「カタクリの季節やね~~」
「何処に行く・・」
「雁俣山か京丈山か目丸山やね」
ブログ友のバボザルさんが二本杉峠から雁俣山経由京丈山で往復6時間弱かかったみたい。
「7時間かかるとして15時には下山したいから、登山口を8時出...宮崎を5時前に発...起床は4時・・・」
この日は車中泊もできないし4時起床は却下、せめて6時起床ならと・・、
距離も短い目丸山往復に、時間が有れば京丈方面に行ってみるで決定!
宮崎を6時30分出発、九州自動車道松橋インターで下り美里町方面へ。
内大臣橋を渡り、数ヶ所の分岐(すべて目丸山→の標識有り)を経て青石林道へ。
登山口9時10分到着、すでに数台の車が駐車中「ほとんど県外車や・・」「自分達も県外車やん」
用意をして9時40分出発
「地図と違うな~~」しっかりとした登山道ですが、山地図や1/25000に記載されている登山道は尾根道ですが、尾根の南斜面をトラバースします。
杉林でこんな方と数mの至近距離ですれ違いました。
「だれ!!!今の」「タヌキじゃないね・・イタチかテンに見えたけど」
「何ですれ違うの!普通逃げるでしょ~~」「仲間と思ったじゃない・・」チラッと振り返り・・去りました。
急な坂を登り尾根にでました。「これで地図の登山道に合流や」「良かったね~~」
気持ちの良いブナや落葉樹の登山道を・・・進みます。
稜線に出て目丸山方面に行くと「会った・・・」
一度下り登ると、そこからはいたる所に・・・今年も会えました。
登山道の脇にぽつぽつと咲いているので、なかなか先に進めません。
画像の中で咲いている株は2株ですが、まだ咲かない若い株が沢山写っています・・・。
「数年後は沢山咲くね~~」「楽しみやね~」
これぞカタクリ!まだらの葉2枚、下を向いてピンク6弁の花びらが反り返り、中心部に濃い夷模様あり、雄しべは長短3個づつ6本・・・。色の薄い株も有りました。
やっと山頂に着き、いつもの構図で・・。
切り株の沢山有る所で早めのお昼をゆっくりと、
好評だった、乾燥野菜入りチャンポンです。乾燥キャベツと乾燥ニンジン大好評で在庫が減ってきました。
京丈山方面に少し行ってみましたが・・、赤テープは有りますが踏み跡はほとんど不明瞭ですぐに止め戻りました。
傾斜の緩い稜線を下山します。密生はしていませんがずぅ~~と咲いています。
立ち入り禁止のロープより登山道側にもたくさんあって、踏まれそう・・。
中に入らない様にって、ロープが有るし、「入らないで....」って書いてあるのに・・・
ロープの中に登山靴の足跡と・・・こんなになったカタクリが・・・悲しい事です。
尾根をどんどん下って、13時10分に下山しました。
GPS計測で距離6.4km、時間3時間45分(停止1時間5分)標高差480mのお山歩でした。
(登山道は地図上の道と違っていても迷いの可能性は全く有りませんし、下山時の尾根の分岐も大丈夫です)
このまま帰るには時間も早いし、少し遠回りして道の駅スタンプを押すために初めての『道の駅通潤橋』へ、
こんな物が・・杉の葉を刈り込んで作られていました。ロッソ熊本のキャラクターとくまもんでした。
帰り道の松橋インターまでの道のりで、郊外タイプのお肉屋さんと石釜のパン工房が数ヶ所有る事が気になってました。
当然寄り道し、お肉は約3000円のお買い上げ、
パンは『きねつき石窯パン工房ぴのきお』で、出来たてホヤホヤの食パンを4枚切りで・・・お買い上げ、
パン屋さんの駐車場で
「これ今このまま食べた方が絶対美味しいって」「・・・食パンってこんなだっけ」「やろ~
」
周りのみみがパリ!中がモチモチで美味しかった。翌朝の朝食で食べ切りました。
目丸山のカタクリは広範囲に広がり、しかもまだ開花しない若い株が沢山有った事がうれしく思いました。
動物の食害と人間の害に遭わなければ、数年後ももっと沢山咲くでしょう。
カタクリは蜂や蝶で他家受粉し、種子を蟻が運び、発芽して数年後葉が2枚になり8年後にやっと花が咲く、
自然界のバロメーターみたいな物ですから、もっと増えて咲いて欲しいです。
「来週はどこ行こう・・」、「近場でないと無理や」「...近場ね~~ドアtoドアで6時間コースか・・」