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育成の大切さ

2013年08月05日 08時00分00秒 | スポーツ
 どの競技でも同じことがいえると思う。それは「育成」だ。
トップの強化を図るには、まず基本をみっちりたたきこむことは
言うまでもなく、大切なことである。

 先日、ある競技団体の強化責任者と話すことがあった。
そのひと曰く‐。
 
 「最近の選手は器用なプレーはする。しかし、自分で局面を
打開する力が不足している感じがしてならない。
 指導者が勝敗を重視する傾向にあるため、幼少のころから
どうもそちらに目が向きすぎているのではないか。
 基本をしっかり教え込む時間が少ないのだろうと思う。
だから今、トップの強化にしても前だけを見るのでなく、
時には振り返って基礎練習の反復をすることが大切だろう」

 全面的ではないにしろ、ある程度はそうした指導も必要だろう。

 育成方法の根本をもう一度、見直そうということらしい。

 基本の反復⇒育成が重要なことは言わずもがなである。

 そういった趣旨のもとにスタートした大会の一つに
ハンドボールの日本リーグ機構が打ち出した施策がある。

 「ジュニアリーグ」である。
日本ハンドボールリーグ加盟チームの傘下に
小学生(ジュニア)チームを設立・運営しようという動きだ。

 今年で3年目を迎えるが、東西2ブロックに分けて大会を開く。
今回は東ブロックに3チーム、西ブロック女子に1チームが当たらに参加する。

 それぞれリーグ戦で順位を決め、各ブロック1位が
来年3月の日本リーグプレーオフ決勝の前座で優勝決定戦を行う。

 彼ら、彼女らに大舞台に立てる夢を共有させることで
将来にわたってプレーする楽しみを持たせる企画だ。

 今回は東西とも8日から3日間開かれる。
東ブロックが愛知県一宮市総合体育館、
西ブロックが広島市の広島サンプラザホール。

 ちびっ子たちの楽しそうな歓声がホールに充満し、
将来のナショナル選手誕生につながることを楽しみにしている。