阿武隈の農村の風景を見ながら走るのが好きです。
夕暮れの山肌に農家の灯りが見えると、しんとした懐かしい気持ちになってしまうのは私だけではないでしょう。
今日も自宅から数十キロ先に、走ったことのない細道を発見することができました。
この廃屋は酒屋さんの看板が付いています。でも不思議なことに、ここはご覧の通り幹線道路からは外れているし、周囲に民家など全くないのです。お客はいたんでしょうか。
少し先に案内地図を発見しました。2001年には25軒ほどの集落だったようです。
もともと「限界」だったんでしょうけど、震災がとどめを刺した感じでしょうか。
山から人々の生活の灯りが消えてゆくのは寂しいことです。
よそ者の感想にすぎませんけども。
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