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「親子鷹」箕島が甲子園に帰ってきた

2013年08月02日 08時00分00秒 | スポーツ
 いよいよ夏の甲子園が始まります。
31日、全国49代表校が出そろいました。

 さまざまなドラマを演じながら地方大会を
潜り抜けてきた49校。甲子園では新たなドラマを
見せてくれることでしょう。

 さて、春夏連続出場を果たしたのは11校。
一方、初代表を射止めたのは10校でした。

 史上8校目となる春夏連覇を狙う浦和学院、
史上7校目となる夏連覇を目指す大阪桐蔭。
この両校がファンから注目を集めるのは間違いないでしょう。

 また、再試合の末に13年ぶりに代表校となった
広島の瀬戸内の試合ぶりも、多くのファンの目を
ひきつけることでしょう。

 そうした中、楽しみな学校が甲子園に帰ってきました。
29年ぶりの和歌山代表、箕島です。

 もうそんなに甲子園にご無沙汰していたの? って
思うくらい月日の経つのは早いものです。

 その箕島。尾藤スマイルでおなじみだった
尾藤公監督時代に4度も優勝に導いてきました。
一昨年に亡くなられましたが、今回の監督が
その長男の強さんです。

 高校時代は監督と投手ということで「親子鷹」として
注目を集めましたが、残念ながら甲子園への道は通じませんでした。

 その長男が今度は監督として、果たせなかった夢を実現したのです。
会社員として野球とは縁がありませんでした。だが、OBからの熱心な
誘いで昨秋、コーチになり、今年春から監督になりました。

 それまで指導の経験はないということですが、
監督就任後すぐに甲子園出場を果たしたことは、
やはり父親の指導の上手さを引き継いでいるのかも
知れません。

 果たして親子二代にわたって、名将ぶりを発揮するか…。
全国から多くのファンが関心を示してくれることでしょう。

 抽選は5日。暑い夏を高校野球がもっと熱くしてくれるのでは
ないでしょうか。