「快晴じゃ無いけど晴れや~ガスってない」
「風もなさそう~~」
朝起きると、廊下のストーブは点いていて・・部屋も+気温で~~やれやれ
「まず温泉入って来ていい~~時間ある?」「ここで朝風呂・・朝食に間に合えば・・」
私は朝お風呂に入ると1日中お疲れで調子が出ません・・まあ人それぞれで
朝食を済ませ8時出発、高曇りで日差し無し・・・しかし基本晴れ!!!
三俣山も~~ガスってません
アイゼンは雪が多いので今日も要らないであろうと・・・無しで
微妙な所はステップを切りながら・・
眼下に坊ガツルや大船山や平治岳が見え始め~~
夜中出て行かれる方の物音が聞こえていましたが・・・白い山肌が真っ赤に焼けた朝日が見えた事でしょう
登山道に岩が露出している所は無く~~ギュギュと雪道を楽しみます。
寒くなるのを予想して一枚着足して北千里浜へ、ここから冷たい風が吹き下ろしてくるハズ・・・
しかし「冷たい風が吹いてこない~」ほぼ無風~~ラッキーです
周りを雪景色に囲まれた北千里浜を~~
実はこの平面、氷の上です・・場所によっては踏み抜き・・下には水が流れていて、靴が水没かも
靴25cmで全重量75kg弱の私は慎重に踏み跡をたどり・・・それでも数回踏み抜き・・しかし大事には至らず
久住分かれへの登り
「後見て~~三俣山~~格好いい~~」「うん・・」「たったそれだけ~~」
標高を上げると更に~~凜々しさを感じます
三俣山も積雪多そう~~「何人かラッセルしてる~~?」「ミヤマを傷めなければいいけど・・」「そっち・・」
久住分かれにもう少し・・・確実にステップを作り登ります
「きゃ~~」景色に感動かと思いきや「・・・凄い人」
確かに今までちらほら数人だったのが・・・久住山頂付近には行列が・・・
「阿蘇凄い~~格好いい~~」
閉鎖中のバイオトイレの裏で・・体調を整え・・・もちろん持って帰ります。
星生崎への登り~~深い所は股まで有って~~
トレースはアイゼンによって平に耕された斜面で、そこのほんの横をステップを刻みながら
またこれが楽しい事~~久しぶり~~~
この楽しさも~~もう少しで終わってしまう~~
「もう一回下りて今度は和かんじきで上がって来て良いかな~~」
わざと無視か・・・聞こえずか・・行ってしまい・・
登り切り・・・楽しい時間はあっという間にすぎ・・・
星生崎の岩はさすがにスルーして
「あそこのピーク何処??」「何処って・・星生やろう」「そうか~~雪で全然感じが違う~~」
「おいおい・・今何処登ってるんよ、ところでさっき聞こえた~」「聞こえたよ~~」「・・・・」
雪のミニミニ岩場縦走路です
岩の表面も凍って無く足がかりも手がかりも普通で・・少しガッカリ・・・でもまた雰囲気が変わり楽しいこと~~
岩が終わり尾根道へ~~
ビューポイントで~~~あっちこっち~~またあっち
三俣山と歩いて来た北千里浜~~、その奥は大船山と平治岳
歩いて来たミニミニ岩尾根と~奥に久住山
久住山の尾根には蟻さんがずらりと並んで~~~大行進中
星生山への登り、「先に行くよ~~」
山頂に着くと~~
可愛い女性が「ノーアイゼンで登って来たけど・・このまま(くじゅう分かれに)下りる事出来ます?」
「私達アイゼン無しだし~~~」「ここまでアイゼン無しで楽しかったやろ~~」
「いえいえ・・・」
「ステップたどれば楽しく下りられるが~~」とまあそんな話から
小心者で・・普段挨拶はしますが、それ以上お話する事の少ない私達がなぜか~~
「一緒にホットサンド食べよう~~」
寒い中引き留めランチをしながら色々な話を、何と彼女はモノクロの山の写真を撮ってるフォトグラファー
記念写真を私も画像エディタで白黒にして見ました。
そして2月に写真展ColorⅢを開くと~~
「近くならね・・・・行けるけど」「行けない距離じゃないけど・・ちょっと遠いね~~」
お近くの方は是非行ってみてください。
(いただいたパンフを無断で載せました・・・まずいなら言って・・)
お別れし下り始めて・・・
「ホットサンドの画像も・・山頂お決まり構図も撮らなかった」「名前も聞かなかったね~」
なんだか不思議な楽しい出会いでした~~~。
「彼氏を山好きにしなさいね~~~」「二人で行くと楽しいよ~~」
次は
3.お別れし、星生西尾根を下り牧ノ戸峠まで靴で滑りながら雪道を楽しく走って下り~
牧ノ戸峠から雪たっぷりの自然遊歩道をソリで・・・・?長者原へ、帰路はピッツア轍に寄って~(3/3)