「10日夜から11日はやっぱり雨や・・・・・・」
「テント泊なしで行こうや~~」
当初は牧ノ戸峠から扇ヶ鼻や星生のミヤマキリシマを見て坊がつるでテント泊、
翌日平治岳を見て、撤収し牧ノ戸峠に戻る計画でした。
しかし10日夜から11日完全雨予報・・・。
1日で平治岳と扇ヶ鼻に行く方法は一つ
午前中、男池より平治岳往復、牧ノ戸峠に移動し午後扇ヶ鼻へ、
多少遅くなり扇ヶ鼻で日没になっても牧ノ戸峠に戻るには問題無しと
9日午後、博多で所用を済ませ、4食分の食材を買うために甘木インターで降りすぐ横のイオンへ
大胆に駐車場で、買ったお肉に味噌を付けて、冷やしておいた真空断熱フードコンテナに収納・・・
保冷剤無しで24時間後豚肉鍋を食べる予定です。
甘木で夕食を食べ、男池駐車に22時到着、すでに十数台の車が車中泊中。
最も奥の端に駐め車中泊・・・夜中車が駐車する気配は感じるものの朝まで熟睡し、
朝4時に起きて見るとすでに満車、しっかり朝食を食べ
「荷物どうする?」「いつものこのままで行くよ~~~」「・・・・」
用意をして6時30出発
前後する方達の面白い話をラジオ放送の様に聞きながら、2人は無言で・・黙々と
ソババッケでも休憩せず一気に~~大戸越しへ
8時40分大戸越しに到着「お~~~」「咲いてる~~」コーヒーを一口飲んで行きます。
登り専用道を、まだ渋滞も無く~~スムーズに
ほぼ満開です
岩の上から大戸越を見下ろして~~。両手を岩から離せず・・・腕が写った
良い感じですね~~
岩の上に登りたくて・・ウロウロしている人が一人
「そこから登る」
何とか立って~~
岩の上から撮りたかった坊ガツル方向の画像がこれ
この後岩から降りられなくなって・・ザックだけ先に降ろしその後なんとか・・
本峰斜面は~~
すれ違い渋滞もまだ無く9時25分山頂
西尾根端まで来て見下ろし~岩の上でパンとコーヒーで一服~~2人立つのがやっとの絶景ポイントを数分間占領
本峰を見上げると~~「ピンクの滝やね~~~」
戻る途中、すれ違った方に「宮崎からですよね~~ブログ見てます~」と声をかけていただき
本峰から下り~~~振り返り
この景色を再度見回し~~~今年もこの景色を見られた事に感謝
下山です。
大船北斜面は見る限りではもう少し?
ここで再度最終判断
「雨のテント泊なら坊ガツルに降りるし~」「肉も野菜も置いてきた・・」「え~~~じゃあ無しや・・」
「今から大船山行くなら扇ヶ鼻は無し」「今年の平治凄すぎで満足やから~~大船無しで、扇ヶ鼻がいい」
下山します。
時間的にお昼が近づいてきて・・パンをかじりながら一気に”かくし水”まで
再度数時間後”かくし水”にまた来ようとは・・・この時全く
12時丁度下山すると路肩も空き地も恐ろしいほどの車、
うどんとおにぎりで昼食をすませ~~牧ノ戸峠へ
途中大曲から見上げると~~ピンク一色「あの斜面どこ」「星生から北に延びる尾根や~~」
牧ノ戸峠に着くと、もう下山する方も多く、運良く空きスペースに駐車でき、
期待を膨らませ再度用意をして、今日2度目のお山歩開始~~~が!
しかし数十m登って「ない」「何が」「母ちゃんの写真
」「最後に見たの何処」「大戸越しで写真撮った時」
その後”かくし水”まで何も取りだして無いし・・・ザックも下ろしてない・・
「かくし水までなら今からでも往復出来るぞ」「探しに行く」
再度男池駐車場へ・・・そしてトイレやお店を確認し・・・かくし水へ・・
ザックを置いた所を探しましたが結局ありませんでした。
男池駐車場に戻って「もういいは・・・」この時点で16時前・・もう扇ヶ鼻は無しです
「これからどうする?」「牧ノ戸峠で車中泊して、明日朝雨でも扇ヶ鼻行こうか・・」
「わかった・・・その前に温泉はいろうや~」
せっかくなので、ハゲの湯まで行き家族露天岩風呂へ・・駐車場で車中泊も出来き
温泉蒸気の蒸し釜も使えますが・・火気が使えない=鍋が出来ない=ここでは車中泊無理
牧ノ戸峠に戻り・・・しかし駐車場は火気厳禁です。
ちょっと離れた所でフードコンテナに入れてきたお肉と野菜でこっそりお鍋
今まで生肉の常温保管記録は味噌付けをジップロックで8時間でしたが~~
真空断熱フードコンテナのおかげで24時間経ってもお肉はまだひんやり冷たく・・美味しくいただきました
駐車場は明日雨の予報のためか車中泊の車も数台で静か、22時には雨も降り出し、就寝しました。
車中泊2連泊目~~Xトレールの狭い車内で、食後の時間をゆっくり過ごす事もできるようになってきて、
キャンピングカーが『要る要らない、欲しいもったいない』の議論や、
私達の車中泊スタイルで最も『必要な装備は何か』など、更に明確になって来た気がします。
GPS計測で距離8.9km、時間5時間55分、累計標高差870mのお山歩でした。
実際は”かくし水”までの往復の登り30分下り20分が+です。
今年の平治岳ミヤマキリシマは時期的にグッドタイミングだった様で最高の状況で見る事ができました。
この景色を健康で見られた事に感謝です。
色々出来事が有ったのも何かの成り行きがあったと理解します。
翌日朝、牧ノ戸峠は雨と冷たい風、しかし由布岳が見えるほど視界が広がっていて・・・・合羽を着て行きました。
それは次で。