「毎日合羽を着たね~~~」
「こんな事初めてやった~~~~」
とりあえず簡単に、ご報告です。
30日、仕事を終えすぐに神戸行きのフェリー乗り場へ19時発(船中泊)
10月1日8時神戸港着、
ひたすら名神、東海北陸道と高速道を走り、飛騨高山平湯あかんだな駐車場に13時半到着
すぐにシャトルバスで上高地へ
日曜日の夕方、上高地は下山する沢山の登山者で溢れていて・・・
皆さんと逆方向、小梨平キャンプ場へ(テント泊)
10月2日(涸沢小屋泊)
上高地は朝から小雨・・・
「2日は唯一晴れ予報だったやん・・・」「そうなんだけど・・・山は全部雨になった..」
合羽を着て・・涸沢まで15km6時間半冷たい雨の中を・・・3000mの稜線は吹雪だったとか!!!
涸沢に着くと「紅葉はバッチリや~~~~~」雨なので涸沢小屋泊まりです。
6畳のお部屋に5組のペア10人が寝る事に・・・他の部屋は6畳に16人とか訳のわからない状態
しかし、こんなに楽しい出会いも滅多に無いぐらい楽しい時間を過ごさせていただき!
10月3日(穂高岳山荘泊)
北穂高岳に上がり涸沢岳経由で穂高岳山荘の予定でしたが・・・雨は止まず。
安全第一!(少し言い訳)直接穂高岳山荘にザイテングラートを登る事に
涸沢は雨でしたが標高を上げると雨は止みガスガス・・・
晴れて居れば真下の眼下に紅葉が見られるはずなのですが・・・ガスガス小雨
夕刻ガスがとれ~~~~
涸沢カールの紅葉が~~~~
「この景色を見ながら北穂から稜線歩きたかった~~~」
「でも本当にこの成り行きで良かった。私達が・・・だったかも」
そのわけはまた
10月4日朝
天気高曇り日差し無し、気温ー5℃、風速20m/s・・・・30分ほど歩くと、寒いなんて物じゃ無く
動きを止めると自殺行為とも思える中、岩陰で持っている全ての衣類を着
何とか奥穂高岳を越え・・・吊り尾根を前穂高岳へ
「見て~~~~~凄い!!」
稜線から見下ろす涸沢カール~~そして横尾の谷の雲海の向こうに常念岳や蝶ヶ岳の峰峰~~その向こうは松本
風速15m以上の横風と寒さに耐え前穂高岳山頂へ
見わたす限り標高2500m以下は雲の中~~~北アルプス北部の山や槍ヶ岳、常念の山々だけが~~~
反対側の乗鞍、御岳、中央アルプス、南アルプスも島の様に
沢山の画像はまた後日
岳沢をひたすら下る頃には風も無くなり日差しが
真下に岳沢小屋も見えて来て~~~
見上げると今通ってきた奥穂から前穂への吊り尾根の稜線が~~~~~見え始め
そして周りは紅葉~~~~
岳沢小屋のブログを見ると「4日が今年の紅葉のピークでした」と、視界が開けたのはお昼前後数時間のみ
正にこの時~~~
前日も雨、翌日は午後から雪だったそうです。
約8時間で標高差1900mを下り
小梨平で預けたテントを受け取り、キャンプ場でテント泊の予定でしたが・・・ケビンが空いていたので
売店でお肉や野菜を買って、お風呂に入ってケビン泊宴会
「明日午前中だけ晴れ、後雨・・明後日も雨・・・西穂高岳は止めて、もう降りようや」
「賛成~~~乾杯~~~」って事に・・・軟弱2人の有り有りパターン
10月5日朝
上高地も寒い事、気温5℃「宮崎の真冬や・・・・」
昨日通った稜線を眺め~~~お別れを
上高地バスターミナルのお土産屋さんで大量のお土産を買って・・・
「ここで買うと高いって・・」「でも・・・」
シャトルバスで、あかんだな駐車場へ・・駐車代3000円を支払い(600円×5日)そして~~
飛騨牛を専門店で食べるため飛騨高山へ
宮崎牛と食べ比べ・・・やっぱ違います。結果はまた後日
その後2人とも行った事の無い世界遺産白川郷へ
「なんここ・・ガッカリやね~~~」「なんだかね・・・や」が2人の印象・・その訳もまた後日
宿泊場所をめぐって色々あり・・結局、飛騨高山のビジネスホテル泊
夕食は飛騨料理を食べ・・「もう食べられん~~」「ここ数日で絶対太った!!!」
10月6日
ゆっくり起きて、宮崎に向けて1200kmドライブ~~~
予報どおり低気圧とすれ違い土砂降りの山陽道を走って、22時山口県美東SAで車中泊
10月7日朝5時
起きるとパラパラだった駐車場は仮眠中の車で完全満車状態に・・・・3連休の始まりですからね~
24時間営業のスナックコーナーで朝食を食べ、またひたすら走って
10時「うちんちの山や~~~ただいま~~~」霧島連山が見え・・・帰って来たと実感が
ETC割が効いて、飛騨清見ICより宮崎ICまで普通23300円が16000円に~~この差は大きいです。
今年のアルプス山旅は終わりました。
当初計画の半分も歩けませんでしたが
今回は思ってもみない楽しい方々との出会い
3日間合羽を着た事など滅多と出来ない経験が沢山あり
また何より
涸沢の紅葉を稜線の上から見たいとの目的も達成でき
ピンポイントで涸沢や岳沢で紅葉のピークを見られた事が、私達には短い実質山2泊3日でしたが最高の山旅でした。
またボチボチ詳しくUPします。
1.涸沢経由奥穂高岳周回 移動と前泊(9月30日、10月1日)
2.涸沢経由奥穂高岳周回 1日目(10月2日)
3.涸沢経由奥穂高岳周回 2日目(10月3日)
4.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目前半(10月4日)
5.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目後半(10月4日)
6.涸沢経由奥穂高岳周回 ぶらぶら後泊と帰路(10月5日、6日、7日)