今まで何回も浄土平まで遊びにきていますが、大変そうだという理由だけで吾妻小富士に登ったことがありませんでした。今回初めて登りました。上の写真は、その途中から見下ろした、レストハウスと一切経山です。
うちのYZF-R25がセローとジクサーの間で幸せそうです。
まあ、なんでしょうか。
写真とかでこういう景色が見れるのはわかっていましたが、リアルに目で見てみると、圧倒的な迫力。ここは月か火星かと。月並みですが、百聞は一見にしかず、ですねえ。
その翌日は、さすがに疲れたのでバイクではなくクルマで、いわき市の白水阿弥陀堂を久しぶりに、おそらく20年ぶりくらいですが、拝観してきました。以前来た時は家族が一緒でしたが、今回はついに私一人となりました。
来週あたりは銀杏がいい感じに紅葉してくれそうです。
阿武隈川沿いを走る阿武隈急行。
丸森町あたりは川幅が急に狭くなる関係で、大雨が降ると信じられないような水量となる場所でもありますが、これからの季節は紅葉と川の流れの爽やかな車窓が楽しめそうです。
写真はあぶくま駅。通勤通学の時間帯には混み合うのでしょうか。
常磐道、常磐富岡ICのすぐ西に、坂下ダムというのがあります。
坂下がダムに沈むずっと以前の話、坂下長者と呼ばれる人が住んでいました。坂下長者の娘で、川内村の糠塚にお嫁入りした小夜姫が、楽しみにしていた初めての里帰りで山中に迷い、泣く泣く糠塚に引き返したという悲しい話が残っています。その疲れた足を冷やしたという湧き水が「小夜姫の涙」と呼ばれているのですが、今でもあるというので、以前から行ってみたいと思っていました。
そこに至る林道は、原発災害やら台風やらでずっと通行止めになっていたのですが、今日、行ってみたら、なんと通行止めが解除されていました！
おかげでダム反対側も、初めて見ることができました。
これが「小夜姫の涙」ですね。写真がわかりにくいんですけど、中央に水の出ているパイプと、誰かが置いた白いコップがお分かりいただけるでしょうか。木の鳥居が、いつから立っているのか朽ちてきていて、歴史を感じます。
こちらの鳥居は、大山祇神社 奥の院と書いてあって、獣道さえないところを指しています。どんないわれがあるのかわかりませんが、山でこういうのを見つけるとちょっと怖いですね。
整備されたばかりのようで走りやすい林道でしたが、渓流釣りの方もお見かけしました。皆様もどうぞご安全に。
