~~。
でも行って見ようかね。