日々のブログ

バイクとか、パソコンとか、

陸奥の真野の草原(かやはら)

2023-06-29 20:08:55 | 日記

蒸し暑い日が続きます。

仕事から帰宅後、エアコンのスイッチを入れて部屋が冷えるまでの間、薄着のままバイクに乗って、夕涼みしてまいりました。

南相馬市桜平山公園にある句碑です。

万葉集の笠女郎(かさのいらつめ)が詠んだ「陸奥の真野の草原(かやはら)」は、検索すると今では当たり前のように福島県南相馬市鹿島区真野ということになっていますが、私が小学生の時、教師が「候補地が宮城県にもあって、そちらが正解だろう」と言っていたのが記憶に残っています。

松尾芭蕉が宮城県石巻市真野字萱原という、そのものずばりの住所地を訪れているそうで、その説は説得力があったんだと思いますが、今では南相馬が正解とされているようです。

奈良時代の人にとって、ここはどんなイメージで見られていたんでしょうね。

この場所は私が子供の頃、広いグラウンドと、その東側が野草園、南側が植物園として綺麗に整備され、散策するにはとても良いところでしたが、年を重ねるごとに荒れてきてしまい、残念です。

昔は子供の数も多く、グラウンドでは部落対抗ソフトボール大会とか、賑わったものでした。

(「部落」はなぜ差別用語になってしまったんでしょうね。部落差別問題があったのはわかりますが、部落という言葉自体が否定される理由はないと思うんです)


昭和48年頃。戦争の後始末した記憶

2023-06-27 22:55:36 | 日記
時々思い出して妙に気になるのです。

50年ほど前、私は小学校高学年でした。
ぼんやりした記憶ですが、バスで、福島市だか、いわき市だかに遠足に行きました。
バスのなかで先生に、おまえはチョロチョロしてないでじっとしていられるやつだから、ちょっとこれを持ってなさいと、薬品のガラス瓶を持たされました。
「落としたら大変だから落とすなよ。ここで処分してもらうんだ」
バスは寄り道をして工場のような所で止まりました。

あの薬品は何だったのか。あの場所はどこだったのか。
「学校で、戦時中の集団自決のための青酸カリが見つかった」
そんな事を先生が言っていたような気がするのです。

頂上まで車で登山できる山

2023-06-25 21:39:17 | 日記

旧東和町、二本松市百目木の羽山(麓山)が、北口からだと車で頂上まで登れるというネットの情報を得て、897mもある山なので半信半疑だったんですが、行ってみることにしました。

対向車が来たらすれ違えない、急な坂、苔で滑る舗装で、大変な道路でした。バイクで来なくてよかったです。

何はともあれ本当にてっぺんまで登れてしまいました。すでに4、5台の車がいて、皆さんそれぞれに休日を楽しまれていました。

360度見晴らしが効く、素晴らしいところでした。

他にも夏無沼と、木幡の三重塔を見てまわったら、日頃の運動不足がたたって、膝が笑うという初めての経験をしました。老化を感じる今日この頃ですw


道の駅 東和。東和の昔話 

2023-06-18 17:30:26 | YZF-R25

今日はとても暑かったです。長袖Tシャツの上に夏用ライダーズジャケット一枚で全然寒くない。

何か美味しいご飯のお供はないかと思って、道の駅東和に行って(「ふきのとうの佃煮」を買ったんですけど)、とても良いものを見つけました。紺野雅子さんという方が自費出版された、昔話の御本です。

紺野さんは私の親と同世代の方で、語り部をしていらっしゃるんですね。

方言そのままで書かれていて(もちろん私は理解できますが)標準語訳が必要かなと思うような言葉の面白さがあります。

そしてやはり女性目線で、お見合い、結婚、出産にまつわる風習が詳しく記録されているのがとても貴重だと思いました。


久しぶり300kmツーリングする老人

2023-06-17 18:29:21 | YZF-R25

300kmになると、日帰りツーリングとしてはだいぶ走ったな〜という感じになってきます。

今年還暦を迎えるんですが、ここ半年くらい急激に体力の衰えを感じておりまして、明日は1日寝込むかもw 

昨日、整形外科で肩に痛み止めの注射をして、今日はツーリングをしているという、我ながら何かこう必死めいています。独り者なので家にじっとしていると気が変になりそうですし。

オートバイは精神衛生に良いという話を聞いたことがあります。事故ると危ないから医者も大っぴらには勧めないんでしょうけど、自分は良い趣味に出会いました。

余談ですが、走っていると、若い頃は後ろから必ず白バイが追いかけて来たものですが、震災後は(震災と関係あるかわかりませんが)白バイをとんと見かけなくなりました。まあ油断しないで気をつけて走ります。

母成グリーンラインを南から1往復半、そこからゴールドライン、そしてスカイラインと、定番のコースを走って来ました。